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こんにちは。かのえかなです。今回からは、広島県にある的場町停留所から始まる散策を紹介します。2013年3月の様子なので、現在(2020年)といろいろ違うかもしれません。
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今回は、松浦鉄道の泉福寺駅から泉福寺洞窟まで歩いてたときの様子をお伝えします。
長崎の中でも人気観光エリアの佐世保市ですが、泉福寺洞窟の存在を知らない方は多いのでは?なんと言っても泉福寺洞窟は、国指定史跡でありながら、住宅地の中にひっそりと佇む謎めいたスポットなのです。
写真多めになるかもしれませんが、面白い場所だと思うので、ぜひぜひ最後までお付き合いくださいね。
さてさて、Googleマップで泉福寺洞窟の場所と行き方を確認すると、駅近くにありながらグルーっと遠回りして1km歩かないといけない…というルート案内が表示されます。
でも実は、もっと簡単にアクセスできる方法があるのですよ。この方法なら、泉福寺駅から歩いて5分ほどで泉福寺洞窟まで行けます。
では、さっそく泉福寺駅を出発です。ホームの先にある小さな階段を降ります。
そして、泉福寺駅のホームを右手に見ながら歩きます。
Googleマップの案内だとだと反対方面に歩いて遠回りするのですが、その必要はありません。さっそく抗って行きましょう。
歩いてる場所は、ぐうの音も出ないほどのありふれた住宅地。お昼間なので、静かです。
ローカル感あふれる看板もありました。
住宅地を道なりに歩き、5分ほど経ったころ、こちらの泉福寺洞窟への案内板が見つかるかと思います。この先は、案内板の横にある細い道を歩きます。
すると、写真のように「国指定史跡 泉福寺洞窟」と書かれた白い立て看板が見つかるはずです。レンガで舗装された細い小道を歩きましょう。
Googleマップだと、この道がルートに引っかからなかった模様。でも、こんな立派な看板があるんだから正規ルートですよね。
洞窟に近づくほどに、辺りが薄暗くなっていきます。いよいよって感じです。
数分ほど歩いたら、こちらの入口に到着しました。泉福寺洞窟の歴史がつづられた案内板があるのでサラッと読んでみました。ここで面白い事実を発見。
泉福寺洞窟って、地元大野中学校の学生が見つけたのだそうです。簡単に流れを説明すると…。
中学生「うちの地元には雑木林に囲まれた洞窟があるなあ~」
↓
中学生、どこからしらの遺跡発掘調査を見学しに行く。
↓
中学生「あれ、ココ地元のあそこと似てね?」と発掘調査員に話す。
↓
発掘調査員「ほんまもんの遺跡や!宝の山や!」
って感じなのだそう。中学生が発見したのが1969年。その翌年から調査を開始し、第10次にもわたって1979年まで調査をしたのだそうです。
そして、泉福寺洞窟の一番下の地層からは、豆粒文土器(とうりゅうもんどき)が見つかりました。これが、世界最古級の土器といわれています。
案内板で泉福寺洞窟の歴史を確認したところで、さらに先へと進みます。「階段で歩道が整備されてるなんて楽勝じゃ~ん」と思ったのもつかの間…。
突如、道なき道が現れました。「え、嘘…」と絶句したことを何年も経った今でも思い出せるほど、このときの驚きはすごいものでした。
でも、ここまで来たらやるっきゃないよね!とさらに先へと進みます。
カメラを片手に歩き始めるものの、写真がうまく撮れずにブレブレ。最初は平らな道だったのですが、洞窟に近づくほど道が斜めってきたのですよ。
斜めってる場所で足を止めて撮影できないので、途中からはムービーにしてカメラを持ちながら歩くことにしました。何となくでも斜面の急な感じや大変さを感じ取っていただけたら幸いです。
どうにかこうにか先へ進むと、木の隙間から洞窟らしきものが見えてきました。
写真のデータを見返すと、斜面を歩き始めてからこの光景を見るまでの時間はわずか1~2分。でも体力がない私にはもっと長く感じたぞ…。
そして、やっとこさ泉福寺洞窟に到着しました。ここが穴場スポットでよかった。大人数で行っても、御覧の通り洞窟前のスペースが狭いのでぎゅうぎゅう詰めになってしまいます。
では、もっと泉福寺洞窟に近づきますよ。穴は2つあって、手前の方が大きめで奥は小さく、子どもでも中に入れるかどうかって感じです。
遺跡発掘でいろいろ調査されただけあって、洞窟の壁や土地は割ときれいです。でも迫力はあります。
子どものときにこんな立派な洞窟見つけたら、私なら秘密基地にして遊んで、貴重な遺跡を踏み荒らしてそうです。しっかりした中学生に見つけてもらってよかったね。
苔が緑色に染めた壁が特にきれいで気に入りました。
でこぼこになっているところは、自然に穴があいたのか、それとも昔の人があけたのか…。妄想が広がります。
洞窟というと、コの字に穴が掘られているイメージですが、泉福寺洞窟は奥に進むほど高さがなくなりっていきます。
洞窟の一番奥まで入ってみたときの様子です。最後は這うようにしないと入れませんでした。
白っぽい土の中に小石が混ざり、どことなくきれいに並んでいるような気が…。これは発掘調査されたという証なのでしょうか?そして、岩がところどころ真っ黒になっているのが気になります。火を使っていた痕跡なのでしょうか?
