投稿日：2022年10月23日 | 更新日：2023年12月15日

野球ファンの私イチオシの油津駅を紹介します。油津駅は、広島東洋カープのキャンプ地そばにある鉄道駅。

「日本一のカープ油津駅」という愛称をもち、駅舎は完全なるカープ仕様。カープのチームカラーである“赤”に染められた、華やかな駅です。きっと、野球ファンじゃなくても楽しめますよ。

では出発！

※2022年10月現在の情報をもとに書いております（写真は2018年4月撮影）。

宮崎駅から油津駅へのアクセス

宮崎県日南市にある油津駅。宮崎駅からアクセスした場合の所要時間は、約90分。使用する路線はJR九州の日南線です。各駅停車で1時間24～32分ほどかかります。宮崎駅から油津駅までの料金は、大人1,130円です。

地図の下の方に「天福球場」があります。ここが広島カープのキャンプ地で、2月1日からプロ野球開幕まで選手たちは技を磨いてます。

油津駅のインフォメーション

駅舎が真っ赤！日本一のカープ油津駅

カープのキャンプ地が近くにあることから、2018年に油津駅は「日本一のカープ油津駅」として駅舎を一新。ご覧の通り、壁面にはカープのロゴが入っています。

駅舎の全体を見るとこんな感じ。カープはチームカラーが赤ですからね。駅舎もとにかく真っ赤です。

カープファンたちが赤く塗った油津駅

油津駅の入口に写真みたいなパネルがあります。案内によると、「カープの日本一を願ってキャンプ地から応援しよう！」ということで、地元の方や油津を訪ねたカープファンたちによって駅舎は赤く塗られたのだそうです。

パネルで保護されている部分は、当時監督だった緒方孝市さんが塗り納めたとありました。

カープファンの熱さや温かさを感じる駅舎で大好きです。

駅舎の向かって左側には、マスコットキャラクターのカープ坊やもいますよ。

※愛称の「日本一のカープ油津駅」は「日本一のカープ駅」や「カープ油津駅」と表記されてることもあります。今回はパネルにあった「日本一のカープ油津駅」で紹介させてもらいました。

中もカープでいっぱい！油津駅を探索

続いて油津駅のなかも見てみましょう。待合所には、木材をふんだんに使用した窓口があります。ぬくもりを感じる造りですね。

それ以外は、ベンチや展示棚のようなものが置かれてました。でも全体的にスッキリしています。

棚のなかにはカープグッズも飾られてました。

現在は内装もカープ仕様に！

宮崎日日新聞によると、現在の油津駅は内装もカープ仕様になって真っ赤になってるそうです（→参考：宮崎日日新聞）。

改札はこんな感じ。自動改札機はなく、交通系ICカードをタッチする機械もありませんでした。

でも、さり気なくカープで現役引退した黒田博樹さんのパネルがさり気なく飾られてます。カープ駅だからこれでヨシ！

改札の横にはレンタサイクルがありました。1日500円で借りられるそうです。やっすいですね（参考：日南市観光協会）！

油津駅の駅構造

油津駅の駅構造は、ホーム1面で両側に線路がある1面2線。プラットホームへ行くには、駅構内の踏切を渡ります。

踏切を渡って駅舎を見るとこんな感じ。

ふたつの線路にレトロな列車が停まってる様子はなかなかいい眺めです。

志布志駅方面（下り）の列車は油津駅が始発だったり、油津駅停まりだったりするので、タイミングが合えばこういう景色が見られます。

ホームに立って周囲をグル～っと見るとこんな感じ。

ホームからちょっと離れた場所に車庫みたいなものも見えました。

油津駅の駅名標。カープの絵が描いてあるのかな～なんて勝手にワクワクしていましたが、実際は花火でした。

地元のテレビ局が生放送する「油津港まつり花火大会」があるので、それを描いたのでしょうか？真相は不明です。

何はともあれ、野球ファンとしてはかなり楽しめる駅でした。次から2回にわたって、油津駅からの散策エピソードを紹介しようと思います。

油津は駅だけじゃなく、周辺観光も本当におすすめです。特に野球ファンとレトロ建築物が好きな人は必見ですよ。

おまけ：油津って地名の由来は？

油津って地名は、初代天皇・神武天皇と結婚した吾平津媛（あひらつひめ）が由来とされています。

『古事記』にも登場する人物で、神武天皇が日向国（現在の宮崎にあった国）にいたときに出会ったのだそう。

油津駅から徒歩10分くらいの場所にある吾平津神社（あひらつ じんじゃ）は、御祭神が吾平津媛として知られています。乙女神社と呼ばれることもあるそうです。

にほんブログ村

一人旅ブログを運営しています。応援クリックしていただけると嬉しいです。