佐久間駅

佐久間歴史と民話の郷会館とレトロな街並み~JR佐久間駅(飯田線)を散策

投稿日:2021年10月16日 | 更新日:2023年9月28日

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今回は佐久間駅からの散策編を紹介します。無計画にフラフラと歩いたので痛恨のスルーをしちゃったり、話がしっちゃかめっちゃかになったりするかもしれません。

でも、佐久間は味わい深い景色をたくさん見ることができたので気ままな散策でも十分に楽しめました。では出発しましょう!

※2021年10月現在の情報をもとに書いております(撮影日は2013年3月)




佐久間駅前で貴重な旧佐久間待ちのマンホールを発見!

佐久間駅

では佐久間駅を出発します。駅前の道をまっすぐ歩いたら、すぐに大きな道(国道473号)に出ます。

佐久間駅

・・・と、さっそくマンホールを発見!

佐久間駅

描かれてるのは、佐久間駅のそばにある国内最大級の大きさを誇る「佐久間ダム」

そして、ここが旧佐久間町であったことを示す「町の花・ツツジ」と「町の木・スギ」も描かれています。

私はこういう昔の地名を伝えてくれるマンホールを勝手に「歴史の証人マンホール」と呼んでいます。

佐久間駅

さっそくの大収穫に満足しながら、のどかな風景の中を歩く。

佐久間駅

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春の青春18きっぷ旅ってことで、ちょうど梅が開花を迎えようとしていました。




人気の大学堂をスルーする痛恨のミス

佐久間駅

引き続き国道を歩く。写真を見返しながら

「なんかレトロなお店があるな」
「大学堂っていうのか」

なんてのんきに考えてたのですが、グーグルマップで確認してみたところ、こちらの大学堂さん人気のお店みたいですね。

たこ焼きを中心に美味しいグルメが集結しているのだとか。くぅぅ~痛恨のスルーミスをしてしまいました。当時の下調べ不足の自分を恨みます(涙)

せめてお店を正面から撮っておきたかったですね。

佐久間駅

そんな大学堂さんのことなんぞつゆしらず、ひたすら前進。

途中で県道290号線と分岐したので、県道を歩くことにしました。

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そして謎の空き家で・・

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謎の牛乳箱を見つけて喜んで写真を撮ってる私です。

名糖牛乳は、今の名糖乳業ですかね。ホモビタってのがミステリアス度を高めています。

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周囲は山に囲まれ、しかも杉の木が花粉のためかちょっと黄色っぽくなってます。3月ですからね、花粉症もちとしては写真を見るだけでも花がむずがゆくなってきます。

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その後、枝分かれした道からなぜか林道っぽいところに突入してしまいました。

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どんどん緑が深くなって、このままだとガチで山の中に入ってしまいそうなので途中で引き返すことに。

「菅公シャツ」と書かれた、レトロなホーロー看板を見つけました。今ではカンコー学生服というブランドで知られているそうです。しっかし貴重な看板が見られたなあ。




佐久間歴史と民話の郷会館に辿り着く!

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その後、適当によく分からない道を歩く(グーグルマップを確認してもやじまはしが分からない)。

佐久間駅

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そして再び国道473号線に戻る。奥の方に野球場っぽいライトがあるけど、地図を見ても正体分からずでした。

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「浦川」と書かれた前掛けを着けたカッパを発見。

浦川ってのは地名(現在:浜松市天竜区佐久間町浦川)で、ここには「カッパのくれた目薬」って民話があるそうです。

いたずらを叱られたカッパが、秘伝の目薬の作り方を教えてくれたという話なんだとか。

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近くには手作り感満載の地図が。上下に「日広社・作」と書かれてます。大事なことだから2回言ったんでしょうか。

凄く味わい深い地図なのですが、現在地がどこなのか分かりにくい(汗)私にはちょっと難易度高かったですが、気に入って写真撮ってしまいました。

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そして「佐久間歴史と民話の郷会館」に到着しました。

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おぉ~立派な建物です。

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駐車場に気になるものを発見しました。

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「民話の郷・佐久間」を伝えるための民話のオブジェが並んでいました。ここには、民話集「さくま昔ばなし」に登場する主人公のオブジェが並びます。

こちらは、先ほどのカッパの目薬のカッパさんです。

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こちらは「機織り淵(はたおりぶち)」お銀さんです。オブジェは可愛いけど、話は悲恋物語のようで・・・。

長篠の戦いで傷を負った侍をかくまって世話をしていたのですが、彼はやむを得ない事情で結局戦場に戻ることに。

そして残されたお銀は結婚式で切る予定で織った晴れ着をまとって滝つぼに身を投げてしまったそうな。

佐久間駅から徒歩50分ほどの場所には、お銀さんが身を投げたと伝わる滝(機織り淵の滝)があります。

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こちらは、「ホウジ峠の地蔵様」のお地蔵様です。こちらも働き者の木こりが命を落とす悲しい話になっており、舞台となった場所には今も本当にお地蔵がいるのだそう。

お地蔵さまは県道290号線沿いにあり、佐久間駅から歩きで行くとなると約2時間かかっちゃいます。体力に自信のある方はチャレンジしてみてください。

ほかにも、やまんば物語の「山姥」や多くの民話に登場する「龍」のオブジェがありました。

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建物の中にも入ってみましょう。

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佐久間駅の図書館で見かけた、山本譲二さんのポスターがここにも!

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中に入ってみたものの、施設のメインは講演やコンサートなどで使うホールや会議室となっていて、観光要素は少なめでした。なのでお手洗いだけ使わせてもらって退散することに。

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その後、先ほど見かけたスーパーマーケット・ユーコープ佐久間店に立ち寄って飲料を確保したのでした。




レトロな街並みを見ながら佐久間駅へ

 

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佐久間駅方面へ引き返し、こんどは佐久間発電所入口の周辺を歩いてみました。

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レトロな旅館や飲食店、アーケードなどが並びます。

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住宅地につながる細い通路。奥にあるハツミ美容院は、現在も営業されているようです。

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すごくレトロな「クスリ」の立て看板。ここは薬局なのでしょうか?お名前も分からない状態で、現在はどうなっているのかも不明です。

こんな感じで、フラフラ気ままに歩いた佐久間駅散策でした。

目立った観光スポットはなかったですが、何気ない景色だけでも旅情がかきたてられて楽しかったです。特にレトロな看板がたくさん見られたのが良かった。

そして、佐久間の民話について知られたのも良かったです。佐久間駅で見かけた「民話の郷・佐久間」を体感させていただきましたよ。

飯田線はやっぱり面白いなあ。もう何年も行ってないから早く遊びに行きたいですね。それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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