徳島駅周辺を観光した後、高徳線で高松駅へ!【12泊13日の青春18きっぷ旅・2013年春 #7】

投稿日:2022年5月2日 | 更新日:2023年9月28日

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12泊13日の青春18きっぷ旅(2013年春)・7日目の様子を紹介します。今回は徳島駅周辺を散策した後、高徳線に乗って高松駅へ。

引田駅オレンジタウン駅で途中下車して、高松に着いたら日本三大水城の玉藻公園を訪ねました。では出発です!

※2022年4月現在の情報をもとに書いております(撮影日は2013年3月7日)




徳島駅から4駅!地蔵橋駅のレトロ駅舎を見に行く

9時15分ごろホテルをチェックアウト。さっそく徳島駅から散策・・・のその前に

切符を買って、ちょっと立ち寄りたい駅へ向かいます。なんでかわざわざ硬券買ってます。ボケてたのかもしれません。

徳島駅から牟岐線(むぎせん)に乗ること、15分。お目当ての駅に着きました。

地蔵橋駅です。

ホーム1面の片側のみに線路がある、1面1線の地上駅。

地蔵橋駅に来たのは、1926年築(大正15)のレトロ駅舎を見たかったから。

こちらが地蔵駅の駅舎です。瓦ぶき屋根に大きな玄関庇が特徴の木造駅舎。

アルミ製の引き戸や窓枠にイマドキ感はあるものの、旅情をかきたてるノスタルジックな雰囲気は残しています。

駅前には電話ボックスに小さな赤いポスト、そして白ポストもありました。これらのアイテムもまた哀愁を漂わせてくれてます。

色あせて、ちょっと文字がかけちゃってる駅名標もまた愛おしい。

地蔵橋駅は無人駅。Wikipedia情報によると、現在の駅舎内には地元の方の交流スペースが設けられてるそうです。

私が訪問したときにはレトロな路線図がありました。

地蔵橋駅は駅舎さえ見られればOKって感じで、周辺は適当にあるのみ。畑や山々といったのどかな風景が広がっていました。




徳島駅から歩き、徳島眉山天神社を参拝する

地蔵橋駅から徳島駅に戻ってきたので、再び散策します。写真を見返すと、今は閉業してしまったそごう徳島店の看板が写っています。

徳島駅から歩いて約10分で阿波おどり会館前に到着。

ベンチの屋根が阿波おどりの傘になってます!

阿波おどり会館からは眉山の山頂に行けるロープウェイが出ているのですが、残念ながら時間がないのでスルー。

今回は阿波おどり会館の隣にある徳島眉山天神社を参拝しました。

案内板によると、江戸時代に徳島藩主を世襲した蜂須賀家政が、阿波藩の学問の神様として菅原道真を祀った神社だそうです。

大きな拝殿。3月には梅が見ごろを迎えてました。

菅原道真公像。

そして、徳島眉山天神社といえばの知恵の牛。さすればさするほど知恵がつくと伝わっています。

ちょっとご縁は分からないのですが、ラジオ体操の像なるものもありました。

徳島眉山天神社境内にある姫宮さん(姫宮神社)も有名です。

ハートマークからお察しいただける通り、恋結び・縁結び・子宝・夫婦円満のご利益があると伝わっています。

鳥居の奥にある巨大な陰石(男女の陰部に似た石)が姫宮さんとして、古くから親しまれているそうですよ。

こんな感じで徳島駅散策を終えた後、高徳線に乗ったのでした。




引田駅&オレンジタウン駅を訪ねる

12時10分ごろ徳島駅を出発。1時間ほど電車に揺られて途中下車したのは、香川県の引田駅です。ここは当時のブログ友達にレトロな街並みをおすすめしてもらって降りたのでした。

乗り場を告げるプレートもレトロでいい感じ。

「レトロな街並みがおすすめ」とは聞いたものの、場所や名前が分からず彷徨う。そして駅から歩いて10分ほどの場所で見つけたのが、醤油醸造所のかめびし屋です。

真っ赤な壁の蔵造りの建物になまこ壁が、とっても個性的でした。ただ写真がイマイチ。もっと上手く撮りたかったなぁ。

近くにはワンちゃんもいました。

かめびし屋から130mほど歩いたら、讃州井筒屋敷もあります。かつての商家の建物を改装した施設で、引田のレトロな街並み散策の拠点なんだそうです。

施設内ではお買い物のほか、和三盆型抜き体験なども楽しめます。私は時間がなくて、くる~っと見て退散しちゃいました。

1時間ほど引田駅に滞在した後、再び高徳線へ。40分ほど電車に揺られて次に降りたのはオレンジタウン駅です。

この駅で降りたのは、「ポケモンにありそうな名前だなあ」と思って興味がわいたからです。

駅舎がコンクリート打ちっぱなしでカッコよかった。

左側のアーティスティックな装飾が現代の駅舎っぽい。左側の扉を開くとテラスに出られます。

ポケモンは見つからなかったけど、マンホールとは無事遭遇。

さぬき市誕生のために新設合併された旧志度町の多和神社秋大祭の太鼓台が描かれています。

「しどおすい」って書かれてるところにもかつての地名の名残を感じられる、歴史の証人マンホールです。

オレンジタウン駅に着いたときは花粉症が辛すぎて散策がほとんどできず、マンホール撮影をしたらすぐに電車に乗って出発しました。




高松駅に到着!玉藻公園へ

オレンジタウン駅から約40分。今日の目的地・高松駅に着きました。駅を出た瞬間、あまりの都会っぷりに驚いたのを今でも覚えています。

駅から徒歩3分の史跡高松城跡・玉藻公園へ。西門から二の丸跡を通って中に入ります。

高松城跡を整備した造られた玉藻公園。海水をお堀に引き込んでるのが特徴で、日本三大水城にも数えられてるそうです。

公式サイトによると、現在はお堀で鯛のエサやり体験や、船に乗って遊覧する城舟体験ができるとのこと(玉藻公園:公式サイト)。

高松城跡・月見櫓です。公園内から見るよりも、外からお堀を含めてみたほうがらしさが感じられるかもしれません。

公園の中央には国重要文化財指定・披雲閣がありました。周辺の庭園も含めてとても見応えがあります。

私が訪問したときには、たくさんの盆栽も飾られていました。盆栽に詳しいわけじゃないのですが、何となく見入っちゃう美しさです。

こんな感じで玉藻公園を散策した後、ホテルにチェックインしたのでした。

夕食は徳島で買っておいた金ちゃんのきつねうどん。宿泊したのはビジネスホテル清惠でした。

すんごくアットホームなホテルで、お風呂は交代で使うことになってて順番が来たら女将さんが知らせてくれたのを覚えています。

お部屋にはコタツがあり、まだ肌寒い3月上旬だったので温まりました。

また電気ポットがなかったので、カップうどんを食べる用に女将さんがお湯を沸かして持ってきてくれましたのもいい思い出。

訪問から10年近く経ってますが、現在もアットホームな雰囲気が残っているようです。もっと写真撮っておけば良かった~。

デザートは白十字のミニ豆パン。白十字はさぬき市に本社がある、パン製造・販売メーカーです。スーパーチェーン・マルナカでパン部門を担ってるようで、私も引田駅そばにあるマルナカで買いました。

旅先で地域密着型のメーカーが作ったパンを食べるの、大好きなんですよね。その土地の日常の味に触れられるのがイイ!

個性的なロゴやマスコットがローカルなパンって感じで気に入ってます。味ももちろん美味しかった!

7日目の怒涛の旅はこれにて終了です。次回は香川を出発して本州に戻ります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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