投稿日:2018年10月22日 | 更新日:2023年9月28日
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宮城&福島の青春18きっぷ旅も真ん中くらいまで差しかかりました。ここからは完全に福島県の記録です。
4日目の旅程
前日は雨だったこともありゆったりペースの旅程でした。4日も天候に恵まれなかったのですが、さすがに2日続けてのんびりしてられなかったのでペースアップ。
常磐線と磐越東線に乗って行ったり来たりしています。
9:18相馬(常磐線・原ノ町行)-9:36原ノ町(駅散策)
9:52原ノ町(常磐線・浪江行)ー10:11浪江(出発まで駅散策)
10:30浪江 常磐線代行バス 富岡行に乗る
11:00富岡(出発まで駅散策)
11:30富岡(常磐線)-12:12いわき
※ホテルに荷物預ける
13:13いわき(磐越東線 郡山行)-13:55小野新町
・リカちゃんキャッスルへ
16:01小野新町-16:31小川郷(レトロ駅舎)
17:17小川郷-17:27いわき
ネタバレしちゃうと、体力が尽き果てて小川郷駅には立ち寄れませんでした。この日のメインは常磐線での代行バス移動ですね。
ギリギリで相馬駅に到着、原ノ町駅へ
この日も天気が悪く、朝から靴がびちゃびちゃになりながらホテルから相馬駅に向かいました。
雨に加えて折り畳み傘がひっくり返るくらい風も強く、歩くペースが遅くなってしまったのか、駅に着いたのがギリギリで、青春18きっぷにスタンプ押してくれる駅員さんに
「もう電車来ちゃうよ!」
心配されながらダッシュで跨線橋を渡り、電車に乗ったのでした。
朝からせわしない思いをしてしまい、ゼイゼイ息を吐きながらボックス席に座る。
窓の外を撮ろうと思ったら、窓ガラスについてる水滴にピントが合ってしまい、まともに撮れない。でもまあ、天気の悪さは伝わるでしょうか?
そして最初の乗換駅である原ノ町駅に到着。滞在時間は10分ちょっとなので、ダッシュで駅舎と駅周辺の写真を撮る。
駅入口には、相馬氏の家紋である「七曜紋」。黒い丸は星を現してるんだそう。
駅前の横断歩道を渡り、大急ぎで駅舎の全体像を撮る。残念ながらこれで時間切れ。でも原ノ町駅はホテルがいっぱりあり、今後も観光拠点に立ち寄ることがあると思うから、そのときに相馬氏との歴史やらいろいろ見ていこうと思います。
「また来るで~」と挨拶して、再び電車に乗り、浪江駅へ向かいます。
浪江駅から代行バスに乗り、富岡駅へ
再び常磐線に乗る。車両内にゴミ箱あるの見ると、鉄道旅に来たな~という実感がわきます。
奥にある2人がけの椅子にチェックイン。
そして、浪江駅に到着。東日本大震災で被災した場所として知られる福島県双葉郡浪江町にある鉄道駅です。
特に福島第一原子力発電所事故の影響で、避難暮らしが余儀なくされたことで有名ではないかと。
浪江駅のホームの様子。
実は女川のホテルに泊まってるとき見たテレビでちょうど浪江町の特集が組まれていて、そこの情報では避難解除されたものの、かつての人口の約3%しか町に戻ってきてないそうです。
ホームから改札までの通り。浪江駅から先は現在代行バスでの運行になっていて、福島第一原子力発電所事故のこともあってか、ひと目見ようと足を運んでいる人は多かったです。
私?私はいわきまで行くのに郡山方面に引き返して向かうのが嫌だったというのと、やはりひと目見ておこうと思ったのとで気持ち半々です。
特定の空間における1時間あたりの放射線量を示す、「空間線量率」。単位はマイクロシーベルト(μSv/h)、ニュースで聞いたことあるかも。
ちなみに東京都健康安全研究センターによると、新宿区の1日平均は「0.059」らしい。(参照:http://monitoring.tokyo-eiken.go.jp/etc/qanda01/)
うん、違いが分かりますね。
立派な駅舎。昔ながらのローカル都市の横長駅舎って感じです。
駅舎正面には、バス停が。代行バスが来るまでみなさんこの辺をうろうろしてました。
私はさらに離れた場所もうろうろしてたのですが、そしたらいつの間にか代行バスが到着しており、人がなだれ込むようにバスに乗っていました!
すごく優しいバスガイドさんにお出迎えしてもらい、息を切らしながらバスに乗った結果、ほぼ満席状態で、一番後ろの真ん中しか空いてませんでした(´;ω;`)
そして、バス出発です。
幸い隣の方が爆睡されてたので、こっそり窓の外を撮影する。正直、いろんな被災地を見てきましたが、ここでの風景が一番驚いたかもしれません。
私の知ってるガソリンスタンドが、コメリが、紳士服のコナカが、建物が瓦礫と化し、しかもボーボーと生えた雑草に覆われているのですから。
放射線の影響もあり、走行中は窓を開けてはいけないというのも、「あぁ、帰宅困難区域を移動してるんだな」と実感させられました。
そんなこんなで富岡駅に到着です。
お腹が空いたので、駅に隣接した「さくらステーション KINONE」へ。
そして桜色をした「さくらうどん」を食べました。500円とリーズナブル。
駅がある富岡町は、桜が町の木ということで、復興への歩みのひとつとして誕生したメニューだそうです。
うどんにコシがあり、ワカメはプリプリで、ほうれん草のおひたしも付いてくるしで、とても美味しかったです。
そして富岡駅内に入る。
ホームに待つ電車が1台・・。時刻と発車ホームからして私が乗るのはこの子らしいのだが、特急列車っぽいいでたちなので乗って良いのか一瞬戸惑った(笑)
もちろん乗ってOKなので、いわきへ出発!
いわき駅に到着後は、宿泊するホテルへ。荷物を預けたら再び駅に戻り、次は磐越東線に乗り込みます。
小野新町駅からリカちゃんキャッスルへ
体力ないんですかね~。磐越東線に乗り込んだ瞬間、爆睡してしまいました。
そしていつの間にか小野新町駅に到着。乗り過ごさなくてマジで良かった。
この駅名を見るたび、阪神タイガースの小野投手を思い出してしまう野球ジャンキー、ホームに降り立つ。
小野新町の駅舎は、古き良き木造駅舎。駅名看板が1文字ずつ区切られたブリキ製のやつでいい味出してる。
左端にちょこんと矢印みたいな屋根(?)がのってるのがドールハウスみたいで可愛らしい。
小野小町駅からはリカちゃんキャッスルへ行きました。
※小野新町駅をピックアップした記事が完成しました※
リカちゃんキャッスルに到着!
名前の通りお城づくりのテーマパーク。周りが自然豊かだから、お城の佇まいがまた絵になるんですよ。
そして、リカちゃんの歴史やレアなグッズなどを見て回る。むちゃくちゃ可愛い。申し訳ないけど小野君の可愛さもかすみますわ。
リカちゃんやジェニーちゃんで遊んだことがある人なら、絶対テンション上がると思います。
でもリカちゃんキャッスルはLINEトラベルjpの取材で訪れたので詳細は記事の方で‥。
※リカちゃんキャッスルのガイド記事、完成しました※
取材裏話はこちらで。
文字数が多くなってしまったので、今回はこの辺で。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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