小さな芽が出ている。
洞窟の周辺は、どこにでもある普通の雑木林で、苔におおわれた石もたくさんありました。
こんな感じで泉福寺洞窟をじっくり見て、最後はこけしのはれぎちゃんと記念撮影をして別れを告げました。
そして再び泉福寺駅へ。
電車が来るまで少し時間があったので、洞窟の反対方面の道を歩いてみたところ、なにかを祀っている祠?のようなものを見つけました。
でも正体は分からず。「為河棚先祖代々」と書かれています。
こんな感じで泉福寺駅散策は終了です。ちなみに泉福寺洞窟の出土品と洞窟でで見つかった豆粒文土器は国指定重要文化財に指定され、現在は佐世保市博物館島瀬美術センターの所蔵品となっています。
また、豆粒文土器のレプリカは佐世保市うつわ歴史館で見ることができるそうですよ。
佐世保観光の一環で行ってみると良いかもしれません。私も行ってみたいなあと思います。
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2014年11月。稲刈り後の象潟・九十九島を訪ね、その美しさにべっくらこいた私。
「これ、黄金の稲穂が実る時期に行ったらどんでもねえ絶景が待ってるんでね?」と思い、2016年9月に再訪。今回はそのときの記録です。
稲刈り後の象潟・九十九島の記録はこちらから。今回は写真メインなので、文章で真面目なガイドしてる方が好みという方は、こちらから私が書きました『LINEトラベルjp』記事をご覧ください。
2回目の象潟訪問は、慌ただしいものとなりました。事情は次の通りです。
まずは山形駅を出発して、奥羽本線でかみのやま温泉駅へ。そこで上山城を見てから、新庄駅に行き、戸澤神社ともがみ体験館に行く予定でした。
ところがどっこい、トラブルが生じましてね…。
本来は新庄駅(陸羽西線酒田行)で酒田に行き、そっから陸羽西線で象潟駅行く予定が、陸羽西線の線路上にトラブルが生じ、新庄・酒田間は代行バスで行くこととなったのです(涙)
そのため、新庄駅散策は中止。てんぱり過ぎた私は「普通列車がダメでも特急列車ならOKなら、特急券買います」とかわけ分からん事を言ってしまいました。
駅員さんには「特急列車でも通る線路は同じですから…」と至極当然なツッコミを受けてしまう逆ファインプレー。結果、予定より1時間遅れで象潟駅に到着。しかも以前書いた通り、変な人につかまるというオマケつき。
踏んだり蹴ったりだけど、旅のスケジュール的に今日ぜったい九十九島に行かないといけない!しかも、道の駅 ねむの丘も行きたい!
