投稿日:2022年6月5日 | 更新日:2023年9月28日
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某ワクチンでダウンして更新が止まってしまいました、すみません!さて今回は、12泊13日の青春18きっぷ旅(2013年春)の12日目後半と最終日の13日目の様子を紹介します。
12日目の後半は福井駅周辺を気ままに散策。13日目は写真が少ないのですが、越後湯沢駅で出会ったお気に入りグルメを紹介します。では出発です。
※2022年6月現在の情報をもとに書いております(撮影日は2013年3月12日~13日)
石垣が立派な福井城跡と福井神社
福井駅西口から徒歩4分の場所にある福井県庁は、全国的にも珍しく、お城の跡の敷地内に建てられています。
福井所跡の天守台跡を歩くことができたので適当に散策することに。入口には福井藩初代藩主・結城秀康の像。徳川家康の次男としても知られる人物です。
そびえ立つ要塞のごとく、立派な石垣。2013年撮影ってことでちょっと石垣が危うく見える箇所があります。絶妙なバランスを保ってますね。
福井城址石垣保存調査委員会によると、2015~2016年度に補修工事が行われたようなので、現在は違う姿になってるかもしれません。
福井城跡内は歩きやすく整備されていました。
町の様子もよく見渡せます。3月半ばだというのに奥の山が雪をかぶってて、埼玉県民的にちょっとビックリです。
福井の地名の由来ともなっている「福の井」。井戸の底までの深さは5.7m、水深は1.9mだそうです。
こちらは控天守台跡の石垣。1948年に発生した福井震災による崩壊の跡が分かるように、あえてこの形で残されていました。
こんな感じで福井城跡を見た後、2分ほど歩くと……
福井神社を見つけたので参拝することに。
福井神社は1943年(昭和18)創建の比較的新しい神社。
また、国家に功績を挙げたり国家のために殉じたりした人物を御祭神として祀る別格官幣社に指定された、日本最後の神社でもあります。
境内に入ったら、変わった形の大鳥居がありました。元福井大学学長の建築家・五十嵐直雄による設計だそうです。
決して大きな神社ではないのですが、大鳥居も建物もコンクリート造りでなかなか個性的でした。
衝撃の蓋現場に遭遇した後、養浩館 庭園へ
福井神社を参拝した後、適当に歩いていると……。なんとなんとマンホールを製造している工場に遭遇してしまいました!!
びっくりして興奮がおさまらなくて、思わず写真を撮らせてもらうことに。今思えば、もっともっと見学させてもらえば良かった。
こちらの工場、現在もあるのでしょうか?グーグルマップで探してみたのですが見つけられず。気になるところです。
その後、福井市立郷土歴史博物館の前を通りがかる。せっかくだし見ていくかと入口に向かったら
休館日でした。
ということで、福井市立郷土歴史博物館そばにある養浩館(ようこうかん)庭園へ。220円で入場できます。
350円払えば福井市立郷土歴史博物館との共通券になってお得です。
養浩館 庭園は、福井藩主松平家の別邸で、江戸時代初期から中期を代表する名園のひとつ。
養浩館って名前は孟子の言葉「浩然(こうぜん)の気を養う」に由来すると伝わり、簡単に言うと「おおらかな心を育てる場所」という思いが込められています。
大正時代には大隈重信夫妻が訪れたこともあるそうです。
養浩館 庭園はお庭の中を歩いて鑑賞できる「回遊式」であり、池を中心に茶室や林、田園などを有機的につなげた「築山林泉庭園」の要素も備えた回遊式林泉庭園です。
というわけで、池の周りをぐる~っと歩く感じで日本庭園を鑑賞します。
途中にはお休みできる小さな小屋みたいなものもありました。小さなあずまやを意味する「小亭」という名前が付けられてます。
すべてがケヤキで造られているとのこと。
そしていよいよお屋敷のなかへ。写真の屋根は木の薄い板を何重にも重ねて造る杮葺(こけらぶき)です。
養浩館の屋敷の屋根には、約10万のスギの板が使用されてるとのこと。数が多すぎて実感がわきません。
数寄屋造りの広々としたお屋敷を贅沢にもひとり占め。訪問時はすべての戸が開かれていて、開放感がありました。
お部屋だけでも6つあってとても広くて紹介しきれないので、気になる方はぜひ、現地で見てみてください。
こんな感じで養浩館 庭園を見学した後、再び街中を散策。住宅地に入ったとき、可愛い猫ちゃんに会いました。
養浩館でおおらかな心をゲットしたためか、珍しく逃げられずに写真を撮ることができました(笑)
福井地方・家庭裁判所のオーラがすごい!柴田神社も参拝
猫ちゃんと別れを告げた後、福井市のカラーマンホールを発見!
