虹ノ松原

からつバーガーを食べ、鏡山展望台へ向かう【8泊9日で福岡&唐津の旅 #4】

投稿日:2022年8月17日 | 更新日:2023年9月28日

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8泊9日で福岡&唐津の旅・4日目の今回は、唐津観光をします。といっても、すでに訪問した唐津城や唐津神社などは回らず。メインは鏡山展望台とそこから一望する虹ノ松原の絶景です。

ではさっそく出発しましょう!

※2022年8月現在の情報をもとに書いております。




4年ぶりの唐津駅。念願のからつバーガーを食べる

朝9時40分ごろ。宿泊先を出て最寄りの東比恵駅へ向かう。写真は道中にある比恵大橋から撮った御笠川です。

筑前前原駅_駅名標

10時前、福岡市営空港線(筑前前原行き)に乗車。20分くらいで筑前前原駅に着きました。

筑肥線

ここからはJR筑肥線(西唐津行き)に乗り換え。真っ赤なボディにぺたんこ顔な食パン電車が、ローカルな鉄道旅って感じでテンション上がります。

唐津駅

筑肥線に乗ること約55分。唐津駅に着きました。4年ぶりの訪問ですが、駅舎も駅の中も特に変わったという感じはしませんでした。

今回唐津を再訪したのは、トラベルjpに寄稿した唐津観光のモデルコースって記事の再取材をするためです。

唐津市ふるさと会館アルピノ

再取材で訪問したのが、唐津駅そばにある「唐津市ふるさと 会館アルピノ」です。カフェ兼お土産屋さんになってる施設で、曳山展示場も含めた複合施設になっています。

唐津市ふるさと会館アルピノ

唐津駅の中にも「えきマチ1丁目」っていうショップが並ぶエリアがあるんですが、お土産のバリエーションの豊富さという点では唐津市ふるさと 会館アルピノを個人的には推したい。

お土産の定番のお菓子類のほか、調味料や缶詰、冷凍食品、雑貨類などが多数売られてました。私が買ったお土産は、後日改めて紹介します。

唐津市役所前

唐津市ふるさと 会館アルピノの取材を終えた後は、唐津市街地へ。もうひとつの目的地へ向かいます。

からつバーガー店舗

それがこちらの「からつバーガー」です。唐津って言えばご当地バーガーのからつバーガー。以前訪問したときは唐津駅前にお店がなくて食べそびれたので、今回はそのリベンジってわけです。

お店の前にあるベンチに座っていただきます。

からつバーガー

全部で5種類のハンバーガーがあったのですが、今回はチーズ・ハム・たまご・パティと最も具が多いスペシャルバーガーを購入。

「玄海国定公園」の文字と唐津城のイラストが描かれた袋のデザインがご当地感を高め、旅のテンションが上がります。

からつバーガー

いざ開封!からつバーガーはパンの裏側(白い部分)がこんがり焼かれてて、香ばしさと食感の良さがプラスされてるのが印象的でした。甘辛いソースに濃厚なチーズも好き。おいしくいただきました。

炎天下の中、アツアツのハンバーガーをハフハフ言いながら食べてたので、店員さんが心配して箱ティッシュを出してくださいました。親切。手と顔が汗とソースでべちょべちょだったので助かりました。

唐津市のマンホール

電車の本数とスケジュール的に長居できず。4年ぶりの訪問だってのに、取材も含めてわずか90分ほどの滞在で唐津駅を出発します。

最後に面白い蓋(マンホール蓋と言っていいのかは不明)を撮影。真ん中が唐津焼になってて、虹の松原を表現する松の絵が描かれてました。前回の訪問で設置されてることに気づけなかったので、今回見つけられてよかった。

短い時間ながら充実した再訪問になりました。




虹ノ松原駅の昭和レトロな駅舎に見惚れる

虹ノ松原駅

唐津駅から電車に揺られること7分。虹の松原駅に着きました。今回の唐津観光のメインは、このレトロな駅舎を見ることといっても過言ではありません。

虹ノ松原駅

こちらの駅舎(待合所)は、1941年(昭和16)に建てられたものだそうです。水色と白で塗られた壁に、あずき色の瓦葺き屋根というユニークな色の組み合わせが素敵。

虹ノ松原駅待合所の中は無人駅ならではの静寂が広がります。窓の下の方に手書きっぽい電車のイラストを飾っているのが、なんとも可愛らしい。

虹ノ松原駅から鏡山展望台までは徒歩約50分。当初は歩いて行くつもりだったのですが、あまりの暑さに断念。駅の中にタクシーの案内があったので、呼ぶことにしました。

鏡山展望台へ向かう途中、タクシーの運転手さんにも「歩いて行く気だったんですか!?」と驚かれました。やはり無謀でしたね。

鏡山展望台から虹ノ松原を一望

玄海国定公園_鏡山

そして鏡山山頂に到着。鏡山稲荷神社前にある鏡山駐車場でタクシーを降り、そこからは歩くのが一般的なようですが、暑さに負けて展望台のギリギリそばまで乗せてもらいました。我ながら、本当に歩くつもりだったんですかねえ……。

