投稿日:2024年4月15日 | 更新日:2024年6月9日
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今回は、金沢ワーケーション5日目の記録です。この日は、今回のワーケーションで唯一、1日中観光ができた日でした。
舞台は北陸鉄道の石川線。マンホール巡りにレトロ駅舎、神社参拝、ご当地グルメと、自分好みの場所を訪ねてきました。
【本編の前に】
令和6年(2024年)能登半島地震により被害に遭われた皆さまへ、心からのお見舞いを申し上げます。
ご紹介するスポットの現在の状況は、公式サイトよりご確認ください(記事の最後にリンクを載せています)。金沢を中心に石川県への旅行に興味を持つきっかけにしていただければ幸いです。
では出発です!
※写真は2023年4月撮影のものを使用しています。
野町駅を出発し、野々市駅へ!
今回のルートはこんな感じ。電車とバスと徒歩で移動したのですがなぜかうまく表示できないので、徒歩限定ルートで表示してます。
午前9時ごろにホテルを出発。歩いて4分ほどの場所にある南町・尾山神社バス停(北鉄バス)から乗車し、野町駅方面へ向かいます。
香林坊を過ぎ、犀川大橋(さいがわおおはし)を渡り、バスに揺られること約10分。野町バス停で下車しました。ここから歩いて3~4分の場所に野町駅があります。
住宅や町工場、飲食店が並ぶ静かなエリアを歩くと、野町駅の姿が見えてきました。
野町駅から野々市駅へ
こちらが野町駅の駅舎です。駅前にバスターミナルがあり、それに沿ってカーブを描いた独特の形をしています。
屋根の看板には、野町~鶴来(つるぎ)駅間が28分で移動できることが書かれてあり、白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)の玄関口であることを伝えていました。
券売機がレトロ懐かしいボタン式!2枚以上同じ切符を買うときに押す用のボタンもある!鉄道旅好きとしてこれはテンション上がるな~と思ったのですが……
1日フリー乗車券を買える券売機はタッチパネル式でした。でも、1,100円で北陸鉄道の全線(石川線・浅野川線)が乗り放題はありがたいなあ。ちなみに子ども料金は550円です。
改札を通り、車両の中へ、天井の扇風機がレトロでいい感じです。
10時13分ごろに野町駅を出発!10時21分に最初の途中下車駅である野々市駅に到着しました。
野々市市って結構耳にする名前なのですが、駅自体は割とこぢんまりとした印象。駅舎はなく待合室のみで、単式ホーム1面1線の無人駅です。
駅から出たところで、初めて北陸鉄道の車両の外観(先頭部分)を確認できました!
言葉で説明するのが難しいのですが、野町駅だと構造的に車両の先頭部分が見えなかったんですよ。ホームの長さと車両の長さが同じで、車両の前側に立つことができないんです。これで何となく満足できました。
マンホールを撮りつつ、カレーのチャンピオンへ
野々市駅を出発して、マンホール蓋めぐりをしながら目的地に向かいます。何気ない小道にたたずむマンホール蓋。いい絵ですねぇ。
野々市市のマンホール蓋は、市の花木であるツバキが描かれています。背景の市松模様も和テイストでぴったり。ノンカラー版でもこれだけかわいらしいんだから、色がついてたらもっとかわいいだろうなあ。
特別に着色した蓋は、野々市市の市役所1階の上下水道課付近に展示されているそうです。気になる方はこちらもぜひ!
ツバキが描かれたハンドホール蓋も見つけました。こちらは色付き。赤・青・緑のハッキリとしたコントラストで存在感を放っていました。
消火栓の蓋にもツバキの花が!消火栓の蓋にも野々市市ならではのデザインが施されていて、ここまで来たかいがあったと嬉しくなりました。
憧れのカレーのチャンピオンを食す
野々市市駅から歩くこと約15分。カレーのチャンピオン 野々市本店に着きました。青い空に映える黄色と赤!
左側にある扉がお店の入口かと思ったら、事務所の入口でした。
お店の入口はこちら。顔出しパネルもありますね。入店したら券売機でお目当てのメニューの件を購入して席に着き、店員さんに注文します。
チャンピオンカレーの到着です。お店の写真を撮ってからここまでの時間、わずか7分!スピーディーにもほどがある(笑)
カツやウィンナーがトッピングされてるカレーも気になったけど、今回はシンプルなメニューを選びました。アルミの器にご飯とルーを混ぜてある状態のカレーライスが入ってるのが新鮮。たっぷりの千切りキャベツも新鮮。
辛いものが得意な私としては、結構マイルドな味わいでした。おいしかったです!レギュラーサイズ730円の良心価格もありがたい。
野々市工大前駅から鶴来駅へ!
カレーのチャンピオンを出発して住宅地を5分ほど歩いたら、野々市工大前駅に着きました。
野々市工大前駅は無人駅で駅舎はなく、入口には券売機と自販機が集まったコーナーみたいなのがありました。芝生の上におおらかに置かれている自転車がローカル線の駅って感じでいいですね。
野々市工大前駅を出発!緑豊かな車窓に癒されながら次の目的地へ向かいます。
鶴来駅のレトロ駅舎にうっとり
到着したのは、北陸鉄道石川線の終着駅である鶴来駅(つるぎえき)!
