投稿日:2021年5月12日 | 更新日:2023年9月28日
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今回から6回にわたってJR深谷駅を深堀りしていきたいと思います。第1回目のこの記事では、深谷駅の駅舎をじっくり見ていきます。
深谷駅発の散策ルートは旅実況で紹介してるので、次回からは各スポットを細かく紹介する予定です。決してブラタモリに触発されたわけじゃ…嘘です、ブラタモリ楽しかったです。何はともあれ出発しましょう!
※2021年5月現在の情報をもとに書いております(撮影日は下記参照)
深谷駅ホームとドームが印象的な改札
所在地:埼玉県深谷市西島町
路線:高崎線
撮影日:2019年6月上旬
「東京駅の丸の内駅舎にそっくり」とよくいわれる深谷駅。その様子はプラットホーム上からも確認できます。思わず見入って駅名標を撮り忘れちゃいました。ちなみに東京駅から深谷駅は、上野東京ライン高崎線直通の電車に乗れば、乗り換えなしの約90分でアクセスできます。
今立っているのは下り方面のホームで、向かい側にはのぼり方面の1面1線ホームがあります。下り方面のホームは1面2線なのですが、3番線は使われていない様子で電光掲示板(発車標)に何も表示されてませんでした。
ホームの右側を見ると不思議な車両が停まってました。すみません、詳しくないので正体が分かりません。
駅舎を背にして高崎方面を見ると、のどかな景色が広がってます。
改札前に到着。ここを出て右に行くと南口、左に行くと北口につながります。そして何より天井のドームの存在感がすごいです。
実物は全然紫じゃないのに写真になるとなぜか紫に…。ドームがあるのも東京駅っぽいですね。
改札内には大きめの待合室もありました。
深谷駅を正面から見た様子※工事中です
さて改札を出ました。右手に進むとコンビニやコインロッカー、観光案内所があります。
私もお世話になったコインロッカー。
NewDays(ニューデイズ) 深谷。壁の一部がレンガ風になってる徹底ぶり。入口にはご当地ピンバッジ的なものがありました。
コンビニ前を通過して突き当りまで歩くと、立派な絵画を発見。『東京高崎汽車往返之図』というそうです。旧中山道筋の深谷宿上空から空飛ぶ鳥目線で描いたものとのこと(鳥瞰:ちょうかん)といいます。汽車の奥に見える神社は瀧宮神社。次回紹介するスポットです。
案内板によると上野~高崎間の鉄道は、東日本では新橋~横浜間に次ぐ2番目に長い歴史をもつのだそう。群馬&埼玉産の生糸は当時の輸出産業の花形で、より効率的に運ぶことが重視されていたからです。偶然だけど、前回紹介したJR新橋駅と歴史がつながりました。
駅舎の外に出ると、渋沢栄一が新一万円札に選ばれたことを祝う幕が。
そのお祝いに合わせてなのか、深谷駅の外壁を修繕してるタイミングに訪問しちゃいまして、見事に鉄パイプに囲まれてます。でもこれもいつか、素敵な思い出に変わるから…(涙)
駅舎外壁の青銅製っぽい駅名標もすっぽり覆われてます。「JR東日本」の文字まで刻まれてて渋いですね。隣にある金色のプレートは関東の駅百選に選定されたことを示すものです。
ちょっと離れて駅舎全体を撮ったろと思ったのですが、余計に鉄パイプの存在感が増してしまったのでした。でも時計あるし、東京駅丸の内駅舎の中央部っぽさは感じられますね。そうですね。
深谷駅南口とふっかちゃんの石像
まずは南口側から駅舎を見てみましょう。階段の装飾も華やかで駅舎の雰囲気にピッタリですね。
そうそう、なぜ深谷駅が東京駅に似ているかの理由を書き忘れてました。深谷では良質な粘土に恵まれた地の利を生かして「深谷瓦」が盛んに造られた歴史があり、このノウハウを生かしてレンガ造りも行われたと、ブラタモリで言ってました。
そして大正時代に東京駅丸の内駅舎を建てた際に、深谷のレンガが使われたんだそうです。
そういう話を聞くと「深谷駅の駅舎もレンガなの?」と思ってしまいますが、深谷駅にはレンガ風のタイルが使われています。でもがっかりすることはありません。深谷駅ならではの楽しみ方があります。
それは、駅舎を真横から見ること!
写真の通り、深谷駅って真横から見てもちゃんと東京駅みたいなんです。横から見るとドームがよく見えます。南口だから南ドームかな?ドームの下に時計があるのも東京駅をしっかり再現しています。
真横から見ても完璧な駅舎ってなかなかないと思います。しかもふっかちゃんのバスが停まって可愛さもプラス。完全無敵です。
南口には小さなふっかちゃんの石像もあるので、ぜひ探してみてください。
深谷駅北口とからくり時計と渋沢栄一像
続いて北口に行ってみましょう。こちらはエスカレーターがあり、階段にはふっかちゃんのイラストもあります。
そしてエスカレーターを降りてすぐの場所にはからくり時計があります。カメラを構えるもふっかちゃんがそっぽ向いてる…。
「間違えた」と一瞬固まるも、クルクル回る仕組みだったみたいですぐにカメラ目線ゲット。ふっかちゃん可愛すぎる。こんな可愛い子がいるだけでも深谷市大勝利でしょ。
ちなみにからくり時計は毎時0分になると渋沢栄一が現れるみたいで、一時はテレビでもよく取り上げられていました。
からくり時計の後ろにある道を渡ると青淵広場(せいえんひろば)があり、渋沢栄一像が見られます。
そして最後に北口側からも駅舎を見てみる。おぉ~こっちから見てもしっかり東京駅だ!北口だから北ドームですね。
東京駅丸の内駅舎は横に長い造りなので、それを折りたたんでコンパクトにして、前後左右どこから見ても東京駅みたいに見えるようにしたのが深谷駅かなと、個人的には思いました。
というわけで深谷駅の駅舎を見に行くときは、横顔美人っぷりもぜひ楽しんでみてください。私は工事後の正面のお姿を今度見に行きたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。