投稿日:2019年5月17日 | 更新日:2023年9月28日
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「春の青春18きっぷ2019・ほぼ九州一周の旅」シリーズも、クライマックスに近づいております。今回は、8日目のエピソードをお届けします。この日は熊本県に別れを告げ、佐賀県に入りました。
熊本県では、川尻の和菓子を堪能しましたよ!
2019年の九州旅行のこれまでのエピソードが気になる方は、こちらからご覧になっていただけると嬉しいです。
18きっぷで九州旅行 2019!8日目の旅程
2泊した人吉を出て、肥薩線&鹿児島本線で川尻駅に向かいます。こちらも人吉と同じ熊本県の鉄道駅です。
その後、再び鹿児島本線に乗り佐賀県へ。鳥栖駅で下車し、宿泊しました。乗り継ぎなどは次の通り。
10:14人吉駅(肥薩線 八代行)11:32着/11:36発 八代駅
-12:07 川尻駅
@川尻駅で和菓子屋めぐり
15:08川尻(鹿児島本線 鳥栖行)- 鳥栖16:49
いきなりですが川尻駅に到着
人吉駅はこれまでの回でたっぷりと紹介したので、いきなり川尻駅から書いていきます。この日は天気が悪く、ちょっと写真もどんより。
川尻駅への訪問は初めてじゃなく、実は2018年の九州旅行でも訪問しています。
そのとき川尻駅の駅長さん(多分)に親切にしていただき、「川尻は和菓子で町おこしをしている町」と教えていただいたのをきっかけにもう一度足を運びたいと思い、この日に至った訳です。
昨年の詳しいエピソードはこちらをご覧ください。
駅前を出発します。
川尻は刃物や染物などの伝統工芸が栄えた町だったこともあり、どことなく和の空気が漂います。交番もなんとなく和の雰囲気。
ボストンバッグを持ちながらの散策なので長距離の歩行が難しいため、駅近くの和菓子屋だけ訪ねることにしました。
川尻の和菓子の名店を3つ訪ねる
まず訪ねたのは、お菓子のいしはらさん。実は、LINEトラベルjpで川尻と和菓子をテーマに記事を書く予定でして、取材を兼ねた訪問となりました。
おすすめの喜久最中と花かすみを食べる。喜久最中は大きくて厚みもあり、なかなかの食べ応えがあります。
撮影を理由にお店で和菓子を開封したので、その場で2つとも完食したのですが
「いっぺんに食べられましたか?大変でしょう?」
と心配されてしまいました。でもめっちゃ美味しかったので、ペロリといけちゃいました。
「実は朝食にホテルカレー食べてからここに来てます」‥って言ったらめっちゃビックリされるだろうなと思ったので黙っておきました(恥)
お茶は来店客に振る舞われるもので、通常は試食品と一緒にいただきます。ありがたいサービスですね。
お菓子のいしはらは、基本的にこちらの店舗以外で和菓子を販売することはないのだそう。そうすることで、お手頃価格で販売するようにしているそうです。その安さはこちらの写真からもお分かりいただけるかと思います。
安くて美味しいから、自分用やばらまき土産にバラ売り和菓子を大量に買ってしまいました。
続いて訪問したのは、菓匠 たてやまさん。
こちらでは一番のおすすめという、花おぐらをいただきました。寒天で小豆をギュッと閉じ込めたこちらの和菓子、なんと作り上げるのに8日もかかるのだそうです。
じっくり噛みしめながらいただきました。寒天がキラキラできれいだ~。
こちらの真ん丸などら焼きも気になったけど、さすがに満腹で断念しました。あとはお土産に栗ようかんを買って帰りました~。
そして最後に訪ねたのは、天明堂さん。
川尻の駅長さんが「川尻は和菓子の町」と言って私にくれた和菓子は、こちらの商品でした。
