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今回は福島県の主要駅のひとつ、いわき駅を拠点に鉄道旅したときに訪問した、小野新町駅(おのにいまちえき)をピックアップしていきます。
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のんびり書いてきた宮城&福島の青春18きっぷ旅も、これで最終回です。今回は福島駅の周辺をブラブラしています。
福島駅の訪問は2度目なのですが、初回は駅チカのサイゼリアにしか行けなかったので、じっくり見て回ることができて良かったです。
この日は完全にフリーでした。というのも、青春18きっぷの有効期限が過ぎており、もう新幹線で帰るしかないんですよね。
福島駅から埼玉の大宮駅までは1時間ちょっとで着くほど近いので、適当に自由席の切符を買って、適当にタイミングの良い新幹線に乗って帰れれば良いかなと。
とはいっても、昨日の「さんぽ」による疲労がまだ残っててヘロヘロだったので、昼過ぎには福島を出発して、夕方には自宅に着いているようにしました。
福島駅に着いてからは、西口にある「ザ・セレクトン福島」というホテルにお世話になってました。
西口から徒歩1分の好立地とコスパの良さと、赤いソファーが気に入ってここに泊まりました。部屋の扉や廊下もちょこちょこ赤色が使われてて、華やかでテンション上がります。
モリモリ朝食をいただいてチェックアウト!
こちらがザ・セレクトン福島の外観。本当に駅前にあります。しかも隣にはイトーヨーカドーがあって、いざってときの買い出しに助かります。私は閉店ギリギリに化粧水を買いに走りました~。
福島駅西口の外観。オレンジ色で書かれた駅名が、郡山駅に少し似てる?
ウサギさんの頭を人間の胴体にのせてるのでシュールな感じに‥。
東口に着いたら、とあるパン屋さんを目指します。
これから向かうオカザキドーナツというパン屋さんは、福島駅から約1.5kmの距離。地図上では徒歩19分となってますが、ボストンバッグを持ちながらの移動のためか、私は30分弱かかりました。
道中はレトロな建物があってなかなか楽しかったです。
福島稲荷神社もあります。
町の小さな化粧品屋さんには「美肌神社」なるものが。気になったので、美肌おみくじをひいてみる。
結果は小吉(私にはよくあること)。すごく手作り感あるおみくじです。便秘にならないための食べ合わせをアドバイスしていただきました。うん、便秘になると肌荒れするもんね。
そんなこんなで町中散策を楽しみながら、あっという間にオカザキドーナツに着きました。
青い三角屋根が目印のオカザキドーナツ。店内はこぢんまりとしており、トレイとトングで自由にパンを選べるスペースとレジカウンター、そして2~3人が座れる畳を使ったベンチがありました。レジカウンターの奥では、職人さんがパンを作っていましたよ。
そして福島の噂のご当地パン・水虫パンとご対面。ブルーベリーとかマーマレードとか種類が豊富。水虫なのにPOPのイラストがオシャレで、洗練された食べ物に見えてしまう。水虫なのに。
私はチョコ味とブルーベリー&クリームチーズ味を買って帰りました。
朝食でお腹いっぱいだし、最初は新幹線の中で食べるつもりだったのですが、カバンからパンの良い香りが誘惑してくる。
そして誘惑に負けて途中で見つけた公園で水虫パンをいただくことに。
こちらが水虫パンのドアップです。絵本のように可愛らしくデフォルメされた足の甲には、水虫らしさをアピールするために表面にはブツブツが‥(ごくり)
このブツブツがパン生地よりも甘くて、食感もカリカリしていて良いアクセントになっています。
足の親指側からパンに切り込みを入れており、中にジャムやクリームを詰められるようになっています。
そして足の切込みをパックンチョ。中にはたっぷりのチョコクリームが詰まっています。
オカザキドーナツさんのパンはですね、全体的にどれもこれもモッチモチ、いやモッッッッチモッッッッチで美味しいんです。
クリームや水虫のブツブツは素朴な甘さで、価格は良心的と、親しみやすさを全体的に感じさせつつも、上質なものをいただけるという、なんとも人の心を幸せにしてくれるパンだと感じました。
あまりの美味しさに食欲が暴走モードに。一緒に買ったなめこパンにも手を出してしまう。
なめこパンはマヨネーズと海苔となめこがぎっしり詰まったお総菜パン。パンのモッチリ感と具材の多さでお腹が満たされます。
