投稿日:2017年7月21日 | 更新日:2023年9月28日
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こんにちは、かのえかなです。
前もどっかで書いたかもしれませんが、2017年の5月末に山口県の萩城下町に行ってきました。羽田空港から山口宇部空港に飛び、その後は最寄り駅の草江駅から鈍行を乗り継いで東萩駅へ。ちょっとした鉄道旅です。
バスを使っても良かったのですが、本数が少ないローカル鉄道線で、偶然にもこのタイミングならスムーズに乗り継ぎができる&交通費が安くなるとあっては、鉄道旅好きとしては選ばないわけにはいきません。
とはいえ、生まれて初めての山口県。右も左も分からずあたふたしてたら、電車の乗り継ぎ間違えちゃいました。
それで偶然にも降り立った埴生駅(はぶえき)を、今回はピックアップしていきます。
運命を決定づけた瞬間の画像
当初の予定では、こんなこんな乗り継ぎで東萩駅に向かう予定でした。
草江駅(JR宇部線 宇部新川行)
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宇部新川駅(JR宇部線 宇部行に乗り継ぎ)
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宇部駅(JR山陽線 下関行)※ここ注意
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厚狭駅(JR美祢線 長門市行)
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長門市駅(JR山陰線 木与行)
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東萩駅 ※目的地に到着※
このマップを見てもらうとお分かりいただけますが、山口県を縦に突っ切っていくルートとなります。
これなら12:41に出発しても15:13に東萩駅に着くので、この日のうちに1か所くらいは萩観光ができるという算段だったのです
しかし今回は乗り継ぎ時間が短く、初めての場所というのもあり、完全にテンパってしまいました。
その結果、「下関行きの電車に乗る」を「下関駅で降りて乗り換える」という、地理的にありえない勘違いをしてしまいました(どんだけ遠回りするつもりだよ)。
そして厚狭駅で降り忘れるという痛恨のミス。画像は、まさにその瞬間のものです。
車窓から厚狭駅を撮影してるのですが、本来ならそんな暇があるわけありません。
当時は「わ~可愛い電車が止まってる~」とのんきなことを考えてましたが、あれが本来なら乗り換えるべき電車だった可能性が…。
厚狭駅を出発してから「しまった!ここで美祢線に乗り換えるんじゃん!」と気付き、再びテンパる。
ナビタイムに相談したところ、このまま下関に行かず、隣駅で降りて厚狭駅に引き返した方が良いとアドバイスをもらったため、予想外の駅で途中下車。
その隣の駅というのが、埴生駅という訳です。
ぼーぜんとしながら埴生駅を撮る
電車の乗り間違えなんて、部活遠征で高崎線と宇都宮線を間違えたとき以来なので、かなりショック。
しかも本数が少ないローカル線でやっちまったことでダブルにショック。埴生駅に降りてもしばらくは茫然自失となってました。
ぼーぜんとしながらでも、駅名看板は撮り忘れない。これぞ本能のなせる技。
埴生駅は2018年から無人化されました
埴生駅で検索すると、予測ワードに「無人」と出てきます。みなさん気になってるようですが、私が訪問した2017年は無人駅じゃありませんでした。
しかし、2018年4月から無人化されたそうです。詳細はこちらのリンクからご覧ください。私は無人化されていなかった頃の記録を紹介します。
埴生駅が無人駅じゃなかった頃のエピソード
埴生駅にはこの通り、立派な窓口がついています。業務委託駅で当時は営業時間内には駅員さんがいました。
電車が来たら、お出迎えのために駅員さんは改札に出てきます。そして駅に人が残っていないか確認するのです。
しかし、茫然自失の私が改札横にあるベンチに座ってぐったりとした後、宿泊予定のホテルに
「電車乗り間違えちゃいまして・・グフフ・・チェックイン1時間遅れます・・グヒヒ・・すみませんです・・グヘヘ」
と挙動不審に電話してるのを見て、駅員さんは何かを察したように事務室へ帰っていきました。
写真から改札とベンチの微妙な距離感を味わってください(涙)
埴生駅の中を探索する
駅員さんからも見放されたので(?)電車が来るまでの約1時間で駅の中を探索をすることに。まずは跨線橋を渡ります。
跨線橋のポスター。カープ推しが強いところを見て「中国地方に来たんだな~」と実感する私。
埴生駅の上り方面ホームで佇む
跨線橋を渡りホームに降り立つと、ローカルな景色が広がります。
ホームの先には古めかしい電柱が。
さらに珍しい石造りの水飲み場もありました。でも、現在はもう水が出ないみたいです。うんともすんとも言いませんでした。
埴生駅の駅舎とご対面
改札を出て、恒例の駅舎撮影をします。
水色の空に水色の屋根。画面が真っ青ですね。埴生駅の駅舎は1982年に改築されたものだそう。かれこれ35年くらい経ってるのか。
駅名がちょっと色ハゲしてて、いい味出してます。でも横広タイプなので撮影が難しい。続きは次回書かせてもらいます。
ちなみに今回、チェックインの時間が遅れてしまったホテルは、旅行メディア『LINEトラベルjp』でガイド記事を書かせてもらいました。その節はお騒がせしました。
ではまた次回で。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。