…そこで、駅トホ的には販促ですが、駅前からタクシーで道の駅・ねむの丘に直行してしまいました。予定外の出費にちょっぴりトホーな貧乏旅人。
こうしてたどり着いた、道の駅 ねむの丘。立派な建物に大きな駐車場を見て、やたら感動した記憶があります。
ねむの丘には九十九島が一望できる無料展望台があるのよ~。ってことでズンズン進む。
そして、ようやく見られたこの景色。ちょっと日が暮れかかってるけど感動。黄金の海に小島がいっぱい浮かんでる~。
青空のときも見てみたかったな~。でもこのアンニュイな雰囲気も好き。
九十九島の反対側には日本海が広がります。でも、曇り空で海も空も同じ色でした。
展望台から九十九島を眺めて満足し、売店も少しウロウロする。
正直、かなり充実してました。めっちゃ買い物したかったのですが、荷物両手に九十九島をこれから歩くわけにはいかなかったので泣く泣くスルーです。
道の駅 ねむの丘から象潟駅方面に国道7号線沿いを歩くと、九十九島の観光地的入口があります。
こんな感じです。前回はマニアックなルートから入っちゃったので、こっちの方がベターですよ。
目の前にある踏切を渡ると、その先は別世界。
深い緑に包まれたココは、九十九島のシンボル・蚶満寺(かんまんじ)の入口です。
地図を見ると、いろいろ見どころがあるみたいなのですが、いかんせん時間がないので、99%スルーして黄金の稲穂地帯に向かいます。右下にある山門だけ見ていきましょう。
こちらが山門です。前回はマニアックなところから参拝しちゃったから見逃してたんで、やっと出会えた~という感じです。
あまりの嬉しさにもう1枚撮影。中に絵馬が掛けられてます。
そして2年ぶりの再会の蚶満寺の本堂。今回はマッハで参拝してさよならしちゃいました。
どんどん日が暮れ、おまけに小雨もパラついてきて、かなり焦りながら九十九島に到着。
1年間待ち焦がれていた景色だ~。
展望台から見るのもいいけど、個人的にはこうして間近で見る方が好きです。写真では表現できないほどのパノラマ感があります(私の撮影スキルが足りないだけ?)。
こんな案内板もあるのですが、時間的に無理なのでスルーです。宿泊先のホテルの夕飯の時刻が決まってるのですよ(*_*)
それでもいいの。九十九島はこんなに美しい。
島の名前がサッパリ分からんけど、楽しい。
歩いてる道はこんな感じ。普通に整備されています。
お、白い軽トラだ。
近づいてきたぞ。そして通り過ぎたぞ。
だいぶ暗くなってきたな~と思ったら
明るくなったりで、翻弄されつつ象潟・九十九島散策のフィナーレへ…。
1個くらい有名な島を見ておくことにしました。
そしてたどり着いたのが、能因島です。手前に普通に畑があって、島って感じしませんね。
でも、ここは松尾芭蕉も訪ねた場所なんですよ。松尾芭蕉が訪ねたときは地震で陸地が隆起する前なんで、船で来たそうです。
こんな感じで散策を終えて、ホテルに戻りました。
象潟駅周辺で見つけたご当地マンホールは2枚でした。1枚目はこちら。現在の地名である「にかほ市」になる前の「象潟町」のころの貴重なマンホールです。
九十九島と日本海から見える夕日が描かれています。手前の松の木は、当時の町の木だったそうです。
2枚目はこちら。こっちは、にかほ市になってからのマンホールだそう。バックには日本海と夕日と灯台。
そして、手前には象潟町の町の花である「ネムの花」と仁賀保町の「ミズバショウ」、 金浦町の「フクジュソウ」が咲いています。
合併した町の花が一緒に咲いている、歴史を感じる1枚ですね。
地名が読めないという、しょーもない理由で訪ねた象潟駅でしたが、行ってみるととんでもなく素敵な場所に出会えて、本当に良かったです。思い出深い駅のひとつになりました。
では、今回はこの辺で。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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今回も初めて象潟駅を訪ねた「三連休乗車券で象潟を目指す旅2014」のときの散策エピソードです。
前回は、象潟・九十九島の田園風景を中心に紹介しましたが、今回は九十九島エリア内にある寺社めぐりがメインです。 続きを読む 象潟・九十九島を歩き、蚶満寺と八島神社を参拝【象潟駅/秋田県】
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今回は、象潟駅から歩いた散策エピソードです。
象潟駅には、「三連休乗車券で象潟を目指す旅2014」と「東日本&北海道フリーパスで東北一周2016」で、合計2回訪問したことがあるのですが、今回は2014年に訪問した時の記録となります。