たまたまタイミング良く、おまけパンもいただいてしまいました。こちらはイチゴジャムとマーガリンが入ったパンです。
さすがに食べ切れないので、こちらと残りの水虫パンは自宅で食べることにしました。
本当にどれも美味しくて、近所にあれば毎日でも通いたいお店でした。
※LINEトラベルjpで水虫パンのガイド記事を書きました※
↓↓よかったらこちらも読んでみてください↓↓
福島駅に戻り本練羊羹と新幹線の切符を買う
お腹がパンパンになったので、福島駅に向けて再び歩く。近くに福島城跡があるらしいのですが、今回は荷物が多くて疲れたのでパス。体力無くてすみません。
そして福島駅前にある中合福島店のデパ地下へ。ここでは敬老の日のプレゼントに玉嶋屋のようかんを買いました。玉嶋屋さんは福島県の二本松にある老舗の和菓子屋さんで、ここのようかんはすごく美味しいと有名なんですよ。
中でも江戸時代からの製法を守り続けてる「本煉羊羹」は絶品!表面が砂糖でコーティングされたようかんで、後引く旨さがあります。
さずがに水虫パンをじっちゃんたちにプレゼントしたらひっくり返ると思ったので、玉嶋屋さんの和菓子にしました。そして自宅用にも買ってしまったのでした。
思い残すことはないので、東口にあるみどりの窓口へ。
そして新幹線の切符をゲットしたのでした。
余談ですが、LINEトラベルjpで新幹線の切符の買い方に関するガイド記事を書きました。自分が知ってる方法以外にもお得な切符の買い方あるかな~なんて、気軽な感じで読んでいただけると嬉しいです。
新幹線改札を通り、いよいよ旅のフィナーレです。
私が帰る頃になってから晴れ間が見え始めて複雑な心境。
そしてやって来た新幹線に乗って埼玉へ帰ったのでした。
長々と伝えてきた宮城&福島の青春18きっぷ旅。お付き合いいただき、ありがとうございました。今年は東北一周ができなかったので、またいつか実現させたいと思います。
次回からは通常モードで各駅ごとに旅記録を紹介していきたいと思いますので、ぜひぜひこれからもよろしくお願いします。
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長々とお伝えしてきた宮城&福島の青春18きっぷ旅も、残すところあと2日となりました。明日は帰宅日となるので、この日が最終日と言っても良いでしょう。
せっかく青春18きっぷに乗って遠方に来たのですから、 続きを読む 飯坂温泉に信夫山も!飯坂電車のお得なきっぷで観光三昧‥青春18きっぷで宮城&福島⑥
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宮城&福島の旅の5日目は、青春18きっぷの本領発揮と言わんばかりに、常磐線を反復横跳びのごとく上下線乗り降りして、いろんな駅を訪問しました。
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宮城&福島の青春18きっぷ旅も真ん中くらいまで差しかかりました。ここからは完全に福島県の記録です。
前日は雨だったこともありゆったりペースの旅程でした。4日も天候に恵まれなかったのですが、さすがに2日続けてのんびりしてられなかったのでペースアップ。
常磐線と磐越東線に乗って行ったり来たりしています。
9:18相馬(常磐線・原ノ町行)-9:36原ノ町(駅散策)
9:52原ノ町(常磐線・浪江行)ー10:11浪江(出発まで駅散策)
10:30浪江 常磐線代行バス 富岡行に乗る
11:00富岡(出発まで駅散策)
11:30富岡(常磐線)-12:12いわき
※ホテルに荷物預ける
13:13いわき(磐越東線 郡山行)-13:55小野新町
・リカちゃんキャッスルへ
16:01小野新町-16:31小川郷(レトロ駅舎)
17:17小川郷-17:27いわき
ネタバレしちゃうと、体力が尽き果てて小川郷駅には立ち寄れませんでした。この日のメインは常磐線での代行バス移動ですね。
この日も天気が悪く、朝から靴がびちゃびちゃになりながらホテルから相馬駅に向かいました。
雨に加えて折り畳み傘がひっくり返るくらい風も強く、歩くペースが遅くなってしまったのか、駅に着いたのがギリギリで、青春18きっぷにスタンプ押してくれる駅員さんに
「もう電車来ちゃうよ!」
心配されながらダッシュで跨線橋を渡り、電車に乗ったのでした。
朝からせわしない思いをしてしまい、ゼイゼイ息を吐きながらボックス席に座る。
窓の外を撮ろうと思ったら、窓ガラスについてる水滴にピントが合ってしまい、まともに撮れない。でもまあ、天気の悪さは伝わるでしょうか?
