JR湖西線と北陸本線に乗って滋賀~福井の途中下車の旅【12泊13日の青春18きっぷ旅・2013年春 #10 #11】

12泊13日の青春18きっぷ旅(2013年春)・10日目と11日目の様子を紹介します。10日目は移動日だったのでダイジェストでお送りします。

11日目はJR湖西線JR北陸本線に乗って福井駅へ。途中下車して北小松駅近江今津駅敦賀駅今庄駅から散策しました。敦賀駅では氣比神宮を参拝し、北小松駅と今庄駅では歴史的建造物が並ぶ街並みを観光しました。

2日分なのでたっぷりの旅行写真と共に紹介します。では出発です!

※2022年5月現在の情報をもとに書いております(撮影日は2013年3月10~11日)




【移動日】10日目のダイジェスト

お世話になった、広島駅前ユニバーサルホテル新幹線口右を出発。朝食・夕食が無料なのがありがたかった。

11時過ぎに広島駅に別れを告げました。

のどかな車窓を見ながら電車に揺られること、約1時間20分。

広島県三原市にある糸崎駅に到着。ここで電車を乗り換えたんだと思います。

糸崎駅を出発。車窓から工場の煙突がいっぱい見えます。

糸崎駅から2時間半ほど電車に揺られて、次は相生駅で下車。兵庫県に入りました。相生駅は、青春18きっぷ旅では乗り換えやトイレ休憩でお世話になるイメージです。

電車に一気に乗り過ぎて体力削られたのか、40~50分後くらいには西明石駅でも途中下車した模様。写真だけで記憶はない。

西明石駅を過ぎたら車窓から明石海峡大橋が見えたのですが、天気が悪くていい感じに写真を撮れませんでした。

写真はここで終わってるのですが、おそらく親戚がいる大阪駅周辺まで向かったかと思われます。で、そのまま泊めてもらったかと……。

広島駅~大阪駅間を電車だけで移動した場合、6時間半くらいかかります。旅慣れてない当時としては、結構頑張ったと思います。




湖西線で沿線観光。まずは北小松駅へ

ここから11日目です。大阪駅から東海道山陽本線に乗って、京都の山科駅で湖西線に乗り換え。琵琶湖を眺めながら電車に揺られます。前日と打って変わっていい天気です。

11時前。滋賀県大津市にある北小松駅で途中下車しました。理由は特になく、単純に電車にずっと乗ってて辛くなったんだと思います(腰痛とか)。

北小松駅は高架駅(高架橋などの構造物上に駅設備がある)。駅前には駐車場があって、駅舎全体を上手く撮れませんでした。

駅の周りには田畑と山が連なる景色が広がります。3月なのに山のてっぺんに雪が残っているのが、埼玉県民的に新鮮で印象に残りました。

駅周辺を気ままに散策してたら樹下神社という神社を見つけたので参拝しました。

いつごろ建てられたかは不明ですが、妖怪が旅人を害したので近江守護を命じられていた佐々木兵庫佐成瀬という人物が妖怪退治をした……というのが、この神社の由緒とのこと。

正確には別のところでそういう出来事があって、その祭神を分けて祀った神社だそうです(参考:滋賀県神社庁)。とにかく、旅人にはありがたい神社ってことですね。

近くには「籾殻(もみがら)ご自由にお持ち帰りください」という謎の立札もありました。知らなかったのですが、籾殻って肥料などに使えるんですね。勉強になるなあ。

滋賀といえばの飛び出し坊やは、壁に取り付けるタイプで、しかも女の子でした。飛び出しガールかな?

20分ほどの短い滞在の後、再び湖西線に乗りました。




近江今津駅で降り、ヴォーリズ通りを歩く

湖西線の車窓を眺めながら、電車に揺られること15~20分。

近江今津駅に到着。なんか服部平次(BY:名探偵コナン)みたいな色した駅名標がありました。

近江今津駅東口を出て5分弱歩くと今津港(遊覧船乗り場)があって、琵琶湖が一望できました。

個性的なフェイスの猫さんにも会えました。

今津港もいいけれど、一番の目的は駅から歩いて10分ほどの場所にあるヴォーリズ通り。「レトロ建築が好きなら…」と、知人やブログ友達らにおすすめしてもらったスポットです。ヴォーリズってのは人の名前です。

こちらは旧百三十三銀行(現:滋賀近郊)の今津支店として使用されてた建物で、現在は今津ヴォーリズ資料館になってます。1923年(大正12)築。西洋の古典建築様式を取り入れているのが特徴。登録有形文化財に指定されています。

こちらは今津教会会堂。1934年(昭和9)築。正面からじゃ分からないですが、奥行きが15メートルもあるそうです。こちらも登録有形文化財に指定されています。

最後は1936年(昭和11)年に建てられた、旧今津郵便局。正面玄関のアーチ状のレンガが特徴的。

上手く表現できないけど、今の建物にはない、コテンとした可愛らしさを感じます。こちらも登録有形文化財です。

余談:ヴォーリズってどんな人?