描かれてるのは福井市のシンボルである不死鳥・フェニックスです。空襲や震災などから不死鳥のごとく復活する姿が福井市や福井市民のシンボルとして選ばれました。
不死鳥がシンボルってめっちゃカッコいいですね。福井市民憲章にも不死鳥が用いられています。
続いて、ものすごくオーラを感じる建築物に出会いました。写真を撮った段階では、何の建物だか分からず。
家に帰ってから調べてみたところ、福井地方・家庭裁判所庁舎だそうです。1954年(昭和29)築。現在使われている裁判所庁舎では日本最古の建物だそうですよ(参考:中日新聞)。どおりでオーラが……。
正面玄関には、高さが8mもあるステンドグラスがあるんだとか。レトロ建築物好きとしては、たまらん建物でした。
福井地方・家庭裁判所庁舎から、福井駅方面に戻るようにして歩くこと約15分。北の庄城址・柴田公園に着いたら、小さなお城を見つけました。北の庄城復元模型です。
北の庄城址公園があった場所は、柴田勝家が築いた北庄城の天守があったと伝わっているそうです。
近くには、柴田勝家を主祭神として祀る柴田神社があったので参拝しました。こぢんまりとした神社ですが、青銅の灯籠が素敵です。
境内には、浅井三姉妹(茶々・初・江)の三姉妹神社もありました。三姉妹の母で、織田信長の妹でもある“お市の方”が柴田勝家と再婚したときに北庄城に来たんだそうです。
こんな感じでブラブラしてたら、気づけばあたりは真っ暗に。散策後は、足羽川沿いにあるホテル リバージュアケボノに宿泊。キャンセルが出たとのことでワンランク上の客室に泊めてもらえたのを覚えています。
むちゃくちゃ良いホテルだったのですが、写真を撮ってないのが残念です。また泊まりたいなあ。
何はともあれ、長い長い青春18きっぷ旅の最後の夜を迎えました。
越後湯沢駅でドデカい絶品グルメに出会う
青春18きっぷ旅最終日・13日目。10時ごろにホテルをチェックアウト。JR北陸本線で福井駅から金沢駅に向かい、金沢駅から越後湯沢間ははくたかに乗って行きました。
在来特急の「はくたか」は、長野~金沢駅間の北陸新幹線が開通したことでなくなってしまったので、今思えば貴重な思い出かもしれません。
16時前に越後湯沢駅に着きました。写真は越後湯沢駅で終わってて、地元埼玉に着いた様子は残していません。
なので旅の最後の思い出を。CoCoLo湯沢 ぽんしゅ館にある爆弾おにぎり・雪ん洞(ゆきんと)です。ここのおにぎりが美味しいと聞いてたので、埼玉に帰る前の腹ごしらえにいただきました。
名前の通りでっかい!お味噌汁のお椀より大きいことからもサイズ感が伝わるかと思います。ちなみにおにぎりの具は、もち豚角煮を選びました。
そして何より米がうまい!!おにぎりをほおばりながら思わず「米どころ新潟ぁぁぁ!」と心の中で絶叫するほどの美味しさでした。
それもそのはず。雪ん洞のおにぎりは、南魚沼産コシヒカリの中で最もおいしいと評判のしおざわ地区で収穫したコシヒカリを羽釜で炊いたご飯を握ってるんだそうです。
私は昔おにぎり屋さんを開きたかったくらいおにぎりが大好きなので、絶品おにぎりに出会えて、最高の旅の締めくくりとなりました。
長きにわたってお伝えしてきた、2013年春の青春18きっぷ旅もこれにて終了です。
旅行ライターになるなんて思ってなかった頃の写真なのでいろいろ粗削りな点が目立ちましたが、約10年ぶりに懐かしい旅の記憶を振り返られて良かったです。また懐かしの旅を備忘録がてら振り返るかもしれません。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。