埼玉を出発し、雨の飯田駅へ【12泊13日の青春18きっぷ旅・2013年春 #1】

投稿日:2022年4月11日 | 更新日:2023年9月28日

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今回から、「12泊13日の青春18きっぷ旅・2013年春」について紹介したいと思います。

2013年春の青春18きっぷ旅は私にとって特に思い出深い旅です。と言いますのも、初めて長期的な旅行に挑戦したからです。

なのでこの旅の思い出は一生忘れないだろうと思っていたのですが、さすがにもうすぐ10年経つたくさん旅をして思い出がいっぱいになってきて、チラホラ記憶が怪しくなってきました。

なので、今のうちに昔の旅の記憶をまとめておくことにしました。完全に自分のための備忘録って感じですが、ルートがハチャメチャな18きっぷ旅を一緒に楽しんでいただけると嬉しいです。

※2022年1月現在の情報をもとに書いております(撮影日は2013年3月1日)。




12泊13日 青春18きっぷ旅:1日目のルート

1日目のルートは下記のとおり。まずは飯田線の木ノ下駅を目指します。

9:30頃|埼玉の大宮駅を出発、埼京線で新宿駅へ
11:20頃|中央線に乗り換え、高尾駅に到着
13:40頃|中央本線に乗り換え、小淵沢駅に到着
→長野方面の中央本線に乗り換え?飯田線直通かも。

15:30頃|木ノ下駅着、16:15まで散策
18:05頃|飯田駅到着、宿泊

地図で見るとたいして移動してない感じですが、旅に慣れてないものからするとなかなかの大冒険でした。

大宮&新宿での写真は撮ってないので、いきなり高尾駅です。駅名標には中央線のラインカラー(青)と中央線のラインカラー(オレンジ)の両方が引かれてます。

こちらの電車に乗って小淵沢駅に向かいます。埼玉在住のJRユーザー的に、銀色じゃない車両を見ると、いよいよ地元を離れて旅に出るんだって気分になります。

中央本線からの車窓。のどかな景色が広がっていました。




小淵沢駅で20分ほど電車を待つ

高尾駅から約2時間半で山梨県の小淵沢駅に到着。国鉄時代のものと思われる駅名標が残ってました。

長野方面の中央本線に乗り換えるまで20分ほど待たないといけないので、駅や周辺を散策することに。

こぢんまりとした改札所。でも3月1日(=春の青春18きっぷ初日)ってこともあってか、なかなか混みあっていました。

中央にある雪だるまの絵が、ペットボトルの蓋で作られててビックリしたのを覚えています。

小淵沢駅の駅舎を撮影。このころは駅舎愛に目覚めたばかりで写真が少ないのが残念。今度ちゃんと見に行かないとですね。

駅周辺には春らしく桜の装飾が。そして、至る所に「JAPAN RED」と書かれた秋田新幹線E6系のポスターがありました。

それもそのはず。こちらの新幹線、2013年3月16日に営業運転を開始したんです。私がこの写真を撮ったのは2013年3月1日だから、まさに営業間近ってわけですね。

このポスター、よく見ると紙袋を取っ手を使って上手に吊るしてるところに駅員さんの知恵を感じました(笑)

電車を20分待つ・・って考えると長いけど、駅周辺を散策するって考えると20分はあまりに短い。ってことで小淵沢駅はあまり見ることができませんでした。

駅前にこんな大きなおもちゃ屋さんがあるなんて珍しい。Googleマップで確認したら、現在はひさごクリーニング店になってるみたいです。

どことなく情緒を感じる街並みに惹かれつつも、電車に乗らなきゃいけないので駅まで引き返したのでした。




飯田線・木ノ下駅に途中下車するも本降りに遭う

約2時間後、長野県にある木ノ下駅に到着。道中、岡谷で飯田線に乗り換えたのか、それとも飯田線直通の中央本線に乗ったのかは忘れてしまいました。

途中下車に木ノ下駅を選んだ理由は特にありません。ただ、鉄道旅に慣れてないので90分以上電車に乗ってると具合悪くなりそうなので、ちょうどいい具合のところで降りました。

木ノ下駅の駅舎です。かなり簡易的な造りで、ホームに行くために通過するゲートって感じがします。壁面に描かれてる花は、木ノ下駅がある上伊那郡箕輪町の花「いわやまつつじ」です。

小淵沢駅に着いた時点で雲行きが怪しいな~とは思ってたんですが、木ノ下駅に着いた頃には完全に雨に降られちゃいました。

せっかく18きっぷ旅初日の最初に降り立った駅なのに、これは切ない。私の日ごろの行いが悪かったのかしら??

なのであまり遠くへ行かず、近所の神社を散策することにしました。箕輪南宮神社と言うそうです。

近世箕輪郷三十三ヶ村の総社である箕輪南宮神社。しかも雨乞祈願を起源とする神事がある神社なんだそうです。なんかご縁を感じるなあ・・(遠い目)。

長野までくると結構雪が残ってて、余計に足元が冷え込み辛かった。ただ神社は立派なご神木があるし、境内自体も結構広くて素敵でしたよ。

木ノ下駅&箕輪南宮神社での詳しいエピソードは、こちらの記事もご覧ください。

 

 

このあと駅までちょっと遠回りしつつ引き返し、再び飯田線へ。そして宿泊するホテルがある飯田駅へ向かいました。




真っ暗な中、雨に打たれて飯田駅に到着

電車に揺られること、約1時間50分。飯田駅に到着しました。

まだ18時過ぎなのに、外はすでに真っ暗です。

そして案の定の本降り。地面に大きな雨粒が落ちている様子がお分かりいただけるかと思います。

りんごのステンドグラスが照明に照らされてさぞかしきれいだろうな~と写真を撮ってみるも、見事にピンボケ。踏んだり蹴ったりです。

10年前のコンデジの限界ってことで。駅舎の撮影は明日の楽しみにしておきましょう。ホテルまで歩きます。

飯田駅周辺は、味があるレトロなアーケードや建物が並んでました。

よさげな雰囲気の食堂。Googleマップで調べたら、結構人気のラーメン屋のようです。

シャッターアートだ!個性的で見入っちゃいます。

こんな感じで10分ほど駅前通りをまっすぐ歩く。「千劇」って書いてあるのは映画館です。現在はセンゲキシネマズ 1&2&3 OWL(アウル)って名前で営業してます。

千劇の向かい側にあるビジネスホテルが今回の宿泊先です。写真がピンボケし過ぎて名前がわからん。Googleマップで確認したら、タウンホテルなかやとありました。

建物やインテリアが割とレトロな感じのビジネスホテルだったけど、居心地は良かったです。

ホテルの方がとても親切で、びしょ濡れになってチェックインした私を見て「明日も履くなら新聞紙を靴に入れておくといいですよ」と古新聞をくださったのを覚えています。

それからというもの、旅行中に雨で靴が濡れたら新聞を詰める習慣ができました。

びしょ濡れのバックパックを干して、中身も干して、傘も干して、と部屋中干し物でいっぱいにして速攻で就寝。

楽しみにしていた青春18きっぷの出だしで躓いちゃいましたが、まだまだ旅は続きます。次回もお付き合いいただけると嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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