投稿日:2020年6月8日 | 更新日:2023年9月28日
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今回は、用土駅(JR八高線)からの散策編です。用土駅からは、寄居町にある蓮光寺(れんこうじ)というお寺を訪ねました。
こちらの蓮光寺、「何もない」とたびたび言われる埼玉とは思えないほどインパクト大のお寺でして、なぜ観光地やフォトジェニックスポットとして流行っていないのかと、個人的には思っています。
でも、そんな隠れた名所なところが蓮光寺の良いところかもしれません。用土駅の駅探索はこちらからどうぞ↓
用土駅から蓮光寺の行き方
用土駅から蓮光寺は、歩いて15分ほどです。適度に町中を見ながら散策できる、ちょうど良い距離ですね。県道沿いを歩けばつくので、初めてでも道に迷うことはないかと思います。
というわけで、用土駅を出発します。
周辺は田畑に囲まれ、その奥には住宅も見えます。私の影が映りこんじゃってますね(汗)
最初は県道175号線を歩き、寄居用土郵便局そばにある交差点(用土郵便局前)で、右折。線路に背を向ける形で、今度は県道265号線沿いを歩きます。
こちらですね。
県道は変われど、田畑に囲まれたのどかな景色は変わらず。珍しい看板を見つけたので思わず撮っちゃいました。
蓮光寺に近づくと、「武州寄居七福神」って書かれた赤い旗が立っているので、あとは道なりに歩けば到着しますよ。
武州寄居七福神の蓮光寺
そんなわけで、蓮光寺の入口です。逆光で石柱の文字が見づらくなっててすみません。
ところで「武州寄居七福神ってなんぞや?」という話ですが、簡単に言っちゃいますと寄居町のお寺をまわって七福神めぐりをしようってことです。
七福神のうち、布袋尊と福禄寿が蓮光寺で祀られています。
余談ですが、ほかの七福神はこちらの寺院におります。
- 恵比須…常楽寺(男衾駅から徒歩約10分)
- 寿老人…長昌寺(男衾駅から徒歩約25分)
- 毘沙門天・弁財天…極楽寺(寄居駅から徒歩約20分)
- 大黒天…常光寺(寄居駅から徒歩約35分)
最寄り駅が複数あって、駅からもそこそこ歩くことからお察しいただけるかと思いますが、武州寄居七福神すべてを徒歩オンリーでまわるのは困難です。
寄居駅は用土駅の隣なので、鉄道と徒歩で行くのがよろしいかと。男衾駅は寄居駅から東武東上線乗り換え、約7分で着きます。やっぱり鉄道&徒歩ですね!
蓮光寺の山門にお堂。境内を散策
余談が長くなっちゃってすみません。では、今回の主役の蓮光寺をじっくり見ていきましょう!まずは山門。こまかな編み目の木枠の窓に景色が映りこんできれいですね。
お地蔵さまにも手をあわせます。
蓮光寺の本堂。とても大きいですね。私が訪問したときは誰もいなくて、とても静かでした。
寺額そばの天井を見てみると、花がたくさん描かれた天井画がありました。ちょっと色が薄くなっていますが、それでも美しさは伝わってきます。
りっぱな鐘楼もありましたよ。青い空をバックに赤が映えます。
もっちり感がある、蓮光寺の布袋尊
お待たせしました。いよいよ蓮光寺といえば…の武州寄居七福神です。まずは布袋尊から。黄金でこの大きさ…!ものすっごい存在感です。
武州寄居七福神の七福神像はどこも大きいのですが、蓮光寺はずば抜けています。しかも黄金(2回目)!!
満面の笑みにもっちり感もあって良い感じ。間近で見ると、これだけでも運気が上昇しそうです。
ちょっと引いた感じで撮ってみると、「布袋尊」と書かれた立派な台に座っておられることが分かります。しかもこの台の中央には穴があいており、中に入って参拝することができるのですよ。
中に入ると、真っ白でこれまたもっちりとした布袋さまが祀られています。近くにはお賽銭箱や絵馬をかける場所もありました。私もしっかり手をあわせてきましたよ。
これまた大きな蓮光寺の福禄寿
つづいて、武州寄居七福神の福禄寿です。こちらも負けじと黄金で大きい!写真のアングルからもお分かりいただける通り、間近で見ると「はへ~」って感じで見上げる形になります。
ちなみに福禄寿は、商売繁盛や長寿のご利益があるそうですよ。
福禄寿も引きで見てみましょう。立派な台に座ってますが、こちらは台の中には入れないようです。緑に囲まれて、とても穏やかな表情に見えます。こちらも手をあわせて参拝しました。
こんな感じで蓮光寺の参拝は終了です。インパクト大の布袋尊と福禄寿を見ることができて、大満足で用土駅に引き返します。
帰り道もぼちぼち写真を撮ってたのですが、撮影当時と今では街の風景が変わってしまったようで、こちらの「クスリ 平塚薬品」と書かれたお店はGoogleマップで見つかりませんでした。この場所は今はどんな風になっているのかな?
寄居町、最近行ってないな~。同じ埼玉だからいつでも行けると思って後回しにしていました。また改めて、ゆっくり散策してみたいですね。