個性的な和菓子に洋菓子もたくさん並ぶ天明堂さん。こちらでもバラ売りの和菓子をお土産用にたくさん買いました。
そして超かわいい、くまモンの上生菓子も発見!取材もかねてお店で撮影させてもらいましたが、満腹と食べるのがもったいないという理由で結局ホテルまで連れて帰ることに‥。
ここまで紹介した和菓子屋さんは、こちらの記事で詳しく紹介しています。駅トホでは取材の裏話しか書いてないので、川尻の魅力はぜひLINEトラベルjpの記事でご覧ください。
河尻神宮を参拝し川尻駅に別れを告げる
そんなこんなで和菓子屋を3店めぐった後、購入した和菓子をゆうパックで自宅へ送るために川尻郵便局へ向かう。
担当してくれた郵便局員さんがめっちゃフレンドリーで
「埼玉から来てくださったんですか~!ありがとうございます。」といろいろお話してくださいました。
偶然かもしれませんが、川尻で会う人会う人みんな親切で明るい気がします。旅先での出会いを大切にしたい旅好きにはおすすめしたい町です。
このころには天気が良くなってました。
ちょっと身軽になったので、和菓子以外にもうひとつ訪ねたい場所を目指して歩き始める。
イオンBIGってなんや!?初めて見たぞ。
なんてローカルな店を見つつ、河尻神宮に到着。あ、これ裏手の鳥居です。
そして参拝。
河尻神宮は「川尻」という町が誕生したきっかけと言える河尻三郎源実明(みなもとのさねあき)によって建てられた神社。
青い空をバックに撮ると、より一層うつくしいです。
こうして川尻駅周辺の見どころを堪能し、予定通りの電車に乗車しました。
101分電車に揺られて鳥栖駅に到着‥(疲)
川尻駅から鳥栖駅までは、乗り換えなしで電車で101分(私が乗ったダイヤの場合)。
「まあ、座席に座りながらの乗車ならあっという間に着くだろう」と思ったのですが、思いのほか時間が長く感じられて疲れました。
途中で停車した筑後船小屋駅はソフトバンクホークスの2・3軍本拠地(HAWKSベースボールパーク筑後)の最寄り駅らしく、車窓からちょっとだけ野球要素を吸収できました。
これでちょっとだけHPが回復されました(笑)
そして鳥栖駅に到着。駅名標が夕暮れのオレンジの光に照らされていることからも、時間の経過がお分かりいただけるかと思います。
宿泊は駅前のグリーンリッチホテル。
このホテルのインテリアが私好みで気に入っちゃいました。濃い茶色と白(orオフホワイト)を基調とした部屋が好きなんです。
窓の外からは鳥栖駅を見下ろせます。これも私的にお気に入りポイント爆上げ。ふっふっふ‥明日たっぷり探索するで~鳥栖駅はん。
鳥栖駅の中央軒で買った焼麦弁当をいただく
前回に続き、この日も駅弁を夕飯にする。鳥栖駅で買える中央軒の焼麦(しゅうまい)やかしわめしは美味しいと有名なので、一緒になっている焼麦弁当をゲットしました。
割りばしの袋も渋くて良いですね!
関東住まいの私にとって、しゅうまいといえば崎陽軒シウマイのイメージが強いのですが、中央軒のしゅうまいも美味しかったです。もちろんかしわめしも!
中央軒といえば立ち食いうどんも有名なのですが、今回はパスしました。とにかく米が食べたかったのです。鳥栖は今後も拠点地として滞在する機会が多いと思うので、そのときにチャレンジします。
デザートには天明堂で買ったくまモンを食べました。冷蔵庫でしっかり冷やしてから食べたこともあって、美味しかった!
上生菓子ってめっちゃ甘そうというイメージを持っていたのですが、意外と甘さ控えめで、内容はぎゅっとつまってるのですが食べやすかったです。
8日目の記録はこれで終了です。次回は鳥栖駅を探索した後、福岡県入りして博多に向かいます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。