鳥栖駅から散策。蒸気機関車に鳥栖市中央公園、ご当地マンホールも

さて今回は鳥栖駅からの散策編です。鳥栖市の観光地と言えば鳥栖プレミアムアウトレットが有名ですが、駅からちょっと遠いので今回はパス。目的地なく気ままにブラブラしました。

それでも鳥栖市重要文化財の蒸気機関車を見つけたり、自然豊かな公園でまったりしたりと楽しむことができました。

もちろん、ご当地マンホールも見つけましたよ。では出発です!

※2022年6月現在の情報をもとに書いております(撮影日は2019年3月)




鳥栖駅から鳥栖スタジアム前の広場を歩く

鳥栖駅の出入口がある方は駅西側となり、駅東側へ移動するには歩道橋を使います。

サガン鳥栖の本拠地である鳥栖スタジアム(駅前不動産スタジアム)があるのも鳥栖駅の東側。

そのためか、東側へ移動する歩道橋にはサガン鳥栖のマスコット・ウィントスが描かれていました。

歩道橋からは電車がよく見えます。

こちらが鳥栖スタジアム(駅前不動産スタジアム)です。当たり前なんだけど大きいですね。

鳥栖駅から鳥栖スタジアムまでの空間は広場みたいになっていました。写真の右手にあるのが、駅の東側へ渡るときに使う歩道橋です。

広場には「Jリーグのある町 鳥栖市」と書かれたプレートがありました。サガン鳥栖だけじゃなく、九州にあるJリーグのチームが分かるようになってます。

そしてサガン鳥栖の旗がはためいてました。こういうのは大宮アルディージャがある大宮駅周辺でもよく見かけますね(埼玉県民的感想)。

Jリーグあまり詳しくなくて、これ以上語れることがなくて申し訳ないです。

ほかにも立派な時計を発見。金色に輝く鐘がついてるなあ~と思って調べてみたところ、「平和の鐘」って名前だと判明しました。

1日数回、鐘がちゃんと揺れて鳴るそうです。タイミング悪くて見られなかったの残念だなあ。




鳥栖駅にある蒸気機関車268号

鳥栖駅東側の広場には、蒸気機関車も展示されていました。正確には「蒸気機関車230形268号」って名前で、1905年(明治38)に製造されたのだそう。

鳥栖市重要文化財に指定されています。

製造時のデータによると全長9.699mで高さは3.6m、重量は38.22tになると案内板にありました。

国内に2両しかない230形機関車

引き続き案内板の情報ですが、こちらの230形の機関車は、民間企業が国内で初めて量産化に成功した蒸気機関車です。でも現在は国内に2両しか残っていないんだとか(もう1両は京都鉄道博物館)。

この蒸気機関車が鳥栖に配属されたのは1935~1940年ごろ。構内作業用に使われたそうです。

蒸気機関車の横には信号機らしきものもありました。

鳥栖駅の生い立ちからも分かる通り、鳥栖は九州の鉄道の礎を築いた「鉄道のまち」です。蒸気機関車230形268号は、それを証明してくれる貴重な存在として、駅のそばに設置されています。

案内板には、蒸気機関車230形268号をキャラクター化したふろやんのステッカーが貼られていました。なんとも器用な帽子のかぶり方をしてるのが、個人的には気になるところです(笑)


鳥栖駅から鳥栖市中央公園へ歩く

鳥栖駅東側の散策を終えて、今度は西側へ。県道220号(鳥栖停車場線)を歩きます。

街中にもさり気なくサガン鳥栖要素が盛り込まれています。¥スポーツチームのホームタウンには、こういう見どころがあるのが好きです。

鳥栖駅を出発して約3分。鳥栖市中央公園に着いたので、中には行ってみました。

緑と水がキレイな鳥栖市中央公園。敷地面積自体は結構広いのですが、そのほとんどをこちらの池が占めていました。そばにはマンションがあって、ご近所の方の憩いの場になってそうです。

私の家の近所にこんなキレイな公園があったら、毎日のウォーキングが楽しいだろうな~と思いました。

池の中央には橋が架かってて、その先には休憩スペースがあります。さらにらせん階段を池まで降りれば、水遊びもできそうです。すごく整備されていますね。

そんな橋を意気揚々と渡っていたのですが、ショートソックスが歩くたびに脱げるという謎トラブルが発生したので引き返すことに。

このままじゃ移動が厳しいので、新しい靴下を探すことにしました。

そして鳥栖市中央公園のとなりにあるショッピングモール、フレスポ鳥栖へ。2階建てで全77のショップがあります。

私は100均のダイソーにて靴下を購入。100円なのにつま先とかかとにクッション性があって、旅行中いっぱい歩く私としてはとても良い履き心地でした。3年経った今も履いてます。

なんかよく分からない感じで散策が終わっちゃったので、最後はご当地マンホールで締めたいと思います。




鳥栖市周辺で見つけたマンホール

鳥栖駅西側を歩いてたときにマンホールを見つけました。

中央には鳥栖市の市章。十字のような区切りは、九州自動車道と長崎自動車道、そして大分自動車道を接続する鳥栖ジャンクションを上空から見下ろした様子を表しています。

鳥栖ジャンクションの周りには、鳥栖市の花であるハナショウブが描かれていました。

同じデザインのノンカラー版も発見。十字で区切るデザインはたくさん見てきましたが、十字で道路のジャンクションを表現している蓋は初めて見ました。なかなか面白いですね。

※おまけ※

県道220号沿いを歩いてたときに見つけた病院。建物の中央に縦書きで大きく名前が書いてある造りが個性的で思わず撮ってしまいました。筆文字っぽいフォントも個性をプラスしています。

こんな感じで気ままに鳥栖駅を散策してきました。次回訪問したら、もう少し遠くまで足をのばしてみたいですね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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