投稿日:2022年7月8日 | 更新日:2023年9月28日
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今回は高畠駅の散策編です。といっても目的地はなく、ぶらぶらと適当に歩きました。
でもご当地マンホールはしっかり見つけてきましたよ。あと夕暮れ時に訪問したので、空がとてもきれいだったなあ~。では出発です!
※2022年7月現在の情報をもとに書いております(撮影日は2013 年8月末)
高畠駅前のカッパ・まほろば河太郎
高畠駅のメルヘンな駅舎から出発します!
駅前にはご覧の通り、「どこぞのテーマパークですか?」と聞きたくなるほど整備された広場があります。
駅前広場は待ち合わせ場所にピッタリなのはもちろんのこと、鉄道を利用せずに普通におしゃべりをする憩いの場としてもにぎわっていました。
駅機能を持った太陽館が地元の方のコミュニティ施設なんですから、当然っちゃあ当然ですね。
駅の中に『泣いた赤鬼』の鬼がいたのに続いて、外にも赤鬼さんがいました。版画絵のような独特のタッチで味がありますね。
高畠駅がある高畠町は、『泣いた赤鬼』の作者ゆかりの地です。詳細は前回の記事をご覧ください。
下には「まほろばの里・たかはた」の文字。高畠町観光協会の公式サイトによると、まほろばってのは「周囲が山々に囲まれた平地で、実り豊かな住みよい所」って意味だそうです。
ほかにも、まほろばには“素晴らしい場所”や“楽園・理想郷”って意味もあります。
そして広場にもうひとつ気になる存在が……。カッパ??頭のお皿に松ぼっくりや木の実がのせられててカワイイ。
案内板を見たところ、最上川上流松川の淵(よしぶち)似住んでいる「まほろば河太郎」っていうカッパだそうです。またしてもまほろば。。
ざっくりエピソードをまとめると、ふるさとの高畠町を愛するヤンチャ気質のカッパだったのですが、岩手県遠野市のカッパとお見合いをして結婚し、三つ子パパになったそうです。
カッパが1匹足りないのは、長女カッパは遠野市にいるからなんだそう。要するに、町おこしの使命を背負ったカッパ一家です。
彼らの誕生秘話は分かったのですが、写真を見返してもどれがまほろば河太郎か分からない(汗)私の理解度が足りないのかも。すみません。
ただ右上は胸があるように見えて、奥さんカッパな気がするんですがいかがでしょうか??写真を見ながらどれがまほろば河太郎か一緒に考えましょう。
高畠駅公園とメルヘン通りの鬼
カッパに別れを告げて散策再会。広場のほかに、そこそこ遊具が充実した公園もありました。高畠駅公園って言うそうです。
用水路に架けられた、どこか頼りない橋。うちの近所の田んぼでもよく見かける光景で、ついつい親近感がわいて撮ってしまいました。
子どもの頃は「折れたらどうしよう」って言いながらよく渡ったものです。橋が折れなくても足を滑られて用水路に落ちることもまあまああったなぁ……。
駅前の通りに出ると、ガードレール的な役割を果たすであろう赤鬼と青鬼がいました。金棒もあって芸が細かい。中央の穴には花を植えた鉢が入れられそうです。
ちなみに駅前の通りはメルヘン通りって言います。駅舎と駅周辺が一体になって世界観が徹底されてますね。
夕暮れ空を見ながら歩く
高畠駅から一番近い観光スポットが、駅から徒歩20分の「よねおりかんこうセンター」。旅程的にそんな遠くまで行けないので、あとは目的もなく電車までの時間をつぶしながら歩く。
ただ、空はすごくきれいでした。
右下の棚に入ってるバケツは何に使われるんだろう?
撮影したのは18時ごろ。
きれいな夕焼けなんて地元でも見られるはずなのに、旅先だと美しさが何倍にも増すんですよね。不思議なものだ。
あとは広大な田んぼを見て駅まで引き返しました。
駅に戻ったら広場と駅舎がライトアップされてて、ますますテーマパークっぽくなっててビックリ!
ライトアップされた高畠駅の駅舎アップ。夜になるとおとぎの国のお城感が半端ないです。こんな感じで高畠駅の散策を終えたのでした。
高畠駅周辺で見つけたご当地マンホール
最後に高畠駅周辺で見つけたマンホール蓋の紹介を。
高畠町のマンホールは、中央に廃線となった高畠鉄道の線路を再利用して造られたサイクリング ロード「まほろば緑道」が描かれてます。
ちなみにまほろば緑道はメルヘン通りを経由して駅から徒歩約10分です(行きそびれちゃいました)。
まほろば緑道のバックには、町の木であるアカマツと町の花であるツツジもデザインされています。そして、マンホールにも「まほろば」の文字がありました。
高畠町にとって、まほろばって言葉は特別なんですね。
というわけで、やさしい赤鬼と青鬼が暮らすメルヘンなお城が駅舎になっている(しかも中には温泉もある!)高畠駅の紹介でした。
次回はまた新しい駅を紹介します。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。