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新幹線で米原駅(滋賀県)へ【JR西日本とJR東海の境界駅】

投稿日:2020年10月3日 | 更新日:2023年9月28日

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今回の主役は、滋賀県にある米原駅です。実は半月ほど前に、今年初の泊りがけでの旅行をしてきました。米原駅はその行き先です。

日程は2泊3日。1日目は米原駅をその周辺を散策し、2日目は米原から大垣へ東海道線の途中下車の旅、3日目は大垣から帰宅…というルートでした。

米原駅と大垣駅は、10年以上前(時期も覚えてない)に初めて鉄道旅した際、途中下車した思い出深い駅です。地元埼玉から祖父母がいる大阪まで鈍行列車で。

当時は青春18きっぷを大人も使えるということを知らず(汗)、いちいち切符を買って列車を乗り継いでました。

写真を撮らなかったので当時の記録がなく、2度目の訪問といっても前回どこを歩いたかあやふや。なので、初めてのつもりで探索してきました。




新幹線でJR米原駅へ!

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夏の青春18きっぷシーズンが終わってたこともあって、今回は東京から米原まで新幹線でワープしました。

これまでは階段から近い真ん中の車両の席を予約することが多かったけど、コロナの影響もあって、あえて端っこの車両を選択。やっぱこっちの方が空いてます。

新幹線の端っこをこんなにまじまじと見たのは久しぶりかも。童心に帰ってワクワクしちゃいました。

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ちなみに新幹線チケットは、スマートEXというチケットレスサービスを使って予約しました。外出の機会を少しでも減らそうと思いまして…。

スマートEXは、無料登録で交通系ICカードの番号を登録すれば、suicaで新幹線に乗れちゃいます。席はパソコンから直前まで選べるし変更もできます。

新幹線はぷらっとこだま派でしたが、スマートEXの便利さも捨てがたいですね。そして新幹線はひかりです。

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そして、駅弁をいただく。いつもはすえひろの天むすを買うのだけど、なんか見つからず、似たような小さなおにぎりをゲット。わりばしがストローのように伸縮できるよう工夫されてて感心しました。

お楽しみの富士山は、先っちょしか見えず…。

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乗車から2時間ちょっとで米原駅に着きました。

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広々したホームに立ち

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新幹線の出発を見送ります。

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さて、改札に向かいますかね。

米原駅

エレベーターを上ったらすぐ、JR乗り換え改札口と出口と二股に分かれた造りになってました。

米原駅

新幹線改札口を出て左手に、西口への通路があります。まずはこっちを歩きましょう。




JR米原駅西口の様子

米原駅

東口と比べて通路が細い西口。壁には地元の中高生が描いた、地元の良さを伝える絵が飾られていました。私はこの女の子が描かれた絵が特にお気に入り。子供たちの絵を通して、伊吹山がいかに大きな存在かということが伝わってきました。

米原駅

そして、駅を出て駅舎を撮影。改札やら切符売り場やらが、プラットホームの上にある橋上駅舎です。

一見、特に面白ポイントがなさげな感じですが、跨線橋で在来線のみならず新幹線の線路の上もまたげちゃう構造は、全国的に見ても珍しいのだそう。そして、駅前にめっちゃ広々とした広場があります。

米原駅

広場のベンチが、災害時などには煮炊きのための「かまど」として使えるものだということに気づきました。茶色いベンチを引っこ抜いたら、脚の部分がコンロみたいになるそうです。便利だなあ。

広々と何もない駅前広場ですが、災害に備えてあえて何もない状態にしているのかもしれません。

米原駅

こんな感じで駅前は何もないので、東横インホテルの存在が際立ちます。私もつい、ここに宿泊してしまいました。




JR米原駅東口の様子

米原駅

ホテルに荷物を預けて再び駅へ。今度は東口へ向かいましょう。

米原駅

キオスクがセブンイレブン!?ATMもついてるし利便性がすごい。そして隣にはコインロッカー。

米原駅

在来線の改札口です。写真の通り、セブンイレブンは奥行きがある造りになってます。実際に私も利用しましたが、セブンのPB商品も売ってて、駅でもペットボトルのお茶が安く買えて良かったです。

米原駅

東口まであと少し!途中に近江鉄道の乗り場がありますが、今回は乗車しないのでスルーします。

米原駅

東口にはレンタサイクル(米原駅サイクルステーション)があって、飛び出し坊やの自転車バージョンもいました。滋賀県といえば、やっぱ飛び出し坊やよね。

米原駅

東口を出たところにも自転車バージョンの飛び出し坊や。新幹線開業50周年を祝うステッカーの様なものが窓に貼られていました。

米原駅

出口の右手には「米原湊跡」と書かれた石碑が。湊…みなと!?海ないじゃん!と頭の中がハテナでいっぱいに。

米原湊というのは、江戸時代の1603年(慶長8)、琵琶湖と入江内湖を結ぶ堀を造ったことで誕生したそうです。京都・大阪と北陸方面を結ぶ大事なポイントだったそうですよ。その後、物流の役割は鉄道に渡ったというわけですね。

米原駅

駅前にはターミナルが広がり、駅舎全体をうまく撮れないため場所を移動することに。…と、途中でチェリオの自販機を発見!ユニークな飲み物が多いチェリオ。これを見ると、関西に来たって気になります。

私が見る限り、東京や埼玉にチェリオの自販機ないんですよね。というわけで、思わず撮影。

米原駅

駅舎も無事、撮ることができました。実際にはここから周辺散策を始めたのですが、駅探索編なので、今回は在来線ホームも紹介しますね。




JR米原駅の在来線ホームの様子

米原駅

というわけで、今度は在来線の改札口を通ります。米原駅には東海道線や北陸本線が通り、全部で8つの乗り場があるのですが、今回は大垣方面へのびる東海道線のホームへ行きました。

米原駅

プラットホームに到着。左端の8番線にJR東海の東海道線の電車が、中央には特急しらさぎ、そして右端は…JR西日本の北陸本線ですかね。

米原駅

新幹線の駅名標はJR東海のオレンジだったけど、このホームの駅名標はJR西日本の青色でした。境界駅に来たって感じがしますね。

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ホームの端っこまで歩く。骨組みのアーチが奥まで続く景色が美しいです。

こんな感じで米原駅の駅探索は終了です。次回からは米原駅を散策した様子をお伝えします。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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