肥前浜駅

タイミング悪く駅舎リニューアル工事中の「肥前浜駅」を訪ねちゃった話

今回の主役は佐賀県にある肥前浜駅です。2018年春の青春18きっぷで訪ねました。九州のレトロ駅舎を見ようといくつかの駅をピックアップしていたのですが、改築されている駅舎もちらほら。駅舎好きとしては複雑な気分でした。

中でも肥前浜駅は、工事中という特にズッコケちゃいそうなタイミングで訪ねてしまい印象に残っています。観光案内所の方にも「いろいろ残念過ぎますね」と言われてしまう始末。その過程も交えつつ駅探索を紹介します。

※2021年7月現在の情報をもとに書いております(撮影日は下記参照)




肥前浜駅の駅名標の背景に不穏な予感

肥前浜駅

まずは肥前浜駅の基本情報から。

所在地:佐賀県鹿島市浜新町
路線:長崎本線(JR九州)
撮影日:2018年3月下旬

跨線橋から撮った様子です。こうして見るとホームはひとつだけのようですが、もうひとつ1面2線のホームもあります。

肥前浜駅

こちらが1面2線のホームです。でも上下線ともに、基本的にはこちらのホームは使わないそうです。私も駅舎が目の前にあるホームで下車しました。

ホームで撮った駅名標。中央に描かれている鳥居は、駅の所在地である鹿島市にある祐徳稲荷神社(ゆうとくいなりじんじゃ)のものです。

祐徳稲荷神社は日本三大稲荷に数えられるほど有名な場所なんですよ。私も行きたかったのですが、このときは残念ながら参拝できませんでした。

そして駅名標の後ろには工事現場って感じのフェンスに、中に何も入っていない新築って感じの建物。これを見た瞬間、「あ…」といろいろ察してしまいました。




肥前浜駅から見える新浜大橋

肥前浜駅

普段あまり使われることのないプラットホームにも、待合所が設置されています。

肥前浜駅跨線橋から見た駅周りの景色は、田畑半分・住宅半分という感じでのどかです。

その奥に見えるのは、新浜大橋です。浜川に架かる橋で、すぐそばは海(有明海)となっています。駅の名前からしても海に近いって感じしますからね。

肥前浜駅から新浜大橋までは、歩いて約15分の距離となります。

リニューアルオープン直前に訪ねてしまった肥前浜駅

肥前浜駅

いよいよ駅舎探索です。といっても、フェンスに囲まれて人の気配もなく、近寄りがたい雰囲気。タイトル通り工事中ですからね、仕方ありません。

肥前浜駅

格子窓が印象的なレトロ風の駅舎ですね。お、ホームに隣接した駅舎の扉が改札口になっているのか。

肥前浜駅

まだ未完成の改札口。使用済み切符を入れる箱はあるけど、ICカードをタッチする機械はないし、どんな感じになるのか想像ができません。

完成後の姿を見に再訪せねば。また旅の宿題が増えました。

肥前浜駅

駅舎を外から見るとこんな感じ。「駅」って漢字が旧字なのがレトロ感をさらに高めています。

といいますのもこちらの駅舎。肥前浜駅を開業したときの駅舎を復元しているのだそうです。

肥前浜駅

もっといろんな角度から見たいのですが、工事中なのでいろんなものに阻まれて断念。まあ、私が悪いですね。

肥前浜駅

気を取り直してちらりと時刻表を見る。・・・と、私が事前に確認していた時刻表とダイヤが変わっていることが判明。

15:12の電車に乗る予定が、13:28の電車に乗らなきゃいけなくなり、大幅な滞在時間の短縮になってしまいました。




駅前の観光案内所で雨宿りすることに

肥前浜駅

駅舎の工事に、ダイヤ改正による滞在時間の短縮…。さらにトラブルは続きます。写真の様子からも分かる通り、訪問時は天気が悪くてとうとう雨が降ってきてしまいました

そこで駅前にある観光案内所で雨宿りすることに。工事中ということで、プレハブの仮設の案内所なっていました。待合所と切符販売所も兼ねています。

ザーザー降る雨を見ながらがっくりしていたら、観光案内所の方が声をかけてくださいました。そして、あと2~3日で駅舎がリニューアルオープンすることが判明。しかもその日には盛大なイベントも開催されるとのこと。

思わず「えぇ・・」と絶句してしまったら、観光案内所の方に雨空を見ながら「正直、いろいろ残念過ぎますね」と言われてしまいました。

いろんな駅を訪ねて旅してますが、ここまでタイミングが悪かったのは初めてかもしれません。

肥前浜駅

がっくり肩を落とす私に、観光案内所の方が「傘をお貸ししますよ」と言ってくださいました。そうですよね、埼玉からはるばる来てこのまま終わらすわけにはいきません。

わずかな時間とはいえ、できる限り散策をすることにしました。雨脚が弱まったタイミングで出発!次回はその様子をお伝えします。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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