荘厳でミステリアスな越生神社に一里飴も‥越生の観光って楽しいぞ!

投稿日:2018年8月12日 | 更新日:2023年9月28日

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越生駅の散策エピソード最終回です。もともと越生駅では、山吹の里歴史公園だけ見に行く予定だったのですが、いろいろありまして断念。今回紹介する場所は、無計画に歩いて出会ったところばかりです。メインは越生神社となります。

ちなみに、越生駅の駅舎探索はこちら。前回のいろいろあった話はこちらからどうぞ。

越生駅の基本情報おさらい

所在地:埼玉県入間郡越生町
路線:八高線(JR東日本)、越生線(東武東上線)
撮影日:2015年10月下旬

埼玉県民だけど、越生を訪ねたのはこのときが初。こんなに色んな見どころがあるとは知りませんでした。



ミステリアスな越生神社に引き寄せられる

前回の恵比寿寺を出たら、街道を少しプラプラ。

そしたら「越生神社」と書かれた石碑を見つけました。周囲は薄暗く、自然はそのままの形で残されてて独特の雰囲気。隣の石柱が折れてるのも気になる。

でも町の名前を冠する神社ということで、境内に入ってみることにしました。

鳥居は小さめ。上は木で下がコンクリート?変わった造りだなあ。それとも木をコンクリでコーティングしているのか?ポッキーのチョコみたいに。

ムッチリ感がある狛犬がお出迎えしてくれた先には

越生神社の拝殿が。拝殿自体はそれほど大きくないのですが、周囲を取り囲む木々の迫力がすごい。大木が越生神社を守ってるって感じがします。

荘厳かつミステリアスですね。ひとまず参拝しておきました。

越生神社の歴史

越生神社が造営されたのは、1909年(明治42年)。1906年ごろから全国的に命じられた神社合祀令(じんじゃごうしれい)によって、下記の神社を合体させたのだそうです。

・旧生越村村社八幡神社
・日吉神社
・八坂神社&旧黒岩村村社の八坂神社
・いろんな所にあった稲荷社

これを知って納得。だから稲荷さんがいるんですね。

記憶が間違えてなければ、拝殿の左側の鳥居にあったはず。全体的に色がくすんでて、それが歴史の長さを感じさせつつミステリアス感を漂わせています。

木彫りの稲荷さんもたくさんいました。上段の一番左は大黒様とか別の神様っぽい。これもまた良い雰囲気。

稲荷さんの奥にはこうした小さな鳥居も。丁寧にそれぞれに鐘代わりの鈴が付いています。

いろんな神社が合体された越生神社では、それぞれのルーツを持った祭が催されるそうです。例えば八坂神社の祭典だったものは、現在「越生まつり」として7月下旬に催されています。

越生神社は全体的にそれほど案内板が設置されてないので、どれが何だか私には分かりませんでした。

こちらの建物についてるマークは八幡神社の神紋だそうで。こうしてじっくり見ると、それぞれの歴史が分かって面白そう。神社マニアなら攻めがいがあるのではないでしょうか?

越生神社の奥宮は高取山という所にあって、ここには中世のころの山城跡もあるんだそう。

こうして見るとそれほど遠くないのですが、私はスケジュール的に断念しました。今回の私、断念しまくり。

そんなこんなで、越生神社を後にします。

越生神社から正法寺へ

越生神社を出た後も適当に歩いてたら、山道っぽくなってきまして。気になるのぼりを見つけました。

「開運招福 大黒天」。開運!行くっきゃないっしょ!と案内に従って歩きます。

そして着いたのが正法寺です。石碑は正法禅寺になってる。私はグーグルマップ先生を信じて良いのだろうか?

お寺で見かける、こうした石像が結構好きだったりする。

正法寺の境内は広々としてて、庭園のようにきれいでした。

そして本堂へ。

本堂をひと通り見たら、大黒天に向かいます。

正法寺の大黒天

正法寺の大黒天はこちら。中央にある小さな窓からのぞく形になっています。

こういうのは実際に足を運んだ人だけが見るべきものと思い、撮影してません。

3年前の記憶なので曖昧ですが、「おぉ!」と感情が揺さぶられた気はする。なんでこんな記憶喪失が起こってるかというと

こやつのせいじゃ~。ただの顔出しパネルやんけ!と思われるでしょうし、そりゃそうなのですが

顔出しパネルの裏側にも絵が描いてあるのにビックリして、こっちの方が印象に残っちゃったんですよ。しかも何故リンゴやねんと。

ぶっちゃけ3年経った今、越生駅散策で一番覚えてるのはこれです。

こんなしょうもない(と言っては失礼か?)インパクトが、私の大黒天の記憶を上書きしてしまったかと思うとやり切れません。

ぜひ、私の代わりに大黒天を堪能してきてください(涙)



越生名物の一里飴で栄養補給をする

こんな感じで散策を終えて越生駅に戻る途中、気になるお店を発見しました。なぜ、ここが気になったかというと

越生神社に向かう途中、こんな看板を発見してたからです。

レトロなデザインといい、看板のくたびれ具合といい、インパクト強すぎるで自分。

この看板きっかけに一里飴(いちりあめ)が気になってたところに、あのお店を見つけて

「じゃあ買っちゃおう!」と思ったわけです。

そしてゲットした一里飴。看板の通り、花の絵が描かれています。個装されたバージョンも売ってたのですが、私は量がたっぷりリーズナブルな個装なしバージョンにしました。

飴ちゃんはこんな感じ。一里飴は越生町にある住吉屋製菓が製造する飴ちゃんなのだそう。

十万石まんじゅうと並ぶ埼玉銘菓らしいですが、このときまで私は存在を知りませんでした。

パッケージに書かれてる通りハチミツたっぷりの飴で、優しい甘味に癒されます。風邪ひいたときは特にありがたいかも‥と思ってたら、この後本当に風邪をひくことに。一里飴、のどの痛みに役立ちましたよ(涙)

越生駅に帰ってきたころには、待合所も逆光なく撮影することができました。逆光っぷりは、駅舎探索エピソードをご覧ください。

そんなこんなで越生駅エピソードは終了です。これでもだいぶ縮めたのですが、やっぱり長くなってしまった。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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