投稿日:2016年10月18日 | 更新日:2023年9月28日
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全国各地、いろんな駅を見てきて、いろんなお気に入りの駅がありますが、中でも特別なのが、長崎県にある小串郷駅です。
何が良いって、駅に対する地元の人の愛が溢れているのが、駅好きにはたまらない。…というわけで、新・駅トホで紹介する最初の駅は小串郷駅しかないと決めてました。
では、さっそく行きましょう!
小串郷駅の基本情報
所在地:長崎県東彼杵郡川棚町小串郷1480
路線:JR九州 大村線
撮影日:2015年3月上旬
佐世保駅からは、佐世保線と大村線の直通列車に乗って約30分の距離になります。
こうして見ると、ハウステンボスに結構近いんですね。ハウステンボス駅からは大村線で8分なので、ハウステンボスに遊びに行ったついでに小串郷駅に行って、鉄分を補給するのも良いかもしれません。
ちなみに私は諫早駅を拠点にした長崎旅行の一環で、小串郷駅を訪ねました。諫早駅から小串郷駅は、大村線で45分です。
手入れが行き届いた、小串郷駅のホーム
実は、当初の予定では小串郷駅には立ち寄らないつもりでした。
大村線で諫早から佐世保方面に向かってる途中、写真の小串郷駅のホームを見た瞬間にひとめぼれ。
「ほかの予定時間を縮めてでも立ち寄る!」と、思わず途中下車してしまったのでした。
特別な派手さはないものの、丁寧に花が植えられ、地元の方に大切にされているのが伝わります。
訪問日から4年経過しましたが、今でも特に印象的な駅のひとつです。
ちなみに、こちらの写真を撮影してたら駅舎からスタッフさんが出てきて「写真撮ってくれて、ありがとう」と言ってくださいました。
そんなこと言われたの初めてで、良い旅の思い出になっています。
ホームに置かれたベンチには、手作り風の座布団が敷かれています。こんなところにも愛情を感じます。乗客にも、駅にも。
ホーム全体の雰囲気はこんな感じです。南国風の木が建っているのは、四国や九州の駅でよく見る情景です。
アイキャッチにしたレトロな駅看板も良い感じですよね。古き良きものを大切に使っている感じがします。
小串郷駅の駅舎(待合室へ)
さて、いよいよ小串駅の駅舎の中に突入です。
あ~、ホーム側から見た駅舎の様子をなぜ真正面から撮影することをしなかったのか…。今写真を見返すと、アングルが気に入らない。当時の自分をどついてやりたい。
こちらは改札口横にあった、駅名看板。レトロな丸文字でかわいらしいです。
窓口は閉まっていました。というか、ちょうどスタッフさんが帰るところを見ました。
さっきから駅員でなく、「スタッフ」と言うのは理由がありまして。駅から出てきた人が、エプロン着たおばちゃんだったんですよ。
地元の方が管理してるんでしょうね。可愛らしい小物があちこち飾られていてお母さん的な温かさを感じます。
待合室はこんな感じ。ここには映ってませんが、本棚や忘れ物置き場もあります。
ほんと、お母さん的な温かさでいっぱいです。小学校に戻った気すらします。
テーブルには、周辺の観光情報が分かるパンフレットが透明のテーブルクロスの下に敷かれて見やすく展示されていました。
テーブルは、ホコリひとつないツルツルのピカピカ。どこを見渡しても、気遣いと清潔感と温かさがハンパないです。
勝手に「この駅を管理してる人の家って絶対キレイだろうな」という妄想までしてしまいました。
小串駅の駅舎外観を撮影
駅舎の外観はこんな感じです。これだけ見たら、何の変哲もない駅舎かもしれませんね。
でも中に入れば、そして人とふれあえば、駅好きや鉄道好きにはたまらない駅だと思います。
小串郷駅って、太平洋戦争とともに作られ、敗戦とともになくなる予定の駅だったんだそうです。だけど、地元の人の熱意で残されることになったんだそう。
詳細は、こちらの記事で紹介しているので、ぜひご覧ください。
プラットホーム・駅舎の内外美しさと小串郷の歴史を照らし合わせたらみょ~に納得してしまったのでした。
では、次回からは小串郷駅の周辺を散策します。その前に雑談が入るかもしれません(^^;
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。