ヴォーリズは高校の英語教師として来日したのですが、わずか2日で解任されたんだそう。

そこで、かつての夢だった建築家を目指し、ヴォーリズ建築事務所を開業。学生時代に学んだ建築設計技術を活かして、日本に多くの西洋建築を残しました。ちなみに日本人女性と結婚されています。

異国の地で2日で職を失うって、自分ならショックで倒れそう。それどころか日本にとどまり、かつての夢を目指す道を選ぶってすごいタフだなあと思いました。

こんな感じでヴォーリズ通りの散策は終了。クリーム色の素敵なマンホールも見つけました。中央は町の鳥「ヒバリ」、周囲をこの辺りに群生するザゼンソウ(座禅草)が取り囲みます。

いずれも昔ここにあった旧今津町のシンボルです。現在は高島市になってますが、市の鳥としてヒバリは残っています。




敦賀駅からシンボルロードを歩き、氣比神宮へ

近江今津駅から電車で約40分。敦賀駅に到着。いよいよ福井駅に突入です。

敦賀駅前に銅像があって、このアングルで撮ると駅舎に手を振ってるみたいで面白かった。

像は都怒我阿羅斯等像(つぬがあらしとぞう)といって、『日本書紀』に登場する古代朝鮮の人のものです。敦賀って地名ができたきっかけの人物なんだとか。

駅前の大通りは敦賀シンボルロードといって、松本零士作品のブロンズ像が並んでました。

なぜ、敦賀に松本零士作品のキャラクターが?

敦賀市のイメージである「科学都市」「港」「駅」と、敦賀市の未来のビジョンに松本零士作品がピッタリ当てはまったのが理由で、敦賀港開港100周年にブロンズ像が建てられました。

『銀河鉄道999』は鉄道・科学・未来を、『宇宙戦艦ヤマト』は港・科学・未来を象徴しています。

敦賀シンボルロードは氣比神宮までつながってます。徒歩15分ほどで到着しました。

北陸道総鎮守 越前國一之宮の氣比神宮。大きな神社で見どころが多いのですが、今回は割愛で。柵をよじ登ろうとする猫ちゃんの背中でお茶を濁します。

敦賀はこんど、1日かけてじっくり見て回りたいですね。




宿場町の景色が残る、今庄駅へ

敦賀駅から北陸本線で約15分。今庄駅(いまじょうえき)に着きました。

「ようこそ」とか「今日一日頑張って」とか、温かいメッセージが至る所に貼られてる、温かい駅。

3月だけど、待合所にはストーブが設置されてました。物理的にも温かい。

今庄駅の駅舎。コンクリートむき出しで無機質な感じが、いい味を出してる。入口の両側にある灯籠みたいな照明も素敵。

写真は旧駅舎で、現在は全く違う姿になってます。2017年にリニューアルされました。

今庄駅は北国街道の宿場町である今庄宿の古き良き建物がいまも残ってるってことで、当時のブログ友達にすすめてもらいました。

なんと、2021年には重要伝統的建造物群保存地区に指定されたそうです!これからどんどん注目度上がるのかな~。

道中で見つけた昭和会館。訪問時は今庄公民館として使われてました。登録有形文化財に指定されます。

近くには昭和会館の建築に貢献した田中和吉翁の銅像が。でもよくみると、台座の上が球体!?

台座の上の銅像は太平洋戦争による金属回収によって持っていかれてしまったんだそうです。

さらに歩くと、家と家の間の細い道の横に白髭神社と書かれた標柱を見つけました。

道なりに歩くと、とんでもなく長い石段が……。ここまでの散策で結構疲れてるんだけど、旅のテンションで上ります。

どうにかこうにか白髭神社に到着。せっかく頑張って参拝したのに神社の写真これだけ。撮り方がイマイチで残念です(疲れて余裕なかった?)。

創立時期が不明の、地元の人々に親しまれている神社とのことでした。

神社そばにあった池。写真だと分かりにくいのですが、水の中に黄色のモミジの葉がたくさんあるんですよ。まるで水の中にきれいな落ち葉のまま閉じ込めてるみたいで、すごく不思議でした。

こんな感じで1時間くらいかけて今庄駅散策を楽しみました。




ヘトヘトになりながら、福井駅に到着

今庄駅から電車で約40分。今日の終着駅・福井駅に着きました。

ヘットヘトになりながらビジネスホテルにチェックイン。途中にあったスーパーで夕食を確保。福井名物の焼き鯖寿司です。リーズナブルなのにしっかり美味しかった。

デザートは同じくスーパーで買った越前もち。名前や製造元から福井に縁がある御当地スイーツかと思って買ってみました。

小さくあべ川って書いてある通り、お餅にきな粉をまぶしてて安倍川もちみたいでした。黒糖で甘味をつけてて美味しかった。でも炭水化物摂り過ぎですね(汗)

2日分なので長くなっちゃいましたが、今回はこの辺で。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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