親鼻駅

熊谷駅から出発!人懐っこい2匹の猫と出会う。秩父鉄道で2泊3日の旅2021#1

投稿日:2021年8月23日 | 更新日:2023年9月28日

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今回から久々に旅実況シリーズを始めます。テーマは「秩父鉄道で2泊3日の旅2021」です。旅行期間は6/23(水)~6/25(金)。埼玉県民ということもあり、秩父旅行には何度も何度も行ってますが、泊りがけで行ったのは多分初めてです。

時間をかけてじっくり回る秩父観光は、今まで以上に濃厚な時間を過ごせました。というわけで、今回は1日目の様子をお伝えします。




旅の拠点・熊谷駅に到着!ホテルへ向かう

熊谷駅

まずは自宅の最寄り駅からJR高崎線の熊谷駅へ。駅近くのホテルを拠点にして、秩父鉄道の沿線観光を楽しみます。

熊谷駅

選んだのは、熊谷駅南口から徒歩1分のホテルサンルート熊谷駅前。キレイで設備が整っていながら良心価格なのが決め手となりました。

チェックイン前なのでフロントで荷物を預かってもらい、再び熊谷駅へ。今度は秩父鉄道の熊谷駅に向かいます。

熊谷駅

秩父鉄道は平日に1日乗り放題券がないので、目的の駅までのきっぷを買って電車に乗る。ものすごく華やかな車両がやってきました。

最初に向かうのは、熊谷駅から12駅目の波久礼駅(はぐれえき)です。




木造駅舎の魅力が詰まった波久礼駅

波久礼駅

電車に揺られること約30分。やっとこさ波久礼駅に到着。これだけ長い時間電車に乗ったのが久しぶりなので、ちょっと疲れました。

でも木造のホーム上屋を見たら元気が出てきました。

波久礼駅

駅構内の踏切を渡って改札口に到着。「出口」や「精算所」の案内板が手書きっぽいレトロな造りで、これぞローカル鉄道って感じです。

そして何よりこの時代に「定期券ははっきりお見せ下さい」って案内板があるのも素敵です。

波久礼駅

待合所を観察していたところ、観光案内のPOPを発見。波久礼駅から10分ほど歩いた場所に夫婦滝って場所があるらしい。ほどよい距離感だし、行ってみますか。

波久礼駅

ということで夫婦滝に到着。落差3メートルなのでそれほど大きな滝ではないのですが、流れが激しい滝ふんわりした滝が同時に見られるのが珍しくて面白かったです。

道中、荒川に架かる寄居橋っていう大きな橋があるのですが、そこからの眺めもとても良かった。それでついつい見惚れちゃったのもあって、予定以上に時間がかかった散策に。

急ぎ足で駅へ戻ったのですが、体力が足りず電車の出発時刻に間に合わず。外出機会が減ってるせいで体力があからさまに落ちてます。おかげで1時間近く、波久礼駅でぼ~っと過ごすことになりました。

波久礼駅

この日は波久礼駅の券売機の調子が悪く、購入予定の450円のきっぷボタンが反応しなくて、窓口で駅員さんに直接きっぷを売ってもらうことに。

これではたとえ駅まで走って戻れても、電車には間に合わなかったことでしょう。

「久々旅なんだから、のんびり行こうぜ」っていう旅の神様からのアドバイスなのかもしれません。




キノコみたいな屋根が可愛い親鼻駅と子猫との出会い

親鼻駅

予定より約1時間遅れて親鼻駅(おやはなえき)に到着。

親鼻駅

親鼻駅の駅舎は、なんといっても屋根が可愛い!キノコみたいな大きな腰折れ屋根。ちょっと離れたところからの方が、可愛らしいフォルムがよく見えます。

親鼻駅

親鼻駅といえば、歩いて15分くらいの場所にある荒川橋梁(親鼻鉄橋)が有名で、当初はそこを撮りに行った後に道の駅みなのでランチする予定でした。

ところが駅舎を撮影しているときに写真の子猫ちゃんが……!しかも昔飼ってた三毛猫にそっくりの模様で、もう釘付け。

いわゆるセーラームーンのまこちゃんの「失恋した先輩にそっくりだ」状態になっちゃって(マニアックすぎ?)、目がハートになって駅舎撮影以上に熱中してしまいました。

親鼻駅

しかも子猫ちゃん人懐っこくて、私がしゃがんだら徐々に近寄ってきて、しまいには私の大きなお尻の下のすきまに入り込んで休んでしまう始末。最後は近すぎて写真が撮れなくなるくらいでした。