車両を降りてから改札を通るまでの時間が短くホームをじっくり見られなかったためか、駅名標らしい駅名標を見つけられず。
写真の清酒の看板と一体化した駅名標(?)を記念に撮っておきました。
駅の待合所の一部が博物館みたいになってて、かつて使われていた駅名標や備品などが展示されていました。
お待ちかねの駅舎外観!鶴来駅の駅舎は開業時から使われている(昭和に改築)木造駅舎で、赤茶色っぽい瓦ぶき屋根が印象的。
壁が下見板張りになっているのとあわせてか、ポーチの柱も下見板張りになっているのが個人的に好きです。あと上手く写ってないですが、ポーチの庇の上に北陸鉄道のロゴマークも見えます。
車両基地も併設されてて、電車が来るまでの待ち時間にチラッと見る楽しみもありました。写ってるのはおそらく7700系。群馬の上毛電気鉄道に乗ったときのものと似ている気がします。
旧加賀一の宮駅と白山比咩神社へ
鶴来駅前に白山市のコミュニティバス「めぐーる」のバス停があるので、こちらに乗って次の目的地に向かいます。1乗車100円です。
旧加賀一の宮駅の駅舎を尋ねる
白山市ののどかな街並みを見ながら「次のワーケーションはこんな場所もいいな」と思いつつ、バスに揺られること約10分。一の宮バス停に到着。バス停の正面にあったのが、こちらの旧加賀一の宮駅です。
旧加賀一の宮駅は神社前駅として開業した鉄道駅で、加賀一の宮駅と改称した後、1940年(昭和15)に現在の形の駅舎が建てられたのだそう。
左寄りの唐破風(からはふ)の玄関が印象的で、昭和初期の近代和風建築を伝える貴重な建造物として国登録有形文化財に登録されています。
現在は、多目的トイレ付きの休憩所や資料展示スペースとして活用されていました。美しい駅舎が第二の人生を歩んでいるところを見ると、いち駅舎好きとして嬉しい気持ちになりますね。
白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)を参拝
旧加賀一の宮駅のそばにこんな看板を見つけました。北陸鎮護の大社、白山本宮・加賀一の宮 白山比咩神社への案内板です。
「白山比咩神社 表参道徒歩5分」
「白山比咩神社 北参道徒歩10分」
少しでも歩く時間を減らしたい腰痛持ちおばさん的に選ぶのは表参道でしょ!ってことで徒歩5分ルートを進みます。
案内通りに歩くと大きな駐車場と休憩処があるエリアに入り、その先にこちらの一の鳥居が見えました。いよいよ表参道に入ります。
緑豊かな老杉並木とゆるやかに延びる石段。これは実際に歩いていただきたい。ものすっごく癒されます。夜に参拝して、参道沿いに並ぶ灯籠に明かりが灯された風景も見てみたいなあ。
写真を撮りながらゆっくり15分ほど表参道を歩いたら拝殿に着きました。有名な神社なだけあって平日でも観光客が多かったです。御神木の三本杉や神馬舎など見どころが多くて、とても良い時間を過ごせました。
白山比咩神社ってどんな神社?
白山比咩神社は、全国に2,000社以上ある白山神社の総本社です。
石川県、福井県、岐阜県にまたがる白山のふもとにあり、白山を御神体としています。
御祭神はククリヒメノミコト(=白山比咩大神)、イザナギノミコト、イザナミノミコトです。五穀豊穣や大漁満足、開運招福、家内安全、良縁成就などのご利益があるといわれています。
再び金沢へ!珍しい信号機を見つける
白山比咩神社を参拝して鶴来駅に戻り、北陸鉄道に乗って再び金沢へ。その後は行きつけのスーパーマーケット・マルエー 彦三店へ行って食料とおみやげを買ってホテルに戻りました。
道中で珍しい信号機を発見!赤字で「とまれ」と大きく表示されています。ネットで調べた感じだと、北陸地方で見られる信号機みたいですね。
夕食は1日目と同じくマルエー 彦三店のパック寿司。ここのお寿司、リーズナブルなのにおいしくてハマってしまいました。今後も金沢旅行に来たら食べてそうです。
金沢ワーケーション5日目の様子はこんな感じです。北陸鉄道を使えば金沢拠点でも白山観光が手軽にできると気づけたのは大きな収穫でした!次回は半日観光で金沢城公園を散策します。
▼紹介したスポットの最新情報は、公式サイトからご確認ください。
・北陸鉄道の鉄道情報
・野々市市マンホール
・カレーのチャンピオン 野々市本店
・白山市のコミュニティバス「めぐーる」
※ルート改正にご注意ください。鶴来地域のルート図と時刻表が参考になりそうです(2024年4月情報)。
・旧加賀一の宮駅
・白山比咩神社
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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鉄道を使った一人旅をこよなく愛するアラフォー女性。その土地、その土地の「日常風景」や「普通」に触れるのが好き。旅先で注目するのは駅舎、マンホール蓋、調味料、チェーン店(スーパー等)、レトロ建築、神社・寺、野球ゆかりの地など。
メディア掲載
・旅行サイト「トラベルjp」記事寄稿
・JR東海の観光キャンペーン「#ずらし旅 」アドバイザー就任
・その他、書籍に画像提供など
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Instagram:kanoe_kana