投稿日:2022年1月6日 | 更新日:2023年9月28日
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2022年最初のブログ更新となります。今年もどうぞよろしくお願いします。さて今回は、前橋ワーケーション最終日のお話です。
当初の予定では、前橋から高崎へ移動した後、上信電鉄に乗り換えて楽山園へ行く予定だったのですが、電車遅延に遭ってしまいました。
なので旅程を変えて、前橋駅となりの新前橋駅から散策をすることに。でも、これがまた楽しい旅の思い出になりました。
※2022年1月現在の情報をもとに書いております(撮影日は2021年12月)
予定を変更して下車した新前橋駅
楽しかった前橋ワーケーションも今日でおしまい。5泊6日でお世話になったベルズイン前橋には謎の愛着がわいてしまいました。
なので、チェックアウト10時までギリギリ滞在して軽作業を済ませることに。
ホテルを後にして前橋駅に到着。本当は両毛線で高崎駅まで直行する予定だったのですが・・・
電車が遅延している。。
たかが7分遅れ、されど7分遅れ。当初の予定では10時41分に高崎駅に着いて、荷物をコインロッカーに預けてトイレを済ませて10時53分に上信電鉄に乗る予定だったんです。
でも7分遅れとなると、高崎駅に着くのは10時48分。それより遅くなる可能性もあるかも!?乗り換えに間に合いそうにない。
しかもこの日は天気が悪くて、午後からは雨の予報。電車1本遅らせても雨に降られてたら辛い。
なんていろいろ考えてたら、「バタバタしてまで上信電鉄に乗らなくてもいいや」という結論に至り、旅程を変更することに。埼玉から群馬は近いから、またすぐ行けるさ。
午後の雨までの1~2時間で最大限楽しめる場所を探した結果、お隣の新前橋駅に降りてしまいました。
実はひそかに気になってた、上野國総鎮守 総社神社へ参拝することにしたんです。
新前橋駅のプラットホームに降り立ってビックリ。電車がいっぱい停まってる!新前橋駅には車両基地があるんですね。新前橋電車区と高崎車両センターが統合されたものだそうです。
新前橋駅の出入口は、車両基地がある西口と市街地につながる東口のふたつあります。
上野國総鎮守 総社神社は西口側にあるので、西口から駅の外に出ましょう。
西口は車両基地の上に架かる歩道橋を渡って外に出ます。このときの眺めが新鮮で良かった。電車が好きな人にはたまらない場所なんじゃないでしょうか。私もワクワクしちゃいました。
新前橋駅から上野國総鎮守 総社神社まで歩く
歩道橋を下りたところに、総社神社への方向を示すパネルがありました。
パネルを見つつ歩く道を確認していたら、JR東日本の方が「道わかりますか?教えましょうか?」と声をかけてくださいました。とっても親切です。
ルートは大丈夫そうなので、所要時間だけ尋ねたところ「20分くらい歩くね」と教えてくださいました。
こちらが新前橋駅から上野國総鎮守 総社神社までのルートです。たしかに20分くらいかかりました。でも、駅からの散策にはちょうどいい距離感です。
駅前通りをひたすらまっすぐ歩いたら、元総社歩道橋で左折。水路沿いに伸びる、牛池川河畔道路を明神東公園方面へ歩きます。平坦な道なので、運動不足の私でも気持ちよく歩けました。
そして上野國総鎮守 総社神社に到着です!反りがない、まっすぐな神明鳥居。青銅で造られているようで、とても立派です。
上野國総鎮守 総社神社の手水舎は、水に花が浮かぶ花手水になってました。花手水は地元のお花屋さんが手掛けているようで、お店の名前が書かれていました。
アヒルちゃんが並んでてすごく可愛いですね!アヒルの手前には白玉石とビー玉が敷き詰められてて、清涼感もありました。
身を清めて参拝。上野國総鎮守 総社神社は群馬県の旧国名である上野国(こうずけのくに)の総鎮守。ここを参拝すると、群馬県内の神社を参拝するのに等しいのだとか。
群馬県重要文化財に指定されている、上野國総鎮守 総社神社の本殿。松竹梅の立派な絵が描かれていました。
上野國総鎮守 総社神社の本殿は戦国時代の1571年ごろに建立されたものなんだそうです。
その後、老朽化が問題になり昭和に入ってから保存修理が行われて1986年(昭和61)に完了したのだそうですよ。
上野國総鎮守 総社神社の願掛けきつねとおみくじ
最後に授与所へ。最初はお守りをいただこうかと思ったのですが、願掛けきつねなる気になるものを発見しちゃいました。1体300円。
授与所内でマジックを借りて、きつねの体に願い事を書く。漠然とした願いは聞いてもらえなさそうだから、かなり具体的に書きました。なので何を書いたかは秘密です。
写真では見えない方ところに願い事を書いてます。
本殿のそばに稲荷社があり、祠のとなりに願掛けきつねを納める棚がありました。
上野國総鎮守 総社神社の願掛けきつね、大人気のようで、棚にはきつね達が満員電車のごとくビッチビチに入ってて、納めるのにちょっと苦労しました。お願い事、叶うといいなあ。
あとは招き猫のおみくじも引いてきました。猫のデザインがいろいろあるのですが、私が引いた子は鏡餅を持ってました。
おみくじの結果は大吉!しかも旅行は「行く先利益あり」と書かれてました。まあ、今から家に帰るんですけどね(涙)
このタイミングの悪さも私って感じですが、最後に一番良いおみくじが引けて良かったとしましょう。
こんな感じで上野國総鎮守 総社神社の参拝を楽しんできました。
そういえば、新前橋駅の駅舎を見てない!
大満足で新前橋駅まで戻ってきて、ふと気づきました。
「そういえば、新前橋駅の駅舎を見てない!!」
新前橋駅の西口側は正面に車両基地が広がってるので、駅舎が見られないんですよ。なのですっかり忘れてました。
駅舎好きの私が駅舎を見ずに前橋を去れるわけがありません。というわけで、東口側へ移動してみました。こちらが新前橋駅の駅舎です。
正面から見ると三角形の形をした、個性的な駅舎です。写真は駅正面にある太陽の広場から撮ったもので、手前にあるのは前橋の「M」を表現した彫刻噴水です。
改札などの設備はプラットホームの階上にある橋上駅舎となります。
太陽広場に昔の新前橋駅の駅舎を記録した記念碑?のようなものがありました。1921年(大正10)に上越南線新前橋停車場として開業したそうです。
最初の駅舎は建物の側面(平側)に出入口があり、玄関の上にドーマ窓がある、ハイカラな駅舎だったようです。時代的に木造駅舎だったことでしょう。絵を見るだけで私好みの駅舎だと分かりました。
こんな感じで新前橋駅の途中下車の旅を楽しんだのち、高崎駅まで向かい、群馬いろはでお土産を買って自宅へ帰ったのでした。
初めてやってみたワーケーション。いろいろ予定外のことは起こりましたが、トータルでとっても楽しく過ごせて、しかも仕事もはかどりました。
ワーケーションは仕事道具を持ち込む都合上、通常の旅行より荷物が多くなってしまったので、今回みたいに狭く深くまったりと旅するのが私的には正解です。また別のスポットでもワーケーションしてみたいと思います。
ではまた次回まで!最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
※上野國総鎮守 総社神社の最新情報は公式サイトよりご確認ください。