原爆ドーム・宮島の厳島神社も!広島電鉄でコッテコテ観光【12泊13日の青春18きっぷ旅・2013年春 #9】

投稿日:2022年5月12日 | 更新日:2023年9月28日

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12泊13日の青春18きっぷ旅(2013年春)・9日目の様子を紹介します。今回は広島電鉄を使った、コッテコテの定番スポットを巡る広島観光です。

原爆ドーム平和公園を歩いた後は、広電宮島口へ。そこからフェリーに乗って宮島に向かい、厳島神社を参拝。宮島の食べ歩きグルメも満喫しました。

最後は野球ファンなら見ておきたい、広島東洋カープの球場へ。では、出発です!

※2022年4月現在の情報をもとに書いております(撮影日は2013年3月9日)




広島電鉄に乗って原爆ドームへ!

9時50分ごろ。JR広島駅の南口そばにある広島駅駅に到着。変わった名前ですね。

広島電鉄の一日乗車乗船券を購入。広電電車全線と宮島松大汽船(宮島口~宮島航路)が乗り放題です。

当時は840円で、テレホンカードみたいな造りでした(現在は900円で紙製です)。

こちらがお世話になった路面電車。京都市電から購入した1900形です。レトロかわいい。

路面電車に乗ること約13分。原爆ドーム前停留所に到着。すぐに原爆ドームが見えてきました。

説明不要かもしれませんが、原爆ドームは1945年(昭和20)8月6日に人類史上初めて投下された原子爆弾によって破壊された建物です。

元々は広島産業奨励館だったのだそう。原子爆弾はこの建物のほぼ真上、約600m上空で爆発しました。そしてここから半径20kmに及ぶ広島市街地が破壊しつくされ、20万人以上の命が奪われたわけです。

原爆ドームを後世に残すために、寄付による補修工事が施されていると、案内板にありました。

本で原爆ドームを見るときはついついドーム部分にばかり目が行ってしまうのですが、現地に行くとむき出しになった柱などもしっかり見られます。

特に印象的なのは、いまも地面に散らばっている壁などのかけらでした。間近で見てこそ感じるものが多くあるかと思います。

近くに慰霊碑があり、多くの人が手を合わせていました。

近くで見つけた、赤い鳥文学碑。胸像の男性は児童文学の父と呼ばれる鈴木三重吉で、児童雑誌『赤い鳥』を創刊しました。原爆からの復興や世界平和を願って建てられたそうですよ。




平和の灯がある、平和公園を散策

原爆ドームから歩いて約5分。平和公園に到着しました。正面に見えるのは原爆の子の像。その周りにはガラスケースに入った折り鶴が捧げられています。

原爆の子の像はその名のとおり、原子爆弾によって命を落とした子どもの霊を慰めるためのもの。それと同時に、もう二度と子どもが原爆の犠牲にならないことを願った像でもあります。

その近くには原爆供養塔がありました。内部には納骨堂があり、引き取り手がいない犠牲者の遺骨もおさめられているそうです。

日本の音風景100選に選ばれている平和の鐘。私が訪問した当時は自分で鐘を鳴らすことができました。

銅で造られた平和の観音像。この像がある場所には中島本町という町があったのですが、爆心地に近いため町そのものが消えてしまったのだそう。そのことを惜しみ、犠牲となった住民への慰霊の思いが込められています。

さらに平和公園の北側まで歩くと、平和の池がありました。池の端には原爆の犠牲になった人の名が刻まれている、広島平和都市記念碑(原爆死没者慰霊碑)があり、多くの花が供えられていました。

同じく平和の池にあった平和の灯。建立されてからずっと火が灯されています。

ほかにも平和の時計塔や祈りの像などがあるのですが、広くて見どころが多いので今回はこのくらいで。続きはぜひ、現地でご覧になってみてください。




宮島で厳島神社と食べ歩きを満喫

原爆ドーム前停留所から宮島線に乗って約50分。11時40分ごろ広電宮島口駅に到着。5000形車両にお世話になりました。

広電宮島口駅前を出ると、すぐそばに宮島松大汽船フェリーのりばがありました。

フェリーに乗って宮島へ向かいます!乗船時間は約10分です。

宮島に到着。厳島神社に向かって歩きます。

道中に五重塔がありました。室町時代の1407年(応永14)建立。国重要文化財に指定されているそうです。

拝観料を払って、いよいよ厳島神社の拝殿に向かいます。

朱色の柱に囲まれて、すっごくきれいです。

途中で見つけた鏡池。水面に映る秋の名月を詠んだ歌が多く残されているのだとか。立札に「厳島八景の一」と書かれてました。ほかの7つはどんな景色なのかな?見逃しちゃいました。

卒塔婆石(そとばいし)。卒塔婆ってのは、お墓の周りにある細長い板です。

平安時代の武士・平康頼が、現在の鹿児島県にある硫黄島(鬼界島)に島流しされたとき、母恋しさに1000本の卒塔婆に二首の和歌を書いて海に流したんだそう。そのうちの1本が、この池の石に流れ着いたと伝わってるそうです。

拝殿の正面にある平舞台に到着。ここから大鳥居を眺めるのが定番のビュースポットらしいのですが、ばっちり(?)撮り逃しちゃいました。

拝殿や本殿の写真もないし、肝心なところを撮り忘れちゃってます。すみません。

厳島神社を出たところに大願寺というお寺があるんですが、そこにある写真の厳島龍神は知る人ぞ知るパワースポットなんだそうです。

ご利益にあやかりたい方は足を運んでみるといいかもしれません。

最後は宮島のシンボルともいえる大鳥居へ。海水が引いてたので水の中にそびえたつ姿を見ることはできませんでしたが、近くまで歩いて行くことができました。

最後は宮島表参道商店街で食べ歩きすることに。

宮島といえばあなごめしが有名なようですが(いたるところに店があった)、当時無職でお金がなかったので穴子まんをいただくことに。〇錦本舗ってお店で買ったのですが、残念ながら閉業してしまったようです。

当時のブログ友達におすすめしてもらった、揚げもみじもいただく。紅葉堂ってお店の商品で、もみじ饅頭を天ぷらみたいに揚げてます。定番のあんこのほか、クリームやチーズ味などもあるそうです。

こんな感じで宮島観光を楽しんだのち、広島市街地に戻りました。宮島ではロープウェイや水族館など行きそびれたので、リベンジしたいですね。




マツダスタジアムとカープ坊やのマンホール

17時ごろ的場町停留所に到着。ここから最後の目的地まで歩きます。

それが、こちらのマツダスタジアムです!野球ファンとしては見ておかなくては。訪問時は3月だったので、オープン戦をやっていました。

選手への応援メッセージが書かれたホワイトボード。堂林選手、今も昔も人気ですね。

マツダスタジアムのそばには、もうひとつのお目当て、カープ坊やのマンホールもありました!野球ファンかつ、マンホール愛好家の私にとってはツボ過ぎる蓋です。

ノンカラー版も勿論撮影。

こんな感じでこってこての広島観光を終えた後、ホテルに向かいました。

10日目は移動日で、関西に向かいます。どうやら親戚の家に泊まったようで記録がほとんど残されておらず旅行要素がないため、次回は11日目の旅の様子をお伝えする予定です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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