松浦佐用姫

展望台へ向かう途中には、松浦佐用姫(まつうらさよひめ)の像がありました。弁財天のモデルであり、日本三大悲恋物語に登場するお姫様でもあります。

恋に落ちた青年武将が朝廷の命令で朝鮮半島にあった百済へ派遣されることになり、悲しさのあまりに鏡山から飛び降り、やがては石になってしまったという伝説があるそうです。

鏡山展望台

鏡山展望台に到着。こぢんまりとした建物でスタッフさんなどもいませんでした。2階に上った方が眺めがいいのかな~と思ったのですが、気力がわかず……

鏡山展望台

展望台より手前にあるテラス部分に行くことにしました。

虹ノ松原

そして見えた虹の松原の絶景がこちらです。写真1枚に収まらないすごい迫力。

そして手前にあるイオンの謎の存在感よ。左奥には小さいながら唐津城が、そして唐津湾に浮かぶ高島も見えました。

ちなみに虹ノ松原の由来は、長さが二里(8km)あることからきてるそう。「二里(ニリ)の松原」が次第に「虹(ニジ)の松原」になったそうです。

虹ノ松原

浜崎海岸方面の虹ノ松原です。松原の中を歩くのも楽しかったけど、こうして高い所から一望するのもいいなあ。正直タクシー代は手痛い出費だったけど、それでも来て良かったです。

余談ですが、虹ノ松原を撮ってるときカメラトラブルがあり、「カード異常です」ってメッセージが出ました。カードを触ったらすごく熱くなってたので、それが原因かと思います。

写真は予備のカードで撮ったもの。PCでカードを読み込んだら、トラブル表示が出た方のカードは虹の松原のデータがごっそり消えてたんで、予備カードで撮ってて良かった。

暑過ぎたら人間だけじゃなく、カメラもエラーを起こしちゃうんですね。勉強になりました。猛暑日は無理な旅程を立てるのはやめようと思いました。




最後に鏡山稲荷神社を参拝する

鏡山展望台

鏡山展望台を出発して、鏡山稲荷神社へ向かいます。700メートルほどの距離なんですが、猛暑で果てしない道に感じる。途中には桜並木もあったんですが、爽やかな緑色を楽しむ余裕もありませんでした。

鏡山稲荷神社

鏡山稲荷神社に到着。青い空をバックに、白い鳥居と真っ赤な階段の手すりが映えます。

鏡山稲荷神社

白いお稲荷様がいる拝殿。境内に神社の由緒などを伝える案内板がなく、詳しいことは分かりませんでした。でも広々としてて気持ちのいい神社だったなあ。

鏡山稲荷神社

拝殿の鈴のそばにおみくじがあったので引くことに。後で確認しましょう。

鏡山稲荷神社

鏡山稲荷神社の境内には、白玉神社佐用姫神社もあります。両方とも回ろうかと思ったのですが、体力が限界にきて断念。タクシーを呼んで、虹の松原駅に戻ることにしました。

平日にもかかわらずタクシーがなかなか捕まらず、やっと予約できたものの到着まで20~30分かかるとのこと。ならばと、少しでもタクシー代を節約するためにひれふり展望台まで歩くことに。

鏡山公園線を歩いて15分なら、ひれふり展望台に着いたころにタクシーも到着すると思ったんです。

鏡山公園線

でも、実際に歩いてみると全くひれふり展望台の気配が全くない。おまけに深い山道でイノシシの親子が道路を横断する場面にも遭遇しちゃって、これはいかんと思い、結局、鏡山稲荷神社の方まで来てもらうことにしました。

タクシー会社の方にお手数おかけするし、体力消耗するしでトホホなのでした。せめてイノシシの親子、撮りたかったなあ~。

鏡山稲荷神社

鏡山を降りたところで、おみくじを開く。吉か、悪くない。

でも「今は花の散りすぎた衰運にある」とか書かれてて、シャレにならない。笑えないけど笑っちゃいました。衰運があるってことは盛運もあるって思いたいものですね(切実)。

こんな感じで4日目の唐津観光はおしまい。次回は二日市&久留米方面に向かいます。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

唐津の観光モデルコースについて書いた記事はこちら。よかったらどうぞ。

 

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