投稿日:2024年5月23日 | 更新日:2024年7月9日
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今回は金沢ワーケーション最終日です。この日は土砂降りと曇りを繰り返す不安定な天気だったのですが、ホテルチェックアウトから新幹線に乗るまでの間に最後の金沢観光を満喫しました。
石浦神社や金澤神社、兼六園をめぐります。では出発です!
【本編の前に】
令和6年(2024年)能登半島地震により被害に遭われた皆さまへ、心からのお見舞いを申し上げます。
ご紹介するスポットの現在の状況は、公式サイトよりご確認ください(記事の最後にリンクを載せています)。
金沢を中心に石川県への旅行に興味を持つきっかけにしていただければ幸いです。
※写真は2023年4月撮影のものを使用しています。
土砂降りの中、石浦神社を参拝する
今回のルートはこちら(表示されない場合は再読み込みするといいかもです)。ホテルを出発して石浦神社まではバスで移動。そこからは徒歩で回りました。
11時に6泊してお世話になったユニゾイン金沢百万石通りをチェックアウト。最後に観光する間だけ荷物を預かってもらいました。
傘が必要なくらいの雨足でしたが持っていなかったので、フード付きのウィンドブレーカーを着て出発。徒歩数分の場所にある金沢ふらっとバスの十間町バス停へ向かいました。
写真はバス停そばにある花屋さんで雨宿りさせてもらってる様子。バスが来た瞬間にダッシュしてバス停に向かいました。なかなかサバイバル(サバイバル?)。
バスに乗ること約10分。広坂・21世紀美術館バス停で下車。ここから歩いて石浦神社に向かいます。バスを降りたときは小雨くらいになってて、傘がなくても何とかなりました。
写真映えスポットがいっぱい!石浦神社に到着
3分ほど歩いたところで石浦神社に到着!外国人観光客がけっこうたくさんいらっしゃいました。
本多通りを横断していよいよ境内の中へ……。と、鳥居をくぐった瞬間再び雨足が強くなってきました(写真でもわかる雨粒の大きさ!)。幸いテントが設置されていたので雨宿りしながら天気が落ち着くのを待つことに。
ちょっとでもタイミングが遅かったら移動中にずぶ濡れになってたかも。運が良かったです。
15分くらい待ったところで参拝ができるくらいになりました。
石浦神社は古墳時代に創建された、金沢で最も古い神社です。オオクニヌシノカミやオオヤマクイノカミらを御祭神として祀っており、縁結びなど様々なご利益があると伝わっています。
- 縁結び、家内安全
- 厄除、八方、安産
- 仲執り
- 知恵
- 外難防御(陸上・海上・航空の安全を守る
- 制度、法律、刑法
歴史を感じさせる一方で写真映えスポットも充実しており、女子旅で参拝されている方もいらっしゃいました。
境内には鳥居が続く小径(左)と絵馬の小径(右)がありました。
石段あり、途中で分岐点ありと長く続く鳥居の小径。
その途中には、常夜燈台がありました。江戸時代後期には街道筋にあり、夜に灯される灯りが旅人の目印になっていたそうです。
見どころが多い石浦神社、なかなか楽しかったです。
石川護国神社とレトロ建築をめぐる
石浦神社の横に延びる百万石通りには、次の目的地である石川護国神社の立派な標柱が建っていました。というわけで、この道を歩いてみます。
Googleマップのナビによると途中で公園みたいな所に入るらしいのですが、なんか木が生い茂った野性味あふれる所に入り込んでしまった。
公園を出て道沿いを再び歩くも道に迷い、近くにいた警備員さんに訪ねるも「地元の人間じゃないから分からなくて」と言われ。
迷いに迷ってやけくそで歩くまくった結果……
どうにか無事着きました。石川護国神社は、明治元年の戊辰戦争の戦没者を祀ったのがきっかけで創建された神社だそうです。
何か催し物があったのか、境内いっぱいにテントが張られていたのでそこを避けるようにしながら参拝&記念撮影。
願掛けの五葉松というのが有名だそうで、絵馬にも松の絵が描かれていました。
石川県立歴史博物館と国立工芸館へ!