私が猫をカメラで追っている様子を見た地元の方が、「頑張れ」「いい写真取れそう?」と気にかけてくださいまして。ちょっとした交流も楽しめました。

親鼻駅

すごく楽しい時間を過ごせたんだけど、またしても電車に乗り遅れることに。待ち時間中に何か食べたい。

という訳で、近くにコンビニかスーパーがないか地元の方に尋ねたところ、歩いて5分くらいの場所に「ヤマザキショップ よろづや」があることが判明。

ここがコンビニとスーパーの合体版みたいなお店で、総菜系が充実してたので秩父名物のみそポテトをゲットしました。

駅の待合所でみそポテトを食べつつ、旅程を調整。当初は終点の三峰口駅と隣の白久駅に行く予定だったのですが、これだとホテルに戻る時間が遅くなる。ということで、予定を変更して親鼻駅から2つ隣の和銅黒谷駅へ向かいました。




和銅黒谷駅から和銅遺跡へ。たぬき猫がついてきた!

和銅黒谷駅

和銅黒谷駅に到着。ホームには和同開珎の大きなモニュメントがあります。

和銅黒谷駅

駅舎の撮影に旅の相棒を参戦させる。いつもはこけしのはれぎちゃんを連れてるのですが、秩父旅行なので三峰山で見つけたこけしの峰さんを連れてきました。

和銅黒谷駅

和銅黒谷駅といえば、金運パワースポットで人気の和銅遺跡が有名!ってことで、まずは和同開珎を祀っている聖神社を参拝しました。

和銅黒谷駅

電車の時間に間に合うか微妙なのですが、せっかく来たので和銅採掘露天掘跡も行くことに。

和銅採掘露天掘跡に行ったことがある家族から「距離あるし、坂道が多いから結構大変だよ」と釘を刺されてたのですが、せっかく来たからには訪ねたい。

旅のテンションで乗り切れるだろうと歩き始めましたが、アドバイス通り体力が落ちた状態では本当に大変でした。

和銅黒谷駅

日が暮れ始めた山道に心が折れそうになり

「また猫ちゃんと会えないかな~」と思ったまさにそのとき!

本当に猫がやってきてビックリしました。こんどは狸みたいな毛の長い三毛猫。しかもかなり大きいです。和銅遺跡の主でしょうか?

和銅黒谷駅

みそポテトのゴミが入った私のカバンからいい匂いがするのか、クンクンと周囲を嗅ぎまわった後、私の後をついてくる猫ちゃん。やばい、可愛すぎる。

でも、猫の歩くスピードに合わせていたら電車の時間に間に合わなくなっちゃうので途中からは早歩きで置いて行ってしまいました。ごめんよ、ごめんよ。

和銅黒谷駅

そして無事、和銅採掘露天掘跡に到着。その名の通り、和同開珎に使う銅を採掘した場所です。ここにも大きな和同開珎のモニュメントがありました。

「和銅採掘露天掘跡の川で銭洗いするといい」と聞いていたのですが、今回は時間の都合上パスしました。残念。日が暮れる山道を引き返して駅に向かったときには、先ほどの猫はいなくなってました。これもまた残念です。

熊谷駅_ビジネスホテル

和銅黒谷駅から熊谷駅に戻って、ホテルにチェックイン。ホテルサンルート熊谷駅前の客室は、幅が広いベッドと窓に面したデスクが私好みで快適でした。

熊谷駅_ビジネスホテル

駅前のセブンイレブンで買った夕食を食べつつ、プロ野球のナイター中継を観戦して疲労を回復。ホテルのテレビでライオンズ戦を観て、自前のタブレットで阪神戦を観ました。

2日目は、今回行きそびれた三峰口駅や白久駅などを訪ねます。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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