今回は青森県から種差海岸駅(たねさしかいがんえき)をピックアップします。JR八戸線という超ローカル線の中でも小さな無人駅なのですが侮るなかれ!
インスタ映えを探している人もびっくりの絶景スポットである、種差海岸への玄関口なのであります。今回は駅探索だけを紹介していきます。では、さっそく行きましょう。
種差海岸駅の基本情報
所在地:青森県八戸市大字鮫町字棚久保
路線:JR八戸駅線
撮影日:2016年9月
Googleマップを見た感じだと本八戸駅から24分、八戸駅から33分となります。記憶があいまいなのですが、私は確か本八戸駅そばにホテルをとって訪ねたと思います。
種差海岸駅のホーム
というわけで、種差海岸駅です。ウミネコのイラストが印象的な駅名標です。下の方には種差海岸の写真があります。
ホームに着地!電車が出発するのを見送りましょう。
ホームから見た景色。草が生い茂っております。そして向かい側にもプラットホームが見えます。でも、こっちは現在使われてないみたいです。
味があっていいですね。立ってみたいものだ。
駅舎(待合室)に入りました。でも写真がこれしかなくて、ゴミ箱と壁と窓しか分からない。反対側には何があるのだろう。
種差海岸駅の駅舎
ホーム側から駅舎を外から眺めた様子です。小さな無人駅ですが、観光地への玄関口ってこともあり、電車が出発した後もしばらく人がけっこういました。ベンチもありますね。
そして、外側から見た種差海岸駅の駅舎です。駅には簡易トイレがあるらしいのですが、ここからはその気配が感じられません。
立体感がある立派な駅名看板。
駅前にはバス停がありました。八戸市営バスが停まるそうです。
鮫駅と種差海岸駅を結ぶ種差海岸遊覧バス「ワンコインバス・うみねこ号」というのがあるそうで、蕪島と種差海岸を効率的に観光したい人にはピッタリかもしれません。バスの情報は↓コチラ↓からご覧ください。
種差駅前の様子。ポツンと駅舎がたっている感じで、前には広々としたスペースがあります。そして草花が生い茂っています。
種差海岸駅前で見つけた吉田初三郎邸宅跡
種差海岸駅前には、いくつかの宿泊施設がありました。そして、その近くにひっそり建っている看板を発見。「大正の安藤広重と呼ばれた鳥瞰図絵師 吉田初三郎宅跡」と書かれています。
鳥瞰図絵師っていうのは、空を飛ぶ鳥の目線で地上を見下ろすように絵を描く人のことです。
跡地に行くとがっつり更地でした。でも、見晴らしが良い小高い丘のようになっていて、住宅地の奥にある太平洋を見下ろすことができます。なかなかの良い眺めじゃないか。
敷地にはポツンと案内板があるのみ。
吉田初三郎は昭和7年に青森を訪ねた際、神秘的な十和田湖と風光明媚な種差の対象が素晴らしいと感じ、特に種差海岸を名勝地指定に奔走した人だそうです。
いま、種差海岸が観光地として人気なのも吉田初三郎のおかげかもしれませんね。
この更地には別邸兼アトリエの潮観荘を建て、昭和11年には愛知県の犬山市にある本拠地から家族や弟子とともに移住したそうですよ。潮観荘という名前、この場所にピッタリですね。
さて、種差海岸駅の駅探索はこれで終わりです。次回は本格的に種差海岸を観光していきます。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。