参拝を終えたら来た道をUターン。百万石通りを挟んで向かい側にレトロ建築が並んでいたので見に行くことにしました。
まずはこちらの石川県立歴史博物館。赤レンガの建物は、かつて陸軍兵器庫として使われていたのだとか。常設展では加賀藩の政治や文化、加賀や能登の祭りなどにまつわる展示が見られるそうです。
今回は時間がないので、建物だけを外から楽しませてもらいました。
近くにはエメラルドグリーンが印象的な洋館風の建物が。
こちらは国立工芸館といって、工芸文化の発信拠点として国内外の陶磁、ガラス、漆工、グラフィック・デザインなどの作品が展示されているそうです。工芸・デザインの専門図書館(アートライブラリ)もありますよ。
写真に写ってないのですが、国立工芸館はガラス張りのエントランスでふたつのレトロ建築がつながっている造りになってて、どちらも国の登録有形文化財の明治時代の建築物を再活用しています。
再訪したら展示も建物もじっくり楽しみたいですね。
いよいよ兼六園へ!最初に金澤神社を参拝
国立工芸館があるエリアから百万石通りを挟んで向かい側にあったのが、金澤神社です。正確に言うと、兼六園の敷地内にある神社になります。
神秘的!金沢の由来と伝わる金城霊沢
鳥居をくぐってすぐの場所に、気になるスポットを発見。金城霊沢をいって、金沢という地名の由来になっていると伝わっています。
柵越しにのぞき込むと、底がわからないくらい深い深い泉が。吸い込まれそうな魅力があります。
ちなみに金城霊澤が金沢の由来になったのは、芋掘藤五郎という人物がここの湧き水でイモを洗ってたら砂金が出てきたという伝説があるからだそうです。
「金洗いの沢(=水が溜まっている所)」で「金沢」か。なるほど~。
ご利益いっぱい!金澤神社の境内を散策
金城霊澤の霊水を汲み上げた手水舎の水は、水質検査もされている飲料水となっています。地元の和菓子作りに使われることもあるそうです。
貧血や心臓の衰弱に悩んでる人の効用もあると案内板にありました。私も飲ませてもらいました。
金澤神社の御祭神は、学問の神で前田家の先祖と伝わる菅原道真です。また、金運・災難除の神である白蛇竜神(白蛇さん)や、商売繁盛の神・白阿紫稲荷大明神が祀られています。
金運パワースポットの金城霊澤も含め、いろいろとご利益がある場所ですね。静かで緑豊かな神社でとても癒されました。
最後は兼六園の庭園を散策
金澤神社を出て兼六園の庭園へ。きれいな緑と水に癒されます。
台石込みで6.5メートルもの高さがある日本武尊(ヤマトタケルノミコト)像。兼六園といえば……とイメージするもののひとつです。
こちらは根上松(ねあがりのまつ)。まだ松が小さかった頃に盛土に植えて、徐々に土を取り除いて根が見えるようにしたものだそうです。
5,800平方メートルもある霞ヶ池。水面に映る緑もまた美しいですね。
そして、兼六園といえばコレを思い浮かべる人が多いであろう徽軫灯籠(ことじとうろう)と虹橋です。人がいっぱい&結婚の撮影をしているカップルもいて、無人の状態で撮るまで苦労しました(笑)
こんな感じでざ~っとですが、兼六園を散策して金沢駅へ向かいました。
北陸新幹線に乗って大宮駅へ!
新幹線に乗るギリギリまで観光を楽しんでしまい、駅弁を飼う時間を確保できず。駅ナカのセブンイレブンでおにぎりを購入して新幹線に乗り込みました。
出発時は全然ほかの乗客がいなかったのですが、高崎駅あたりから一気に乗客が増えて最後はパンパンでした。
大宮駅で降車して、新幹線を見送ります。このあと帰宅し、無事金沢ワーケーションを終えたのでした。
ホテルからふらっと散歩に行く距離に見応えがある観光スポットが点在する金沢は、わーケーションにぴったりの場所でした。お土産やグルメも楽しめますしね。
今度は季節を変えて訪ねてみたいなあと思っています。
▼各スポットの最新情報は公式サイトからご確認ください。
・石川護國神社
・石川県立歴史博物館
・国立工芸館|東京国立近代美術館
・金澤神社
・文化財指定庭園 特別名勝 兼六園|石川県
・金沢ふらっとバス 時刻表・ルート図(材木ルートを利用)
・北陸新幹線|JR東日本
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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鉄道を使った一人旅をこよなく愛するアラフォー女性。その土地、その土地の「日常風景」や「普通」に触れるのが好き。旅先で注目するのは駅舎、マンホール蓋、調味料、チェーン店(スーパー等)、レトロ建築、神社・寺、野球ゆかりの地など。
メディア掲載
・旅行サイト「トラベルjp」記事寄稿
・JR東海の観光キャンペーン「#ずらし旅 」アドバイザー就任
・その他、書籍などにに画像提供
『神々だけに許された地 秘境神社めぐり』
『一生に一度は参拝したい全国の神社めぐり』
『全国の神社 福めぐり』
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