投稿日:2016年12月31日 | 更新日:2023年9月28日
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さて今回は、二戸駅を訪問したとき地元の祭である「枋ノ木神社金勢様祭」に偶然遭遇できた話です。いろいろと味の濃い写真が登場します。シモ系はアレルギー反応が出るくらい苦手という人には、ちょっと難しい話になるかもしれません。
でも、地元の子ども達も参加している伝統ある祭りなので、シモ系と簡単にくくってしまわず、バシバシ書きたいと思います。
二戸駅散策エピソード1は、こちらをどうぞ。
気になる鳥居をくぐってみる
前置きはこれくらいにして・・。前回の散策エピソードの通り、二戸駅では東口を出て駅前にあるメインストリートをひたすら歩きました。
その中で気になったのが、こちらの鳥居。
上部に手描きの神社が描かれているなんとも個性的な鳥居です。というか、そもそも鳥居といっていいのか謎です。
両端には旗が建てられ、紅白幕まで張られています。何やら大事な祭がある様子。
じつはメインストリートに屋台がいくつも出ていて、地元の子ども達が仮想姿も見えていたので、何かが起こる予感はしてたんです。
この神社がカギを握ってたのか!せっかくなので、見に行くことにしました。
手作りの御神灯に違和感を覚える
ワクワクしながら鳥居を通過するも、その先は住宅地。わりと普通だな~と思いながら歩きました。気になるところといえば、御神灯くらいです。
御神灯っていえば、丸みを帯びた提灯に達筆な筆文字が書かれていて、いかにも職人が作りましたって感じのものが私の中のイメージだったのですが…。
言っては何ですが、ここの御神灯は正直そのイメージとは程遠いです。「あ、地元の人たちの手作りなのかな?」
なんて思いながら御神灯の側面をよ~く見てみました。
すると…。
読めますかね?初めて見たとき、やんちゃな子がふざけて書いたのかと思いました。(ごめんなさい)
それにしてもうまい言い回しするな~と別の御神灯にも目を向けてみますと…
あ、これは単独犯じゃないですね。
ここに来て、祭の意味を察知し始めました。今、写真を見返してみると御神灯の模様だけでも分かりそうなものなんですがね。当時はびっくりし過ぎて気づきませんでした。
枋ノ木神社で祭のシンボルを発見
動揺している間に枋ノ木神社(こぶのきじんじゃ)に着きました。思ったよりこぢんまりとしています。
中は地元の方たちの空間となっていて、偶然立ち寄った私が入れるような雰囲気ではありませんでした。
枋ノ木神社は、この地に鎮座している金勢大明神(こんせいだいみょうじん)を祀る祠を作ったことがきっかけでできたのだそうです。
子宝の神様として信仰を集めているのだとか。
この通り、小さなお子さんを連れて参拝する人がたくさんいます。
神社の横に合ったものです。たぶん・・神輿に使われるのかな?ナゾです。
シンボルが見えにくいからと別角度からの撮影を試みるも失敗。
よそ者の私がこういった祭りを見ると、いわゆる「奇祭」のジャンルに組み込んでしまうのですが、子どものころから当たり前のように枋ノ木神社金勢様祭に参加している人にとっては「そんな言い方とんでもねえ!」って話かもしれませんね。
う~ん。いくら思いあぐねても当事者の気持ちを知ることはできません。
スケジュールの都合で、これ以上の長居はできないので引き返します。
まだある!枋ノ木神社金勢様祭の御神灯たち
しかしこの川柳たち、うまくできてるなあ。最後のカッコ書きでキレイにオチをつけてるパターンが多くみられます。
あとは、流行りを反映したものも多いですね。
オリンピックイヤーでしたしね…。
鳥居を出て、メインストリートに戻ると遠くから笛の音やら掛け声が聞こえてきました。おそらく、メインの神輿が来たんだと思います。
やっぱりメインは見ておきたいとギリギリまで待ったのですが、結局、見ることは叶わず二戸駅に戻りました。
そして二戸駅内の案内板(というか黒板)を改めて見返してみると
「あぁ~!枋ノ木神社金勢様祭って書いてある!」
と気づいたのでした。
こんなところに衝撃の出会いのフラグがあったとは。何はともあれ、二戸駅なかなか楽しかったです。
時間がない中での散策でしたが駅トホ初の奇祭(?)との遭遇を果たすというメモリアルな駅になりました。
枋ノ木神社のアクセス情報
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。