三峰口駅

三峰口駅と8年ぶりの再会!武州日野・白久駅も。秩父鉄道で2泊3日の旅2021#2

投稿日:2021年8月25日 | 更新日:2023年9月28日

当ブログはアフィリエイト広告を使用しています

「秩父鉄道で2泊3日の旅2021」の2日目です。1日目は電車に乗り遅れまくって旅程がずれまくったので、この日はその挽回をすべく張り切って出発。…したものの、天気が不安定で雨雲に振り回されながらの秩父観光になりました。

でも、関東の駅百選の三峰口駅を8年ぶりに見ることができたし、武州日野駅からは安谷川橋梁に行けたし、充実した1日になりました。では、出発しましょう!




武州日野駅から安谷川橋梁へ

秩父鉄道

秩父鉄道の熊谷駅です。10:01発の影森行きの電車に乗って出発。

武州日野駅

11:26、武州日野駅に到着。約1時間半かかりました。これだけ長い時間電車に乗っていたのは久しぶりで、ちょっと腰が痛くなりました(笑)

武州日野駅

武州日野駅の木造駅舎を撮影。天気が悪いのがちょっと残念ですが、大きな屋根や木目がよく見える板張りの壁が素敵です。

武州日野駅

武州日野駅といえば、秩父鉄道で最も高い鉄橋「安谷川橋梁」が近くにあることが有名です。

安谷川橋梁は駅から近くて撮影しやすいのが魅力的。安谷川橋梁と並行して架かっている安谷橋(あんやはし)はご覧の通り歩行者・自転車専用の広場みたいになっていて、車を気にせず写真を撮ることができます。

武州日野駅

安谷川橋梁の前に立つこと約20分。やっとこさ電車がきました。天気が悪いのがプラスに働いたのか、雲海が広がっていて幻想的な風景を楽しめました。




三峰口駅で乗務員さんにいいことを教えてもらう

三峰口駅

続いて終点の三峰口駅に到着。8年ぶりの再会です。「みつみねぐち」と書かれた柱用の駅名標が奥まで並んでいる様子が、駅舎好き的に美しい!

ほかにも色々と眺めていたら、乗務員さんに声をかけていただきました。そして、木造駅舎が好きなことや8年前に三峰口駅の駅舎を見たことがきっかけのひとつになっていることを伝えたところ……

三峰口駅

面白いことを教えてもらいました。秩父鉄道の架線用の柱の一部は、レールを再利用しているのだそうです。

ホームにあったこちらのA字型になっている柱も、元はレールだったと教えてもらいました。よく見たら、レール特有の凹凸があります。

三峰口駅

反対ホームに移動して、さらに駅舎を眺める。ホームを支える擁壁が、ブロックや石を積んだものじゃなくて丸い石を埋め込んだ造りになっているのが個性的で素敵です。

三峰口駅

駅舎をひと通り見た後は隣の白久駅まで歩こうと思ったのですが、改札を出たとたんに大雨が!というわけで、駅前のベンチで休むことに。

雨雲レーダーを確認したら15分くらいでやみそうなので、しばらくは雨音に耳を澄ませることにしました。

三峰口駅

雨が無事やんで、駅舎の外観も写真に撮ることができました。

8年経っても変わらず、ブルーのようなグリーンのような独特の色合いが美しい。昔の写真と比べたら、コカ・コーラの看板がちょっと色が剥げてきてるかなと感じました。

この後はしばらく晴れるみたいなので、予定通り三峰口駅~白久駅まで歩くことにしました。




三峰口駅から白久駅まで歩く

三峰口駅

三峰口駅から隣の白久駅までは、歩いて約15~20分くらいです。散歩するにはちょうどいい距離感。ただひたすらまっすぐ、のどかな景色のなかを歩きます。

線路沿いを歩いてると、レールを再利用した架線柱をいくつか見つけました。私が見た感じだと、三峰口駅~和銅黒谷駅間によく見られました。車窓からでも見つけられるので、ぜひ探してみてください。

三峰口駅

お花畑にオタマジャクシが泳ぐ水田などなど、特別な観光地はなくても癒される景色が続きます。

枝分かれする道を歩けばお寺や神社があるのですが、体力がないので今回は寄り道話にしました。

白久駅

めっちゃ重厚感ある蔵が並ぶエリアに突入。のどかな田園風景から急に空気が変わったと思ったら、駅前に着いてました。

どこかのおうちでとんこつ味のインスタントラーメンを作ってたみたいで、いいにおいの記憶が鮮明に残っています。

わざわざ非日常な景色を見に行ったのに、なんて所帯じみた記憶を脳に刻み込んでしまったのか。でも、おかげさまで白久駅=とんこつラーメンのイメージがついてしまってます。




今回の旅で一番印象深かった白久駅

白久駅

こちらがその白久駅(しろくえき)です。三峰口駅みたいな華やかな駅舎もいいですが、白久駅みたいなシンプルな造りの駅舎もいい。

今回の旅で最も印象に残ったのが、こちらの駅舎でした。

白久駅

白久駅は秩父鉄道本線で最も1日平均の乗車人員が少ない駅だそうです。なんかそれも納得。白久駅は周囲が特に静かで、ほかの駅にはない秘境感が漂っていました。

真っ平らな屋根をかぶった、ぺちゃんこな駅舎も個性的で素敵。思わずこけしの峰さんとの記念撮影もしてしまいました。

白久駅

そして15:53発の電車に乗って熊谷駅に戻る。「旅を終えるには早すぎるかな、あとひとつくらい駅に寄ろうかな?」と迷ったのですが、この通りの大雨になったので納得してホテルに帰ることができました。

だいぶ端折って書いたけど、この日は本当に天気が不安定で、雨雲レーダーとにらめっこしながらの1日となりました。でも、どうにか雨に濡れることなく旅を終えられたので良かったです。

ちなみに熊谷駅に着いた頃は雷雨になってました。次回は秩父鉄道で2泊3日の旅の最終日です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

鉄道コム
応援クリックしていただけると嬉しいです。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。