投稿日:2021年5月9日 | 更新日:2023年9月28日
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今回はJR新橋駅の散策編です。普段使いしている駅というだけあって一応お気に入り散策ルートがあります。テーマは神社&パワースポットめぐりです。
土日出勤の後に主に歩いてたルートで、「土日のビジネス街は人が少なくて最高だぜ!」と思ってた記憶が…。東京観光の穴場かもしれません。
といいつつ私自身、某感染症のせいで東京へ行く機会が激減しちゃいました。そんな寂しさから思わず新橋駅をピックアップしちゃったのかもしれません。では、久々の東京を思い出しつつ出発しましょう!
※2021年5月現在の情報をもとに書いております(撮影日は2020年7月下旬)
簡単にルート紹介&烏森神社へ
最初にサクッと散策ルートを紹介しちゃいますね。JR新橋駅の烏森口を出てまずは烏森神社へ。ベタですね。そこから汐留方面へ歩いて日比谷神社を目指します。
こっからはちょっと長めに歩いて愛宕神社へ。ここは有名なパワースポットですね。最後は虎ノ門ヒルズ方面へ歩いて虎ノ門・金毘羅宮へ向かいます。全部で片道約2.5kmです。
歩く時の体力や時間によって全部参拝できなかったり、ひとつしか参拝できなかったりするため、烏森神社と虎ノ門・金毘羅宮に足を運ぶことが多かったです。
というわけで新橋駅を出発。
SL広場の道を挟んで向かい側に烏森神社へつながる細い道があります。提灯があるところが鳥居なのですぐそばなのですが…
私はあえて提灯の所で左折して、こちらの烏森通りに面した門から通るのが好きです(謎のこだわり)。
そしてこちらが烏森神社の鳥居です。明神系とも神明系とも決めがたい個性的な形をしてます。ちなみに烏森神社は、必勝祈願や商売繁盛、技芸上達、家内安全のご利益があるそうです。
烏森神社は拝殿も一風変わった造りをしています。ビルに囲まれたコンクリート造の神社、なんとも都会的なパワースポットです。案内板には近代建築の美を取り入れた旨が書かれていました。
そうそう、烏森神社といえば心願色みくじが有名ですね。願い事のジャンル(縁結び、金運など)ごとに色が決められてるので、その色のおみくじをひくのですが、最後に願い事を書くのが照れくさくて未だ経験してません(具体的な願い事が浮かばないという説も)。
実際に引いたら写真も含めて追記しますね。
山手線と高層ビルがバックに映える日比谷神社
さてお次は日比谷神社。最初に見つけたのは新橋から増上寺まで歩いて行ったときで、この第一京浜や環二通りやらが交差する交通量えげつない場所にポツンと佇む姿にぐっと来てしまったのでした。
神社の後ろには高架線があり、山手線が走る姿をよく見かけます。
ガラス張りの高層ビルが真後ろにある姿も都心の神社って感じで好きです。
ちなみに元々は日比谷公園の大塚山に鎮座していたのだそう。その後いろいろあって、最終的にJR線を敷く影響でこの地に移動してきたそうです。だから日比谷って名前なのかしらね。
また、日比谷神社は別名・鯖稲荷というそうです。元々は魚の鯖ではなく、旅泊(さば)という意味だったとのこと。これは日比谷公園にあったころの日比谷神社の社務所が旅人に開放されていたことに由来しています。
それを知ると、旅好きとしては親近感がわきますね。
出世の石段で有名な愛宕神社
日比谷神社に別れを告げて、人が少ないビジネス街を歩きます。この日は雨が降ったりやんだりで、余計に人が少なかった…。
そして着いたのが、愛宕神社です。鳥居の後ろにそびえる壁のようなものが有名な出世の石段です。
これは道路を挟んで遠くから撮影したのですが、その方が石段の迫力が伝わると感じました。
出世の石段を上ったことは一度しかありません。さすが東京都23区で一番高い山の山頂を目指すだけあって、なかなかの恐怖心があるのです。道後温泉の伊佐爾波神社の石段と双璧をなす存在感だと個人的には思います。
私は手すりにすがりつつちょっとずつしか上れませんでしたが、スキップするかの如く猛スピードで上る方もいました。ぶっちゃけ途中で引き返そうとも思いましたが、後ろからおばあさんが私以上にプルプルしながら一生懸命上ってきまして、引くに引けなくなったのでございます。
参拝後、境内を歩いていたら白猫さんと遭遇しました。凛々しい表情をされています。
高所恐怖症だから石段上れないよ!という方もご安心を。出世の石段の正面に立って、左側に少し歩いた場所に愛宕トンネルがありまして、そこに愛宕山エレベーターが設置されています。私も普段はこちらを利用しています。
ちなみに愛宕神社は防火・防災や縁結び、商売繁盛といったご利益があるそうです。
虎ノ門金刀比羅タワー内にある虎ノ門・金毘羅宮
超高層ビルの虎ノ門琴平タワーの敷地内にある、虎ノ門・金毘羅宮。溜池山王から虎ノ門を経由して新橋へ歩いたときに偶然発見したのですが、初めて見たときは高層ビル群の中に突如神聖な空気が漂うスポットが出現してすごく感動しました。
写真は昼間(しかも雨天)ですが、夜のライトアップされた姿がまた素敵なのですよ!
「さぬきのこんぴらさん」という呼び名で親しまれ、本宮が香川県にある金刀比羅宮。なぜこのビジネス街に?という歴史をたどると、始まりは江戸時代にさかのぼります。
本宮がある讃岐国丸亀藩の藩主は、最初に藩邸がある芝・三田(現:東京都港区)にご分霊を迎え、さらにその19年後、この虎ノ門に遷座したのだそうです。
虎ノ門・金毘羅宮といえば、こちらの銅鳥居が有名です。港区指定有形文化財・建造物に指定されています。柱の部分に四神(東の青龍・南の朱雀・西の白虎・北の玄武)の彫刻が施されているのが珍しいですね。
最初左下を見て「亀さん?」と思ってしまったおバカがここに一人…。ほかの彫刻も見て玄武だと察しました。
境内を散策してると、不思議な赤いひもを発見。こちら良縁祈願紐というそうです。縁結びのお守りとセットになっていて、境内にある結神社で紐を結んで良縁を願うのだそう。
実は社務所が開いている時間帯に参拝したことがなく、こちらも未体験です。この日も某感染症の影響で社務所に人がいなかったのでおみくじやお守りは見られませんでした。
こんな感じで私のお気に入り散策ルートは終了です。気軽に東京へ行けない状況が続きますが、何かの縁で新橋周辺へ行くことになったら、興味がある神社へ立ち寄ってみてください。
私も新橋へ行く機会が減りましたが、チャンスがあれば心願色みくじや良縁祈願紐に挑戦したいです。ではまた。