投稿日:2022年4月14日 | 更新日:2023年9月28日
当ブログはアフィリエイト広告を使用しています |
さて今回は、12泊13日の青春18きっぷ旅(2013年春)の2日目です。飯田駅を出発して、飯田線で途中下車しつつ豊橋駅へ向かいます。
1日目は雨に降られてほとんど散策できませんでしたが、2日目はベタな観光から穴場散策まで楽しめました。では出発です!
※2022年1月現在の情報をもとに書いております(撮影日は2013年3月2日)
飯田駅で駅舎とマンホールを撮る
5時53分。タウンホテルなかやにて起床。窓の外からフィリピンパブのお姉さんが朝のご挨拶をしてくれました(笑)
その後、荷造りしたり乗り継ぎを確認したりして9時過ぎにホテルをチェックアウト。飯田駅へ向かいます。
昨日とうって変わっていい天気で良かった。せっかく天竜峡へ行くのに、天気が悪いと景色が楽しめませんからね。
可愛い街灯。りんごっぽい帽子かぶってるから飯田市に関係するマスコットなんだと思いますが、調べても誰だか分からず。飯田市の公式サイトにも載ってませんでした。
そして飯田駅に到着。真っ赤な屋根が可愛らしい、大きな駅舎です。
近くで見ると、入口には大きなりんごのステンドグラスがあしらわれてました。
駅周辺の歩道には「いいだ人形劇フェスタ」と書かれたパネルがたくさんありました。日本最大の人形劇イベントで、国内外から人形劇の劇団が集まるんだそう。
伝統人形浄瑠璃や伝統芸能が栄えた飯田だからこそのイベントですね。
飯田市のマンホール蓋も無事撮影。見てのとおり、りんごのデザインです。かわいいかわいい。
飯田市には和田城が描かれたマンホールもあり、どちらもマンホールカードを配布しているそう。これは再訪しなければですね。
9:35頃、飯田線の天竜峡行きに乗車。車両はステンレスの銀色で見慣れた感じでした。
電車の中も高崎線や宇都宮線ぽく、こちらも見慣れた感じ。飯田線ってディープな路線ってイメージが強かったので、正直意外でした。
マネキンがお出迎え!?天竜峡駅で観光する
電車に揺れらること30分弱。天竜峡駅に到着。駅名標の下に『オー!マイキー』を思い出させるマネキンがいました。駅好きとしてはたまらんおもてなしです。
天竜峡駅の駅舎です。腰折れ屋根と風見鶏、そしてモザイク模様みたいなステンドグラスが可愛らしいです。
駅舎の中には昔の写真や風景写真、鉄道写真などが展示されていました。窓枠上部にもステンドグラスがあしらわれてて、日光でキラキラしてます。
駅好きとしては駅舎を見るだけでも降りる価値のある天竜峡駅ですが、徒歩数分の場所に天竜峡があって観光も楽しめるんです!
というわけで天龍奥三河国定公園・天竜峡に到着。歩道が整備され、ルート案内してくれる立て看板もあるので、道なりに歩けば初見でも迷うことなく散策できました。
天竜峡の見どころのひとつが、龍角峯(りゅうかくほう)。大きな奇岩が垂直に立つ姿は迫力満点!写真におさまりきらず、その迫力を伝えきれないのが残念です。
川に目を向けるとライン下りの船が。そうか、船に乗るとこの奇岩を真下から見ることができるんですね。次は乗ってみたいものだ。
龍角峯からしばらく歩くと、吊り橋が見えてきました。つつじ橋です。
橋のそばには幸せの鐘が。当時無職(そうでなきゃ12泊の旅行なんてなかなかできんよ・・)で切実に幸せを願ってたので、天竜峡に高らかに鐘の音を響かせておきました。
高台から見下ろす天竜川。ここが折り返し地点で、あとは駅に向かって歩く感じです。
近くに良縁スタンプがあったので試しに押してみたのですが、インクが薄かった。。良縁はまだ遠い場所にあるみたいですね。こんな感じで1時間半かけて天竜峡を歩きました。
天竜峡駅と天竜峡の詳細は、下記の記事からもご覧いただけます。天竜峡は紹介したい画像がとにかく多くて、ここでは特におすすめのものだけ載せました。
図書館併設の無人駅、佐久間駅へ
12時50分、天竜峡駅を出発。電車で1時間15分ほど移動して、14時7分ごろ佐久間駅に到着しました。ホーム側から見えるこちらの建物は、駅舎じゃなく図書館です。
ちなみに佐久間駅があるのは静岡県の浜松市。いつのまにか長野から静岡に来てました。
駅舎の中はベンチと掃除用具入れっぽいロッカーがある以外はガランとしてて、無人駅ならではの哀愁が漂ってました。
佐久間駅の駅舎を外側から撮影する。右側の大きな建物が図書館で、左奥にあるのが駅の待合室です。
佐久間は「民話の郷」っていわれてて、大きなステンドグラスは佐久間の自然や民話を表現しています。
また外壁は、ログハウスっぽい丸太を積み重ねた造りになってます。
駅前にある電話ボックス。駅舎の外観と調和させるためか、ステンドグラスが施され、柱には木を使用してます。芸が細かい!
駅舎を見るだけでも十分楽しめるのですが、ちょっとだけ駅周辺も歩いてみましょう。
駅までさっそくマンホールを発見!国内最大級の大きさを誇る「佐久間ダム」を中心に、ここが旧佐久間町であったことを示す「町の花・ツツジ」と「町の木・スギ」も描かれています。
駅近くには佐久間発電所があって、天竜峡とは違った意味で迫力がありました。
駅周辺を歩いてると、民話の郷・佐久間を感じさせる景色がチラホラ。この地域には「カッパのくれた目薬」って民話が伝わってるんだそう。いたずらを叱られたカッパが、秘伝の目薬の作り方を教えてくれるって話なんだとか。
「佐久間歴史と民話の郷会館」って場所もありました。名前的に資料館かと思ったのですが、実際はコンサートホールのようです。でも駐車場の近くにこうした民話にふれられる石像がかざられていました。
お銀さんて女性は、恋した侍さんが戦死してしまい、別の相手と決められた結婚式の日に滝つぼに身を投げてしまったのだそう。民話にはこうした悲恋物語もあるんですね。。
マニアックな無人駅でしたが、勉強になったしなかなか楽しめました。佐久間駅の紹介し切れなかった写真は、下の記事からご覧になれます。
クタクタになりながら豊橋駅に到着
16:15ごろ佐久間駅を出発。途中、事故か何かで遅延が発生して予定より遅く豊橋駅に到着しました。
豊橋はブラックサンダー誕生の地ってことで、駅ナカのお土産屋さんではブラックサンダーが大々的に売られてました。
駅ナカのコンビニでスガキヤのカップ麺を買って、宿泊先のビジホへ。ただ、遅延で疲れて写真を撮っておらず画像はありません。
次回は豊橋散策をしてから関西本線で移動し、三重県の津まで向かいます。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回のルート【1】飯田駅~佐久間駅
今回のルート【2】佐久間駅~豊橋駅
こうして見ると、あんまり進んでないですね(笑)でも当時の自分なりに精いっぱいの移動だったということで・・。