投稿日:2021年8月7日 | 更新日:2023年9月28日
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今回は淵野辺駅の散策編です。南口そばにある鹿沼公園を訪ねました。一見すると、どこにでもある大きな公園という感じですが、園内にある大きな池には面白い伝承が残っています。
さらに鹿沼公園の一部エリアは交通公園となっており、蒸気機関車が展示されていました。鉄道ファンならなおのこと楽しめそうです。では、出発しましょう!
※2021年8月現在の情報をもとに書いております(撮影日は2015年10月中旬)
徒歩3分で楽々アクセス!淵野辺駅から鹿沼公園へ歩く
では、淵野辺駅南口から出発。所要時間は徒歩で約3分です。
駅には鹿沼公園まで280メートルと案内板が立っています。
南口からまっすぐ延びる「わし座通り」を歩きます。
道中には、相模原市立大野北公民館が見えました。
さらに立派な相模原市立図書館も。
淵野辺駅南口は公共施設再整備の計画が立てられていて、こちらの図書館と公民館は、ほかの公共施設も含めてひとまとめにした複合施設にする案があるそうです。
どちらの施設も築40年を超えて老朽化が気になっており、一方で利用者は増加の傾向にあるのが理由とのこと。この写真もやがて懐かしい街の景色のひとつになるかもしれません。
訪問時の2015年には懐かしのコンビニ、サークルKサンクスがありました。懐かしい、懐かしすぎる。現在は経営統合されたファミリーマートに変わってる様子。
サークルKサンクスもそうですが、セーブオンやam/pmもなくなっちゃって、コンビニの種類が減って寂しいですよね。
こんな感じで歩いて鹿沼公園に到着です。
鹿沼公園の白鳥池が伝える、でいらぼっち伝説
鹿沼公園も公民館や図書館と同じで、40年以上の歴史を持っています。先ほどの計画案では、複合施設と公園を一体にしようと考えているらしい。
鹿沼公園は「でいらぼっち伝説伝承地」として有名で、相模原市登録史跡にも登録されています。個人的には、「でいらぼっち」より「だいだらぼっち」という呼び名の方がなじみがあります。
でいらぼっちはこの辺りで地団太を踏んだと伝えられており、そのときの足跡に水が貯まったのが鹿沼公園にある大きな池なんです。
なんで地団太を踏んだかというと、でいらぼっちが相模野まで富士山を背負ってきたのですが、休憩中におろしたときに大地に根付いて動かなくなっちゃったからなのだそう。
富士山って持ち運びできたんか。でいらぼっちに運ばれてきたんか……。
鹿沼公園の池はひょうたん型になっていて、くびれの部分に橋が架かっています。その名も鹿沼橋。
正直、歩いているときはひょうたん型って実感はありませんでした(私が鈍いだけ?)。ただただ「大きいなあ」「静かだなあ」「緑がいっぱいだあ」と気持ち良くなりながら散歩しました。
池には白鳥もたくさんいました。なので、鹿沼公園の池は白鳥池と呼ばれているそうです。可愛い。ぼ~っと眺めているだけで癒されます。
鹿沼公園をフラフラ歩く
白鳥池以外の鹿沼公園の様子も紹介していきます。まずは、ベンチの横に佇んでいるタコさん。遊具や水道になっているわけでもなく、本当にただのタコさん。
それも割と目立たない場所にポツンと座っていて、ものすごくシュールでした。
スロープがあったので歩いてみる。
築山スロープと書かれているだけあって、小高い丘みたいになっています。
謎に赤茶色の岩が積まれたエリアがありました。自然にこの形になったのだろうか、人工的に積まれたのだろうか。
公園のど真ん中に白鳥池があるので、スロープを通り抜けて適当に歩いていたら再び池の前に到着してしまいました。
鹿沼公園の交通公園で蒸気機関車を見つける
鹿沼公園の一部エリアは交通公園になっています。正式名称は児童交通公園といって、園内には信号機や標識があり、ゴーカートや自転車を借りて遊びつつ、交通ルールを学べます。
さすがに30過ぎたおばさんが子どもに混ざってひとりで遊ぶわけにはいかず、写真も撮り忘れてしまいました。
その代わり、同じく交通公園内にある蒸気機関車をたくさん眺めることに。
鹿沼公園の交通公園に展示されている蒸気機関車は、「D52-235」といいます。デゴ2という名で親しまれていますね。
デゴ2は日本で一番大きな貨物用機関車で、戦後間もない1946年から活躍しました。「235」っていうのは、235番目に造られたデゴ2って意味です。
柵越しですが、大きな蒸気機関車を見られて楽しかったです。
ちなみに前出の計画案のことがあってか、「交通公園がなくなる!?」という話も出ているそうですが、資料を見たところ「交通公園を残す方向で検討すべき」という地元の方の意見がきちんと認識されているようですよ。
以上が淵野辺駅からの散策でした。再訪したときには、鹿沼公園や周辺の景色はどのように変わっているのでしょうか?楽しみですね。では、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
※今回参考にした資料です※