投稿日:2021年6月16日 | 更新日:2023年9月28日
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深谷散策の第4回は、「渋沢栄一記念館」と「旧渋沢邸 中の家」をピックアップします。渋沢栄一は新一万円札の顔となり、大河ドラマでも話題となっているので、今特に深谷で熱い観光スポットと言っても過言ではありません。
深谷駅から渋沢栄一記念館までの距離は約5.9kmあり、歩いていくと1時間以上かかるため、今回はバスを利用してアクセスしました。駅トホなのにごめんなさい。
でも渋沢栄一記念館から旧渋沢邸 中の家までは歩いていきましたよ。そんな道中の様子も含めて紹介していきます!
※2021年6月現在の情報をもとに書いております(撮影日は2019年6月上旬)
深谷駅からバスで渋沢栄一記念館へ向かう
というわけで出発地点の深谷駅です。渋沢栄一記念館へはコミュニティバス「くるリン」を利用しました。ふっかちゃんのラッピングバスがかわいくてテンション上がります。
バスの路線は北部シャトル便の渋沢栄一記念館行きで、1日5本走ってます。バスの後ろに写っているのは、青淵広場(せいえんひろば)の渋沢栄一像です。
途中、深谷市役所バス停に停車。窓から市役所を見ると、新一万円札の顔に渋沢栄一が選ばれた記念の横断幕が。
さらにその下を見ると…埼玉西武ライオンズじゃないですか!野球好きの血が騒いで思わず写真を撮る。深谷市とライオンズはフレンドシティなんですね。
なんて少し野球要素を満喫しながらバスに揺られること約25分。終点の渋沢栄一記念館バス停に到着しました。立派な柱が建っていて、古代ローマの建物みたいですね。
私が訪問したときは自由に中に入ることができたのですが、現在は事前予約制みたいです。詳しいリンクは、バス情報と一緒にこの記事の最後に載せておきますね。
渋沢栄一記念館で渋沢栄一の身長に驚く
ではさっそく、渋沢栄一記念館に入ります。あら、こちらの建物は公民館も兼ねているのですね。
私が訪問したときは、ロビーに映像資料を流すテレビがあり、椅子に座ってみることができました。でも現在はバージョンアップしてるようで、渋沢栄一アンドロイドによる講義を聞けたり、多目的室で映像資料を見らたりするみたいです。
そして入口に立って左側には、渋沢栄一資料館がありました。こちらは今も変わりないようです。
中の撮影はしていないのですが、渋沢栄一がマスコミに追われる様子など、数々の功績の裏にある大変さも同時に感じられる写真や資料がたくさんあったのを覚えています。
渋沢栄一記念館の名物ともいえるのが、こちらの渋沢栄一像です。平成7年(1995)に渋沢栄一記念館ができたとき、深谷駅前にあったこちらの像を持ってきたのだそうです。
思ったより丸いフォルムで驚きました。
ちなみに私が当時、一番印象に残った…というか驚いたのは、渋沢栄一の身長が150cmだということです。訪問時は等身大パネルみたいなのがあって、背比べができるようになっていたのですが、思ったより小さいことにビックリしました。
でも、米俵を担げるほどの力持ちだったのだそうです。私の方が10cm以上大きいけどそれは無理だぁ。米食う箸ならいくらでも持てるけど。なんか色んな面でタフな人だったんだろうな~と、大きな銅像の前でぼんやり感じたのでした。
渋沢栄一記念館から旧渋沢邸 中の家へ歩く
こんな感じで渋沢栄一記念館を見た後は、近くにある旧渋沢邸 中の家へ向かいます。徒歩10分くらいで着きます。
青淵公園沿いの細い道を歩く。青淵という言葉、深谷駅前の青淵広場でも出てきましたね。実は渋沢栄一の雅号(書家や画家としてつける本名以外の名前)なのだそうです。家の下に水に満たされた淵があったのが由来とのこと。
道中、三毛猫を見つけて撮影を試みるもフェンスに阻まれて失敗。
県道355号線と交差する地点に到着。横断して、さらにまっすぐ進みます。
車が通れるかどうかってくらい細い道を歩くと…。
旧渋沢邸 中の家に到着です!ちなみに読み方は中の家で「なかんち」となります。私は最初「なかのいえ」と思ってました(恥)
ブラタモリにも登場した、旧渋沢邸 中の家
立派な門をくぐって、いざ旧渋沢邸 中の家へ。
旧渋沢邸 中の家には、写真の主屋のほか、副屋(さっきの写真の建物です)と4つの土蔵があります。渋沢栄一は、こちらの主屋で生まれました。
主屋は本をひっくり返したような切妻屋根で桟瓦葺。2階の屋根の上には蚕農家特有の天窓がついているのが特徴です。ちなみに私は2階のオシャレな窓枠がお気に入り。
また門と塀も含めて、旧渋沢邸 中の家は明治時代の埼玉北部における「当時の裕福な農家はこんな立派な家に住んでいたんだよ」というのを知ることができる、貴重なスポットになっています。
旧渋沢邸 中の家は建物だけじゃなく、手入れが行き届いたお庭も素敵でした。歴史の詳しいことを知らなくても、この庭を見るだけでも行く価値があるかもしれません。
そしてお庭には若き頃の渋沢栄一の像が建っています。記念館の物と比べるとシュッとしている印象です。
主屋の前の池もきれいだった~。鯉がたくさん泳いでました。
そして土蔵も見る。ブラタモリでは、旧渋沢邸 中の家の土蔵がクローズアップされていましたね。ちなみにこちらは「土蔵2」というらしい。番号が振られてました。
土蔵2は藍玉(固形の染料)作りの作業場に使われていたそうです。大谷石で作られた地下室があるのが特徴で、チラッとのぞくことができました。ここで作られた藍玉は、上州や信州などで売られていたそうですよ。
こんな感じで渋沢栄一記念館と旧渋沢邸 中の家を見てきました。最後にバスのアクセス情報や記念館の予約などのリンクを紹介しますね。
コミュニティバス「くるリン」利用案内
※定時定路線コースマップ・時刻表が参考になります。
深谷市ホームページ|渋沢栄一記念館
※予約は関連リンクから。見学時間や注意点なども要チェックです。
ではでは、また次まで~。