投稿日:2021年12月6日 | 更新日:2023年9月28日
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今回は福島県の須賀川市にある須賀川駅をピックアップ。須賀川市がウルトラマンの生みの親である円谷英二氏の出身地ということで駅ナカも駅前もウルトラマンにあふれており、鉄道ファンでなくともフラッと途中下車して楽しめる駅かと思います。
写真はちょっと古いのですが、須賀川駅の面白さはきっと伝わるかと思います。では出発です!
※2021年12月現在の情報をもとに書いております(撮影日は2013年8月下旬)
東北本線の駅のひとつ、JR須賀川駅
夏の青春18きっぷで訪ねた須賀川駅。天気に恵まれ、背景は見事な夏の空です。
須賀川駅は東北本線に属する鉄道駅で、郡山駅からは電車で約12分、白河駅からは約23分でアクセスできます。
須賀川駅の基本情報
路線:東北本線(JR東日本)
東北本線の電車を見送ります。青春18きっぷの時期の東北本線は結構混みあうので、個人的には車両を増やしてほしい。高崎線や宇都宮線くらい(唐突な我儘)。
車両よりずっとずっと長いホームには、緑がたくさん植えてありました。
レトロな感じがする案内板。撮影から8年経ってますが、今も残っているのでしょうか?
最近は減ってきた、ホームと平行に設置されたベンチ。
須賀川駅は、プラットホームの片側に線路がある単式ホームが2面ある、2面2戦の構造です。現在いるのは下り線が停まる2番線ホーム。跨線橋を渡って、改札がある1番線ホームに向かいましょう。
跨線橋を渡り終えました。こ線橋の壁面も駅名標になっていました。ホームを支える擁壁はさまざまなブロックが積まれていて面白いですね。
須賀川は「M78星雲 光の国」の姉妹都市!?
1番線ホームを改札に向かって歩きます。ちょうど電車が来たところなので、ちょっと混み合ってますね。
・・・と、改札を通る前に気になるものを発見!シュワッチしてるウルトラマンとともに書かれているのは
「須賀川市は、M78星雲 光の国と姉妹都市になりました」。
M78星雲は、地球がある銀河系から300万光年離れた場所にある星雲じゃないですか。そんな遠くにある国と姉妹都市提携とは。すごいぜ須賀川市!
冒頭にもありますが、須賀川市はウルトラマンの生みの親である円谷英二氏の生まれ故郷というご縁で姉妹都市提携を結んでいます。
面白いものを見られたところで、改札も空いたので通りましょう。須賀川駅の改札は、自動改札機じゃなく交通系ICカードをタッチできる機会が設置されています。
改札を出たら結構広々としたエントランス。正面のパネルをよく見ると・・・
ここにもウルトラマンがいました!シュワッチする後ろには須賀川駅。そしてプリクラのフレームのごとく、周囲を花が取り囲んでいます。面白い構図ですね。
改札を出て左側には券売機とコンビニのNEW DAYS。
そして反対側には、須賀川市コミュニティプラザがありました。
行灯っぽい室内照明には、松尾芭蕉の作った俳句。
「世の人の見付けぬ花や軒の栗」
“世の中の人は見向きもしないけれど、軒に咲く栗の花は趣深い”って意味だそうで、須賀川で詠んだ句として『奥の細道』に書かれています。昔の須賀川は宿場町だったそうです。
松尾芭蕉が詠んだほかの句も照明に書かれているので、ぜひ現地に行く機会があれば探してみてください。
松尾芭蕉とウルトラマンの個性が融合した須賀川駅の構内は、なかなか個性的ですね。
駅舎とウルトラマンのツーショットは鉄板!
8月の終わりに訪問したこともあって、駅を出ると咲き終えたヒマワリがお出迎えしてくれました。
駅正面には広場とタクシー乗り場があります。あと、写真にはないですが、郡山駅方面などに向かう福島交通のバスや須賀川市内循環バスなどの乗り場もあります。
広場から須賀川駅の駅舎を撮影。正面に野球のベース盤みたいな形の大きな窓があって、夏の空を映し出しています。
そして須賀川駅で絶対外せないのが、広場にあるウルトラマン像の撮影。駅舎好きとしては、駅舎とウルトラマンのツーショットは特におすすめです。
筋肉がリアルに再現されているウルトラマン像は、間近で見るとなかなかの迫力。じ~っと見てたら
「一緒に撮ってあげましょうか?」
と地元の方が声をかけてくださいました(やさしい!)。お気持ちはすごく嬉しいのですが基本的に自分の写真は撮らないので丁重にお断りしたのを覚えています。
須賀川駅も推してる、須賀川牡丹園
ここまでウルトラマンの話ばかりしてきましたが、須賀川市は「牡丹のまち」としても推しているようです。ホーム上には駅名標の隣にこんな案内板がありました。
同じくホーム上にあった、須賀川牡丹園の案内板。国指定名勝に指定されているとのこと。見ごろは5月上~中旬だそうで、私が訪問した8月は遅すぎたみたいです。残念。
駅出入口のガラスには、主要観光スポットへのタクシー料金表がありました。これを見た感じだと、牡丹園までは約3km。タクシーだと1,310円で行けるようです(訪問当時の料金です)。
こういうシンプルな図で案内してくれると、初訪問でも分かりやすくていいですね。私はタイミングを逃しましたが、見ごろに行けそうな方は足を運んでみてはいかがでしょか?
こんな感じで須賀川駅の駅探索は終了です。次回は駅周辺を気ままに歩いた様子をお伝えします。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。