そして最初の乗換駅である原ノ町駅に到着。滞在時間は10分ちょっとなので、ダッシュで駅舎と駅周辺の写真を撮る。
駅入口には、相馬氏の家紋である「七曜紋」。黒い丸は星を現してるんだそう。
駅前の横断歩道を渡り、大急ぎで駅舎の全体像を撮る。残念ながらこれで時間切れ。でも原ノ町駅はホテルがいっぱりあり、今後も観光拠点に立ち寄ることがあると思うから、そのときに相馬氏との歴史やらいろいろ見ていこうと思います。
「また来るで~」と挨拶して、再び電車に乗り、浪江駅へ向かいます。
再び常磐線に乗る。車両内にゴミ箱あるの見ると、鉄道旅に来たな~という実感がわきます。
奥にある2人がけの椅子にチェックイン。
そして、浪江駅に到着。東日本大震災で被災した場所として知られる福島県双葉郡浪江町にある鉄道駅です。
特に福島第一原子力発電所事故の影響で、避難暮らしが余儀なくされたことで有名ではないかと。
浪江駅のホームの様子。
実は女川のホテルに泊まってるとき見たテレビでちょうど浪江町の特集が組まれていて、そこの情報では避難解除されたものの、かつての人口の約3%しか町に戻ってきてないそうです。
ホームから改札までの通り。浪江駅から先は現在代行バスでの運行になっていて、福島第一原子力発電所事故のこともあってか、ひと目見ようと足を運んでいる人は多かったです。
私?私はいわきまで行くのに郡山方面に引き返して向かうのが嫌だったというのと、やはりひと目見ておこうと思ったのとで気持ち半々です。
特定の空間における1時間あたりの放射線量を示す、「空間線量率」。単位はマイクロシーベルト(μSv/h)、ニュースで聞いたことあるかも。
ちなみに東京都健康安全研究センターによると、新宿区の1日平均は「0.059」らしい。(参照:http://monitoring.tokyo-eiken.go.jp/etc/qanda01/)
うん、違いが分かりますね。
立派な駅舎。昔ながらのローカル都市の横長駅舎って感じです。
駅舎正面には、バス停が。代行バスが来るまでみなさんこの辺をうろうろしてました。
私はさらに離れた場所もうろうろしてたのですが、そしたらいつの間にか代行バスが到着しており、人がなだれ込むようにバスに乗っていました!
すごく優しいバスガイドさんにお出迎えしてもらい、息を切らしながらバスに乗った結果、ほぼ満席状態で、一番後ろの真ん中しか空いてませんでした(´;ω;`)
そして、バス出発です。
幸い隣の方が爆睡されてたので、こっそり窓の外を撮影する。正直、いろんな被災地を見てきましたが、ここでの風景が一番驚いたかもしれません。
私の知ってるガソリンスタンドが、コメリが、紳士服のコナカが、建物が瓦礫と化し、しかもボーボーと生えた雑草に覆われているのですから。
放射線の影響もあり、走行中は窓を開けてはいけないというのも、「あぁ、帰宅困難区域を移動してるんだな」と実感させられました。
そんなこんなで富岡駅に到着です。
お腹が空いたので、駅に隣接した「さくらステーション KINONE」へ。
そして桜色をした「さくらうどん」を食べました。500円とリーズナブル。
駅がある富岡町は、桜が町の木ということで、復興への歩みのひとつとして誕生したメニューだそうです。
うどんにコシがあり、ワカメはプリプリで、ほうれん草のおひたしも付いてくるしで、とても美味しかったです。
そして富岡駅内に入る。
ホームに待つ電車が1台・・。時刻と発車ホームからして私が乗るのはこの子らしいのだが、特急列車っぽいいでたちなので乗って良いのか一瞬戸惑った(笑)
もちろん乗ってOKなので、いわきへ出発!
いわき駅に到着後は、宿泊するホテルへ。荷物を預けたら再び駅に戻り、次は磐越東線に乗り込みます。
体力ないんですかね~。磐越東線に乗り込んだ瞬間、爆睡してしまいました。
そしていつの間にか小野新町駅に到着。乗り過ごさなくてマジで良かった。
この駅名を見るたび、阪神タイガースの小野投手を思い出してしまう野球ジャンキー、ホームに降り立つ。
小野新町の駅舎は、古き良き木造駅舎。駅名看板が1文字ずつ区切られたブリキ製のやつでいい味出してる。
左端にちょこんと矢印みたいな屋根(?)がのってるのがドールハウスみたいで可愛らしい。
小野小町駅からはリカちゃんキャッスルへ行きました。
※小野新町駅をピックアップした記事が完成しました※
名前の通りお城づくりのテーマパーク。周りが自然豊かだから、お城の佇まいがまた絵になるんですよ。
そして、リカちゃんの歴史やレアなグッズなどを見て回る。むちゃくちゃ可愛い。申し訳ないけど小野君の可愛さもかすみますわ。
リカちゃんやジェニーちゃんで遊んだことがある人なら、絶対テンション上がると思います。
でもリカちゃんキャッスルはLINEトラベルjpの取材で訪れたので詳細は記事の方で‥。
※リカちゃんキャッスルのガイド記事、完成しました※
取材裏話はこちらで。
文字数が多くなってしまったので、今回はこの辺で。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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